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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年1月2日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第11回天馬賞(1/3)

  正月シリーズのばんえいは2日連続の重賞。3日は明け5歳の世代最強決定戦。天馬賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第11回天馬賞(BG1)
(2018年1月3日(水)16:40発走 帯広10R ダ200m 5歳オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  ホクトノホシ 牝5 740 村上章 村上慎 鹿毛 差
フウジンライデン 牡5 760 島津新 岩本利 栗毛 先
  プレザントウェー 牡5 760 赤塚健 久田守 鹿毛 差
タカラシップ 牡5 760 西将太 岩本利 鹿毛 逃
ホクショウディープ 牡5 760 鈴木恵 松井浩 青毛 逃
ツルイテンリュウ 牡5 760 長澤幸 山田勇 鹿毛 追
  タフガイ 牡5 760 西謙一 服部義 鹿毛 追
  ヒカルナナヒメ 牝5 740 工藤篤 谷あゆ 鹿毛 先
マルミゴウカイ 牡5 760 藤本匠 槻舘重 鹿毛 差
取消 10 ブルーオーシャン 牝5 740 藤野俊 松井浩 青毛 差
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  正月恒例の重賞2本立ての第2弾は明け5歳のチャンピオン決定戦、天馬賞。歴史は浅いものの正月の風物詩的レースとしてすっかり定着した。定量戦で、このころになると力関係がはっきりしてくるためか人気どおり決まることがほとんど。過去10年では1番人気は(7,1,2,0)と極めて安定。2番人気も(1,4,0,5)と半数が連対している。現在年間25ある重賞のうち、最も本命サイドで決まるレースと言って良い。一方、3番人気は連対が一度もないなど苦戦しており、馬券で言えば軸は信頼できるが、連勝式、3連系を狙うなら相手は幅広く受けたいところ。ちなみに前年度のダービー馬は5勝と強く、ハンデ差のある当該年度の銀河賞勝ち馬は4勝、柏林賞馬は2勝。騎手では鈴木恵介騎手が5勝とこのレースを得意としている。牝馬の優勝は一昨年のキサラキクの一頭のみ。
  今年はダービー馬で今年の柏林賞、銀河賞も連覇しているマルミゴウカイが実績では圧倒的ナンバー1。これにホクショウディープ、ツルイテンリュウ、フウジンライデンといった重賞勝ち経験のある馬たちを始め各馬がどう挑むのか。
各馬寸評:
 1 ホクトノホシ:一昨年のばんえいオークスでの人気薄での勝利が今も強烈に記憶に残る。今年度に入ってからは一息入れたことやハンデ差での不利もあり結果は出ていないものの、近走は馬体も成長し、差の無いレースができている。今回はオークスで勝った村上章騎手とのコンビで再度見せ場を作ることができるか。前に詰めて行ければ。
 2 フウジンライデン:明け3歳時のイレネー記念勝ちなど元々力のある馬、今シーズンは一時期のスランプを抜け出し安定して上位に食い込んでいる。特に前走はA1クラスの強豪を相手に大外から力強く逃げ切っての勝利で、相当力を付けたところを見せた。馬体重もここにきて増加し充実。控える競馬も可能だが出来れば前にいきたいところ。
 3 プレザントウェー:同世代戦では必ず顔を出し重賞の常連。しかし柏林賞で離されての3着がある程度で善戦止まりとなっている。障害は巧者の部類で崩れることは少ない。自己条件のクラスなら主導権を握って粘りきるようなレースも見せている。重賞では前半で置かれるようなこともあるので、積極的に前に行けば見せ場もありそう。
 4 タカラシップ:重賞は昨年度いきなりの繰り上げで出走したポプラ賞以来。この時は6着だったが年上の馬たちを相手に思い切った先行策で見せ場を作った。今回は自己条件クラスを連勝し自力で出走権を獲得。先行力と障害力がモットー。ウンカイの産駒で大きいレースの方が力を出せそう。使い詰めできているのはやや疲れが心配な面もある。
 5 ホクショウディープ:昨年度のダービー以来世代戦では常にライバルのマルミゴウカイの壁に阻まれ2着続き。スピードはあるが障害で手間取る分だけ遅れをとってしまう。しかし古馬オープンでの強い相手が揃うレースにも果敢に挑戦し結果を出している。前走は軽量戦の地吹雪賞を使いスピード感覚を磨いて、タイトル奪還をめざす。
 6 ツルイテンリュウ:重賞は一昨年のばんえい菊花賞勝ちがある。普段は序盤から置いて行かれて障害でも苦しむことも多いが、重賞になると不思議と力を発揮して人気薄でも上位に食い込んでくる。ペースが落ち着けばじっくり行けて直線で鋭い切れ味を発揮できるようだ。今年度引退した大河原騎手の手綱捌きを長澤騎手がいかに引き継ぐか。
 7 タフガイ:明け5歳では11番目のランクだったが、コウシュハローヤルの回避により出走権を獲得した。重賞は柏林賞以来2度目の挑戦。柏林賞は5着だったがかなり差を付けられている。一方同世代の特別戦すずらん賞で鮮やかな差し切りを決めて勝利したこともあり、一旦嵌まれば切れ味で一発も。テン乗りの西謙一騎手にも期待。
 8 ヒカルナナヒメ:ばんえいオークス、クインカップと牝馬重賞でいずれも惜しい2着。牡馬との混合重賞の出走は2歳時のナナカマド賞以来となる。先行力、障害力ともに持ち合わせており成績は安定性している。ただこの世代は牡馬と牝馬の力の差があると言われ、その中でどこまで粘れるかがカギ。爆発力はないが粘り強さは持っている。
 9 マルミゴウカイ:真打ち登場。世代重賞はダービー、柏林賞、銀河賞といずれも横綱相撲で快勝。特に銀河賞は最大60kgのハンデ差をもろともせず次元の違う走りであった。その後3か月休養した後、前走はオープン最上級の馬に挑戦。無理に行かずにレース勘を養うことに徹した。叩き2走目で万全の態勢。軽馬場で障害を焦らなければ。
 10 ブルーオーシャン(同馬は取消となりました。)明け3歳時に黒ユリ賞を優勝したがその後大スランプ障害が全く上がらない時期が続いた。しかし一息入れて今年度に入ってからぐんぐん力を付け快進撃。クインカップでは障害をスムーズにクリアして快勝した。しかしその後はクラスが上がって壁に当たりつつある。鋭い切れ味はあるので嵌まれば見せ場はありそう。

まとめ:
  明け5歳にもなると大体勢力図は固まってきており、定量戦のこのレースでは実績馬に極めて有利だ。本命絶対のデータからするとここはマルミゴウカイで鉄板だろう。4歳(明け5歳)三冠の可能性は極めて大きい。ただ競馬なので何が起こるかわからない。そこであえて弱点を探してみた。一つは臨戦過程、3か月休養した後の復帰戦は古馬オープン相手とは言え全く勝負になっておらず、叩き2走で勝負勘を取り戻せるか。それと最近はほとんど出ていないが障害で若干引っかかることがあり、雪の影響で軽馬場になってペースが速くなった時にどうかというところ。あとは両脇が牝馬でそれらを気にすることがないか。(昨年度9月に同様のケースがあり1番人気の7着に沈んでいる)しかしそれらを多く割り引いてもなおこの馬の力は数枚上だ。素直に相手探しをした方が良い。
  2番手にはフウジンライデンの復活に注目したい。2歳時の重賞2勝の力がここに来てよみがえってきた。最近は馬体も充実し体調も良さそうだ。マルミゴウカイは強いがしっかり自分のペースを作って接戦に持ち込めれば勝機はゼロではないとみる。重賞2着続きのホクショウディープも当然巻き返しを図る。障害は決して得意でないが、それでも諦めずに進む姿勢はいつか功を奏するだろう。古馬戦や軽量戦を積極的に使い勝負勘を養っている。上手く障害を越えればスピードで押していくことも考えられ、これを単穴とした。あとの馬は若干力の差がありそう。その次となるとやはり菊花賞馬で鋭い追い込みで馬券圏内に食い込んでくるツルイテンリュウが妥当なところだろうが、あえてヒモ穴を狙うなら連勝でフナノクンやサクラダイチなどを抑えて出走権をつかんできたタカラシップはどうだろう。障害力・先行力とも兼ね備えており実績のあるウンカイ産駒、大きく力の差はないのではないか。あとは地力と経験のあるプレザントウェーあたりが接戦になれば台頭か。牝馬勢は勢いのある馬も多いがやはりこの世代はやや力の差がありそうで無印とした。

はむ!の馬券狙いどころ:
  昨年のこのレースの馬券を振り返ると、センゴクエースという絶対的王者がいてそこから狙ったにもかかわらず2着に無印のコウリキが入り配当ゼロだった。あるいはこの世代の銀河賞でもツルイテンリュウにやられている。2連、3連を狙うとそのようなことが多い。今回もマルミゴウカイが頭としてはかなり信頼できるが2,3着でなんとか取りこぼしのないようにいきたい。といいつつマルミがこければ大穴馬券も狙えるのではという誘惑が迫ってくる。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   9→2,5→2,5 合計2通り 各200円
   9→2,5→2,5,4,6 合計6通り 各200円
   9→2,5,4,6→2,5,4,6,3,7 合計20通り 各100円
   2,5→9→2,5,4,6 合計6通り 各100円
  枠複 8=2,5,4 2=5 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 6=9,2,5,3 3=9,2,5 合計7点 100円
  合計5,700円で勝負! (残高34,330円-5,700円=28,630円)
            ※残高には帯広記念の当たり分(わずか)は入っておりません。

  今回の結果と回顧は、ヤングチャンピオンシップや帯広記念の結果と併せて年明け第1週までには報告したいと思います。

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