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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2018年4月16日月曜日

【はむ!と一緒にばんえい競馬2018】4/20~ばんえい2018年度新シーズン開始!

はむ!のばんえいコラム
ばんえい2018年度新シーズン開幕
  いきなりコラム欄復活!・・といっても新年度なのであいさつのみです。今後も気が向いたときだけ書きたいと思います。
  さて、新年度が始まり、ばんえいも4月20日から新しいシーズンが開幕します。昨年も同じことを書きましたが、近年ばんえいの売上は右肩上がりを続けています。地方競馬全体にも言えることですが、ネット投票の拡大(特に昨年のばんえいはSPAT4の本格導入が大きかった。)は大きな要因で、これがファン層の裾野が広がったといえるかどうかははっきりはわかりませんが、全国から注目をされるようになったということは間違いのないところで、とにかく一時期の危機的状況から脱しつつあります。これは関係者の方々の努力があってこそでしょう。これからもばんえいや競馬全体の盛り上がりを期待していきましょう。一方、昨年度のばんえい記念のニュータカラコマの事故のように、注目を浴びることが多くなる反面リスクや課題点も見えてきます。こういった部分もきちんと受け止め改善すべき所は改善すべきだと思います。ファンの一員として意見、提案していきたいものです。

  そして当欄はついに7年目突入です。今年も重賞予想中心のスタンスは変えないつもりですが、筆者は本州在住でかつ別に本業のある身ですので、一ファンとして読んでくださる皆さんと一緒にあまり肩肘張らずやっていきたいと思います。ただ、あまりばんえいをやらない人にばんえいの良さを知ってもらいたいというのがあるので、興味を引く書き方が出来ればなあと思います。あと、例年馬券成績がひどいので、今年はもう少しきちんと収支を考えながらやっていきます。今年の新たな趣向として、当欄では通常の三連単中心の勝負に加え、単勝・ワイドの勝負を別財布でやってみたいと思います。
  (今年度の馬券ルール)25本のばんえい重賞について、1レース6000円以内(通常4000円、単勝・ワイド・応援馬券2000円)。歯止めをかける意味で、昨年同様、年間の赤字が10万円を越えた時点で馬券は終了(予想は最後まで続けたいと思います。)。但し計算がややこしいので残高制はやめて、黒字(または赤字)額のみとします。
  まあそんなわけで、よろしくお願いします。

  ところで、新年度なので新に2歳馬たちがデビューします。これに先立ち、先日4月8日第1回能力検査が開かれました。これに合格して初めてレースに出走することができるわけです。今年第1回は193頭のフレッシュなばん馬たちがその検査に挑戦し164頭が合格しました。今回、筆者独自で合否別・タイム順一覧表(父母、毛色、生産地などの情報入り)を作ってみましたので参考にしてください。

  ・2018年 2歳馬・第1回能検(4/8)合格・タイム順一覧表

  さて、次回は、4月29日(日)に今年度最初の重賞、ばんえい十勝オッズパーク杯があります。いつもの重賞予想は前日までに書きます。

それでは、今年度もばんえいを楽しんでまいりましょう。

2018年3月31日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第50回ばんえい記念(3/25)

ばんえい重賞レース回顧
第50回ばんえい記念(BG1)-2018年3月25日-9R 200m直 晴 0.9%
  1着◎(6)オレノココロ(鈴木恵)3分59秒3
  2着 (4)フジダイビクトリー
  3着○(8)コウシュハウンカイ
単勝 6 170円 馬単 6-4 620円 三連単 6-4-8 2,530円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい競馬の最高峰、第50回ばんえい記念は、1番人気のオレノココロが障害3番手あたりから力強く差し切り、このレースの連覇を果たした。鈴木恵介騎手は2年連続3度目のばんえい記念制覇で重賞通算67勝。また、このレースで10年連続のリーディングジョッキーを確定した。
  帯広は当日朝に1ミリ以下の弱い降水(雪)があったものの、その後は晴れで気温も上がり、かなり乾燥した馬場となって、この日の各レースでそこそこ時計がかかっていた。
  スタートからばんえい記念らしいゆったりした展開。第1障害から各馬腰が入る。ニュータカラコマが第1障害でやや手間取ったがその他の各馬はほぼ横一線。少し進んでは刻んで、を繰り返す。心持ちトレジャーハンター、コウシュハウンカイの両脇の馬が前に行くものの全馬の差はほとんどない。遅れていたニュータカラコマも追いつき、一進一退。前の方にはサクラリュウあたりもついていく。そしてその態勢のまま第2障害手前へ、ここまで129秒。各馬じっくり溜めた後、障害を最も先に仕掛けたのがニュータカラコマ。しかし坂の中腹でストップ、その後も脚が出ず苦しんだ。続いて3,4頭が一斉に障害を仕掛ける。その中でコウシュハウンカイがひと腰目で障害の天板までやってきた。その他の馬はそれぞれ中腹で止まり何発もかけて立て直しへ、その間に2番人気コウシュハウンカイが障害を越えて先頭へ出た。しばらくしてから障害を越えてきたのが5番人気フジダイビクトリー、そして1番人気オレノココロもしっかり越えて前を追う。これにサクラリュウ、ソウクンボーイが続く。この時点でコウシュハウンカイは残り30mまで来ており、逃げ込みを図る。しかしその後脚色が鈍くなり一旦止まったところを、フジダイビクトリーとオレノココロが急追。その中でもオレノココロの脚色が良い。残り20mを切ったところあたりで並びかける。しかしオレノココロもストップ、今度はコウシュハウンカイが前に出るがこれも苦しい。後続も近づくがそれぞれがストップ。激しいサバイバルレースの様相。そして残り10mとなったところで、オレノココロが勢いを付けて前に出て、最後でもう一度詰まったものの、すぐに立て直し、先頭でゴールを駆け抜けた。タイムは4分を切った。そして2番手争いはコウシュハウンカイが再三詰まるところをすぐ後ろに来ていたフジダイビクトリーがかわし2着に駆け込んだ。コウシュハウンカイが最後苦しくなりさらに後ろのサクラリュウも迫ってきたが、なんとか3着を死守。サクラリュウは惜しくも4着。さらに差がなく付いてきていたソウクンボーイが5着に入った。3番人気のニュータカラコマは障害で苦しんだ後、最後の直線にはいてから途中で力尽きて転倒、競走中止となった。

  オレノココロ(1着):馬体重が20kg以上減っていたので心配されたが、この減はしっかり稽古して仕上げてきたためであり、全く問題なかった。全体のペースが落ち着いたことから前半無理なく追走ができ、障害も練習の成果があったか崩れずに行けたことで余力を残せたのが最後のひと踏ん張りが効く結果になったのであろう。改めてこの馬の底力を見せたレースであった。重量適性云々よりもレースセンスの良さが勝利につながった印象だ。今後は3連覇に向け、同厩舎の強力な馬たちと兼ね合いながらプランを立てていくことになるだろう。夏のグランプリあたりまではスローペースの調整か。
  フジダイビクトリー(2着):持ち味を生かし粘り走りで勝ち馬と2秒台差の2着。前半は控えたのか行けなかったのか、そして障害も腰を入れながら踏みしめて一歩ずつ上がるタイプなので、この馬としては前に行けずに不利な態勢と思われたが、降りてからの脚どりがしっかりしていた。やはりこのレースは経験と適性が物を言う、といったところか。10歳馬で同世代たちが姿を消していく中、もうひと花咲かせられるか。北斗賞あたりが適鞍と見るが。
  コウシュハウンカイ(3着):障害を一気に九分あたりまで上げて大きくリードした時は、これはやったと思わせた。しかし残り30mを切ってからが長い旅であった。前半ペースが遅くなった分、他の馬にも届く位置に付けられたのが最後差された原因か。馬場ももう少し軽ければと惜しい要素はいろいろある。来年こそリベンジを果たしたいところ。年度明けは連覇を狙うオッズパーク杯から早速始動か。
  サクラリュウ(4着):まさにトップクラスの馬の一頭としての走り。さすがにハナを奪いには行かなかったものの終始好位置につけ、障害もしっかり越え、最後は3着にわずかのところまで迫った。勝ちきるまではいかず経験の差が出たような形だが、先頭までもわずか6秒差とタイム差を詰め、この馬のパフォーマンスは十分見せていた。来年度は重賞戦線の常連としての活躍に期待。
  ソウクンボーイ(5着):強い8歳勢にはこの馬もいるぞというところを十分に見せた。初のばんえい記念で出走であったが気後れすることなく積極的に攻め、障害も数歩でしっかり越えていった。上位馬にしっかりついて行き、5着ながら勝ち馬とわずか7秒差。調子の良さもあったが潜在能力がようやく開花したというところか。来年度は久々の重賞制覇へのチャレンジにを期待する。
  トレジャーハンター(6着):前半は思い切って行ったものの、第2障害手前の時点でもうスタミナ切れ。障害も厳しく、最終的には5着との差が1分以上開いてしまった。やはりこの馬は軽めの荷物で駆け抜けるタイプ、重量や馬場への適性の問題だろう。11歳馬だが年齢的な衰えは感じられず最後までしっかりゴールを目指していた。来年度はどのあたりまで頑張るか。
  ホクショウユウキ(7着):今シーズンようやく好調に推移していたが、ばんえい記念ではやはり力不足か。前半からやや遅れ気味の上に、障害が特に厳しかった。最後の直線はしっかりした脚取りだっただけに全体として不完全燃焼気味。来年度は自己条件でしっかり勝って、久々の重賞制覇も目標に調整していってほしい。
  ニュータカラコマ(中止):第1障害の時点で引っかかるなど初めから行き脚がおかしく、調子が悪かったように見える。しかしいつものように真面目に前に付けようと頑張っていた。帰らぬ馬になってしまったが、イレネー記念、グランプリのBG1の2勝を含む7度の重賞制覇など、この馬が残した功績は大きい。

はむ!の予想結果
  まず、やはりばんえい記念は感動的なレースだ。ニュータカラコマの不幸があり残念であったが、やはりこのレースを見ずしてばんえいを語ることなかれ、という感じだ。馬券の収支など問題外・・・とはいいつつも、やはり馬券結果は気になる。今回は本命のオレノココロはしっかり勝ってくれたし、フジダイは無印にしていたもののなんとか2着付けを2枚買えていたので助かった。しかしワイドも含めて結局は50円の取りガミという自分らしい結果になってしまった。
  さて、今年の収支は以下のとおりで、結局約6万7千円の負け(ま、わずかだがネット投票のポイント還元とかで少しは返ってくるかな)。許されるなら来年また頑張りたいと思います。

  今回収支 -50 (配当)5,850 (投入)5,900
  今年度累計 -67,460 (今年度残高32,540) (今年度最終)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  このほか、ばんえい記念dayで全レース購入したが、的中は4本くらい。安いけど本命が11レース中7レース来てくれてまずまずだった。しかし相手探しが下手で、安い配当も多かったので、収支はやはり赤字だった。

  さて、ばんえい記念をもって今年度の重賞戦線は終了。新年度は4月20日から開幕、その前に新たな2歳馬の能力検査が8日にあります。そして最初の重賞は4月29日(日)ばんえい十勝オッズパーク杯です。当欄も来年度ももちろん続けます。重賞予想は前日までに書きます。ただ取り組み方針については現在考え中ですので、開幕前後には当欄で記事を書きたいと思います。

2018年3月25日日曜日

【はむ!と一緒にばんえい競馬2018】3/25ばんえい記念Dayの全レース予想(狙い目)

  3月25日はばんえい記念Day。1日お祭りの日です。筆者も現地に行きたいところですが、この時期はなかなか行けないのが悩みです。従って自分はスカパーとネット馬券で参加ですが、現地帯広に行ける方は是非現地で、そして行けない人はスカパーの「地方競馬ナイン」かネット中継で参加しましょう。最近はネット中継が充実していて、「地方競馬ライブ」のほか、youtubeのライブ、USTREAMなどで視聴できます。
  なお、ニコニコ生放送でも放送されており、コメントで盛り上がっていますが、じっくり楽しむにはプレミア会員になる必要がありそうです。
  馬券の方はネット投票(オッズパーク楽天競馬)で買えます。まだ登録していない人もネットの口座を持っていれば、ほとんどの場合30分もあれば登録できます。

  参考までに3月25日ばんえい記念dayの全レースについて、筆者はむ!の本命と買い目だけお知らせします。
  それではご一緒にばんえい記念dayを楽しみましょう。(時折twitter(はむ!@hamuwin)でリアルタイムにつぶやくかもしれません)

はむ!の2018年3月25日ばんえい全レース予想
  (見解は個人的見解です。買い目は軸馬が左、=は両方にらみ →は左の馬を厚めに、馬単、三連単フォーメーション。◎は本命、☆は一発穴?)

1R B4-1(12:15)
軸不動
◎(1)イズミクィーン
1→→5=2

2R B3-1(12:45)
上位拮抗
◎(8)コマノダイジン
8→9,☆2,5,(6)
☆(2)カネショウ

3R B1-3(13:20)
小波乱
◎(5)スーパータイホウ
5→8,2,6,☆7,(4)
☆(7)ハマツネ

4R A2-3(13:55)
混戦
◎(8)カクセンキング
8=5,4,7,(1,2)

5R 福寿賞特別(3歳牝馬)(14:30)
惑星注意
◎(1)プランセス
1=☆2,5,10,(3)
☆(2)ウィナーサラ

6R 若草特別(3歳牡馬)(15:10)
軸堅い
◎(8)オレワチャンピオン
8→9,5,☆7→(3,6)
☆(7)フレイムゴールド

7R クリスタル特別(4歳)(15:50)
波乱
◎(7)マツカゼウンカイ
7→3,☆5,6→(2,9)
☆(5)ナカゼンガキタ

8R スターライト特別(5歳)(16:30)
順当
◎(7)マルミゴウカイ
7→3,6=1,(4)
注目(4)ブチオ

9R ばんえい記念(BG1)(17:15) 詳細はこちら
頭固い
◎(6)オレノココロ
6=8→7,2,(5),4

10R 大平原特別 B2-1 (17:55)
混戦
◎(3)ノエルブラン
3=4,6,1→7,(9)
☆(1)ホクトウォーカー

11R 蛍の光賞 B1決勝 (18:30)
上位拮抗
◎(2)サクラダイチ
2=☆8,7→6,(1)
☆(8)センリョウボス


結果については、後日、勝敗のみ簡単に報告する予定です。
それでは、ばんえい記念dayを楽しんでまいりましょう。

2018年3月24日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第50回ばんえい記念(3/25)

  今年度のばんえい競馬の締めくくり、ばんえい記念が今年もやってまいりました。200mの距離に2つの障害、そこを1トンの荷物を引っ張っていくレース。そこを最も先に駆け抜ける今年一番の力持ちはどの馬でしょうか。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第50回ばんえい記念(BG1)
(2018年3月25日(日)17:15発走 帯広9R ダ200m 4歳以上選抜定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  トレジャーハンター 牡11 1000 阿部武 金田勇 鹿毛 先
サクラリュウ 牡8 1000 菊池一 金山明 鹿毛 逃
  ソウクンボーイ 牡8 1000 村上章 西邑春 鹿毛 追
  フジダイビクトリー 牡10 1000 西将太 中島敏 栗毛 逃
ホクショウユウキ 牡9 1000 松田道 村上慎 鹿毛 差
オレノココロ 牡8 1000 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
ニュータカラコマ 牡10 1000 藤野俊 尾瀬富 鹿毛 先
コウシュハウンカイ 牡8 1000 藤本匠 松井浩 栗毛 差
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  今年度のばんえい競馬のクライマックス、ばんえい記念。負担重量1トンを引っ張り全てにおいて最高峰のレース。ばん馬にとってばんえい記念に出るということ自体が非常に栄誉なことであり、たとえ最下位であっても完走した馬には暖かい拍手が送られる。さらに世界で唯一開かれるばんえい競馬において、このレースを優勝することは世界最強の力持ちの馬と言える。この日は1日お祭りのようになる。
  レースの傾向だが、過去10年で1番人気が(7,1,1,1)とやはり強い。そして特筆すべきはリピーターが多いということ。ここ3,4年は勝ち馬が変わっているものの、それまでは連覇したり2回以上優勝する馬が極めて多く、レースへの適性が最も重要なポイントといえる。展開うんぬんよりも重い荷物を引っ張ってしっかり最初から最後まで走れる力を持っていることが必須。臨戦過程としてはこのレースに準ずる帯広記念が注目されるが、過去10年で2勝にとどまっている。また直前重賞のチャンピオンカップの勝ち馬は0勝と、ばんえい記念とは直結しないと言える。
  今年はフルゲートには届かなかったものの、現役では最強と言えるメンバーが揃った。注目はなんと言っても連覇を目指すオレノココロ。今シーズンも前哨戦の重賞でも快勝し万全の態勢。これに対し、BIG4(オレノココロの他にコウシュハウンカイ、ニュータカラコマ、フジダイビクトリー)と称される強力ライバルたち、さらに新興勢力も加わりハイレベルのレースが期待できそうだ。

各馬寸評:
 1 トレジャーハンター:ばんえい記念は2年ぶり3度目の出走。過去2回はいずれも7着。メンバー中最高齢の11歳、いつの間にか同世代のライバルたちも引退していなくなる中、オープンクラスで勝ち負けを続けるなど奮闘している。スピードスター賞で0分56秒で駆け抜け3着に入るなどスピードには自信を持っている一方、最後の直線では詰まってしまうことが多くスタミナが課題。これらを考慮に入れ引き離して逃げていきたいところ。
 2 サクラリュウ:昨年に続き2度目のばんえい記念。重賞初出走が6歳になってからという遅咲き型で、昨年は経験が少ない中で粘りの6着。その後は今年度の1年間ですっかり重賞の常連として顔を連ねるようになり、帯広記念では高重量を背負いながらひと腰で障害を越えの2着に入るなどBIG4にも全く引けを取らない存在となっている。この馬の持ち味は先行力だが、最後で巻き返せるほどの粘り強さもある。他馬を慌てさせるような展開になれば。
 3 ソウクンボーイ:メンバー中唯一のばんえい記念初出走。重賞タイトルは2歳時のヤングチャンピオンシップのみ。ただ、強い8歳世代の一頭として常に存在感は示してきており、ここに来て4連勝など勢いもついてきている。立ち回りの器用さがこの馬の持ち味で、先行しても最後方からでも競馬ができる。正月の帯広記念の走りから見て高重量は厳しいと思われているが、未知な面も多くあり、ここに出るからには稽古も十分で見限るのは早そうだ。
 4 フジダイビクトリー:ばんえい記念は4度目の出走。一昨年の優勝馬。実績は申し分なく、レース適性も十分だが、今年度は不思議にも重賞未勝利。10歳となり、衰えではないだろうが障害で立ち止まることがしばしば見られる。グイグイ押して上がる力強さが持ち味なだけにやや心配な面はある。しかしここを目標に仕上げてきているはずで、先行して主導権を握って行ければ、当然他馬を押さえ込むような力を発揮できるだろう。
 5 ホクショウユウキ:ばんえい記念は3年連続3度目の出走。一昨年5着、昨年8着。若馬時は4歳三冠など破竹の勢いであったが、その後伸び悩み今年度はオープンから降級、1年間重賞に出走する機会すらなかった。しかし近走は準重賞のウィナーズカップでサクラリュウなどを押さえ快勝するなど、調子を取り戻している。この馬も先行力と障害力がモットーであり、元々地力のある馬なので流れに乗れれば。狭間の世代と言われる9歳馬の意地を期待。
 6 オレノココロ:ばんえい記念は初めて出走し優勝した昨年以来2度目。昨年は特に障害を越えてからが強く、しっかりした脚色で差し切り、最後は突き放して勝利した。この馬は特に重賞に強く、1200kg前後の悠々とした馬体を生かした力強い走りを見せる。あえて弱点を探せば、速いペースになると後手に回ったり障害で時々膝を折りかける場面があることだが、すぐ立て直せる柔軟性もあり、ばんえい記念のペースなら全く問題ないだろう。
 7 ニュータカラコマ:10歳馬でばんえい記念は5回目と今回メンバー中最多。過去2着2回3着、4着が1回ずつと非常に安定した成績を上げている。全体でも実に2年以上にわたり41戦連続で掲示板内の5着以内に入っており、崩れがほとんどない。というのもこの馬の抜群の障害力がなせる技である。切れる脚がないことと、スタミナが課題ではあるが、自分のペースを貫けば展開次第で逃げ切りの場面も。まずは先頭で障害を降りたい。
 8 コウシュハウンカイ:3回目のばんえい記念への挑戦。6歳時に初挑戦で3着に粘り込んだレースは見せ場十分であった。昨年は直線で重い馬場に苦しんだがそれでも5着。しかし今年は昨年以上に力をつけて来ており、ばんえい記念に次ぐ高重量戦の帯広記念でハンデを与えながら快勝した。その後の3戦は大敗しているがこれは極端なハンデによるもの。ただ馬体重も減っていたのでその馬体がどこまで回復しているかがカギ。勝つ力は十分ある。

まとめ:
  何度も述べているように、ばんえい記念はばんえい競馬の最高峰のレースであり、特別なお祭りでもある。まずはレースをじっくり堪能したい。出走馬は全部最後まで応援する。そして馬券買いはこの素晴らしいイベントへの参加料のようなものだ。
  その中で予想まとめだが、やはりここは素直にオレノココロから入ってみたい。力は上述のとおりで全く申し分ない。第2障害を越えた時点でもう無理かもという位置からでも差し切ってくる力は並みではない。あえてあら探しをするなら、1か月前のチャンピオンカップで勝った馬はばんえい記念に勝てないというジンクスがあることぐらいだが、この馬に関してはそれを論じるまでもないだろう。勝ちタイムは4分丁度ぐらいを予想する。
  対抗にはコウシュハウンカイを持ってきた。力強く安定した走りに定評があるものの高重量戦の力量は未知数であった。しかし今年正月の帯広記念ではトップハンデの920kmで快勝。馬場と展開に恵まれた面はあるとはいえ、最高レベルの力をつけてきたを改めて見せつけた。オレノココロに対しては切れ味でわずかに分が悪いとみて、2番手評価としたが駆け抜ける力は十分にある。あとは迷うところ。その中ではニュータカラコマの先行力と障害力も見落とす訳にはいかない。最後の直線で失速することが多く今回はやや人気を落としそうだが、ばんえい記念では他の馬も苦しくなる。そうすると最後の粘り合いで残ることは十分考えられる。単穴というより3番手評価で。あと、穴狙いとしてホクショウユウキの変わり身はないものか。元々力のある馬が長いスランプを越え調子を上げてきた。攻めていけば、一昨年のばんえい記念5着の経験値が物を言う場面も。入着候補に。その他では、サクラリュウが先行力と最近の善戦ぶりから上位人気しそうだ。確かに帯広記念では900kgを背負いながら障害をひと腰で越えて2着に粘り、この馬が特に力を付けてきたことがうかがえる。ただ展開を味方に付け勝ってきた感があるので、負担重量1000kg、勢いだけでは勝てないばんえい記念でどの程度粘れるか。あと、一昨年の優勝馬フジダイビクトリーを忘れてはならないが、上位の有力馬たちにほとんど死角がない中で、当欄ではこの馬まで印が回らなかった。近走やや障害に時間がかかるなど勢いがそがれているのも気になるところ。もちろん実績も実力も申し分のない馬でスンナリ行ってしまう場面もあり得るが・・。その他、11歳ながら豊かなスピードと粘りのあるトレジャーハンター、初出走ならが地力のあるソウクンボーイと、いずれも魅力のある馬ではあるが、ここではやや力不足か。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今年度のこれまでの成績はともかく・・として、とにかく最高峰のばんえい記念。馬券も買いながら心ゆくまで応援したいものだ。とはいうもののやはり、最後は当てて行きたい。それもプラス収支で。上位が強いので馬券的には絞っていかざるを得ないがやはり夢馬券も交えていきたいところ。オレノココロとコウシュハウンカイを厚めにしつつ、着候補は広めに。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 
   6=8→7,5,2,4 合計8通り 各200円
   6→7,5,2,4→8 合計4通り 各200円
   8→7,5,2,4→6 合計4通り 各200円
   6→8→7,5,2,4 合計4通り 各200円
   6→7,2→7,5,2,4 合計6通り 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 2=6,8,7,4 4=6,8,7 合計7点 各100円
  合計5,900円で勝負! (残高32,590円-5,900円=26,690円)

  当ブログでは、ばんえい記念dayの全レース予想も前日の24日中にアップしますので、そちらもご参考に。

  今回の結果と回顧は、そして来年度の方針は今年度中くらいに報告したいと思います。なお、今年度のばんえいは25日ばんえい記念dayを持って終わり、次年度は4月20日から、そして次回の重賞は4月29日です。

2018年3月14日水曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第39回ポプラ賞(3/11)

ばんえい重賞レース回顧
第39回ポプラ賞(BG3)-2018年3月11日-10R 200m直 曇 1.8%
  1着▲(1)マルミゴウカイ(藤本匠)2分08秒9
  2着注(6)タカラシップ
  3着 (8)カネサスペシャル
単勝 1 340円 馬単 1-6 760円 三連単 1-6-8 5,230円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい4歳5歳の世代対抗重賞、第39回ポプラ賞は、2番人気で今年度の4歳(明け5歳)3冠馬マルミゴウカイがトップハンデも克服し、差し切り勝ち。この馬の重賞は6勝目、槻舘調教師はこのレース3連覇。藤本騎手は今季重賞7勝で通算64勝目。
  帯広は例年より多い積雪の上に、前々日の雨で雪解けが進んだ。その影響もあって馬場としては粘り気があり、全体的にかなり時計のかかる重馬場であった。
  レースはスタートから全体的にゆったりした流れ、第1障害を降りて一旦はカネサスペシャルが前に出る場面もあったが、各馬早めに刻む中で、1番人気に推されたタカラシップがすっと前に出て先頭へ、主導権を握る。これを見るように内からトップハンデのマルミゴウカイ、フウジンライデン、外からカネサスペシャルあたりが付いて行くが、タカラシップが2馬身ほど離したまま第2障害へ。ここまで丁度60秒。フウジンライデンがなんとか追いつくが、他の馬はまだ到着せず、タカラシップは十分余裕を持って障害に挑戦。しっかりした脚取りでひと腰でクリアし先頭へ。それを見るようにフウジンライデンが障害に商戦が坂の中腹でストップ。他の各馬も続くがそれぞれ苦戦。タカラシップが残り30mの標識に近づこうとするころに、ようやくマルミゴウカイとカネサスペシャルがふた腰ほどかけてほぼ同時に障害を降りた。その後にはミノルシャープ、フウジンライデンが続いた。先頭のタカラシップは大きくリードするが、残り30mを切ったころから少しずつ脚色が鈍る。そこにじわじわとマルミゴウカイが追ってきて、残り10mの地点で半馬身差まで迫った。タカラシップも粘りを見せて抵抗し、ゴール近くまでもつれたが、ゴール直前でマルミゴウカイが前に出て差し切ってゴール。タカラシップは厳しくなったもののが止まることなく最後まで粘って2着を確保、後続は、差なく前に付いて行っていた4歳馬カネサスペシャルがゴール着前で立ち止まりつつも最後粘り込んで3着に入った。当欄で本命にしたフウジンライデンは障害で手間取った分遅れて4着。対抗にしていた4歳馬のミノルシャープは直線で厳しくなり6着だった。

  マルミゴウカイ(1着):やはり強かった。今回は800kgの重賞とハンデ差が課題とされ2番人気に甘んじたが、最後の直線での力強い走りはその重量を感じさせないものであった。障害もほとんど手間取ることはなかった。ペースが遅くなったのもこの馬に合っていたと思われる。また気性面でも天馬賞の時よりもさらに落ち着いていたように見える。今後だが、厩舎にはトップクラスの馬たちがいるので、レースの選択が難しいところだが、やはり古馬にもしっかり挑戦していってほしいところ。5歳馬の特別戦もあるが、年度明けのオッズパーク杯や旭川記念あたりに出て力試しを期待。
  タカラシップ(2着):今回最も成長を見せたのがこの馬。迷わず他を引き離しての逃げ戦法。障害が特に力強かった。マルミゴウカイにそれ以上のパフォーマンスを見せられたため惜しくも敗れたが、最後の粘りもなかなかのものであった。障害が上手なのは今後も強みになっていくだろう。今後は古馬のA1~A2クラスあたりにランクされそうで荷物の重い特別戦あたりで活躍できそうだが、賞金を加算して重賞に出てくるようになれば怖い存在になりそう。
  カネサスペシャル(3着):4歳馬でただ一頭気を吐いた形となった。ばんえい大賞典で勝った時と同様に、遅めのペースで進み、障害を上手く越えて最後の直線で勝負というこの馬の形に持ち込めた。ハンデ差も生きたようだ。障害が上手なので序盤からある程度思い切って行っても良いかもしれない。今後4歳の三冠路線に向けても目を離せない存在になりそう。
  フウジンライデン(4着):前半無理なく好位置につけていたし、展開としては悪くなかった。障害でもう一歩の力が入らなかったのはやはり780kgの重量がこたえたか。ただ一時期の絶不調からするとよくここまで立て直したというところ。軽馬場にでもなればこの馬の出番が来るだろう。今後さらなる成長が期待される。
  ホクショウディープ(5着):障害での自信のなさが出てしまったか。前半はなんとか付いていったが、障害を意識してか後手に回り、障害も苦しんだ。最後の直線は素晴らしい脚色だっただけにもったいないレースであった。年度が明ければスピードを生かせるレースもあるので、そこで自信を取り戻して、上位を狙っていってほしい。
  その他ではミノルシャープ(6着)は障害は上手く抜け出せたが、最後の直線で思いのほか失速。重馬場で上位馬相手だとやはり力不足感が否めない。伸び悩みに陥る前に立て直したいところ。牝馬勢は離されての下位。いずれも前半からペースに乗れなかったところを見ると、重馬場の力勝負は厳しかった。コウシュハサマー(7着)が牝馬の中ではまずまず動けていたか。

はむ!の予想結果
  今回はひねりすぎた。勝ったマルミゴウカイは本当に強かったし、タカラシップは本物だった。タカラシップ絡みも買ってはいたが手は広げられなかった。一方でカネサスペシャル絡みのワイドが引っかかってくれて、いつもの焼け石に水的なちょい当たり。来年度からは本当に分けて考えていきたい。
  今回収支 -4,600 (配当)1,100 (投入)5,600
  今年度累計 -67,410 (今年度残高32,590) (3/11現在)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回は2週間後、いよいよ今年度のばんえい競馬の総決算。ばんえい記念です。いつもどおり前日までには予想を書きますが、今回は1週前ぐらいに事前予想なども書ければと思っています(書ければ)。

2018年3月10日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第39回ポプラ賞(3/11)

  年度末の重賞シリーズ、今週は明け4歳、5歳の重賞勝ち馬を中心とした選抜による世代対抗重賞、ポプラ賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第39回ポプラ賞(BG3)
(2018年3月11日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 4・5歳オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
マルミゴウカイ 牡5 800 藤本匠 槻舘重 鹿毛 差
天馬賞ほか
ミノルシャープ 牡4 760 阿部武 大友人 鹿毛 差
はまなす賞
  ブルーオーシャン 牝5 740 藤野俊 松井浩 青毛 追
クインカップ
  ナカゼンガキタ 牝4 740 村上章 西康幸 鹿毛 先
ばんえいオークス
フウジンライデン 牡5 780 島津新 岩本利 栗毛 差
5歳4位
タカラシップ 牡5 760 西将太 岩本利 鹿毛 逃
5歳5位
ホクショウディープ 牡5 770 鈴木恵 岩本利 青毛 先
5歳3位
  カネサスペシャル 牡4 750 工藤篤 村上慎 青毛 追
ばんえい大賞典
  コウシュハサマー 牝4 740 西謙一 岡田定 栗毛 差
ばんえい菊花賞
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  年度末の重賞シリーズ、4歳及び5歳の世代対抗戦。各世代の重賞勝ち馬を中心に出走馬が構成される。本来世代間の力関係を測るレースでもあるが、一方ではハンデ差もあり波乱要素も十分あり得るレースだ。過去10年で1番人気は(3,2,1,4)と微妙なところ。やはり着外に沈む場合はハンデ差が影響しているようだ。2番、3番人気もほぼ同様の成績。上位は拮抗だが人気薄が浮上することはまずない。年齢別では5歳の7勝3敗とやや一日の長があるか。1着2着は同じ年齢で占めることが過去10年で8回と多く、その時の世代の勢いを表しているとも言える。牝馬は過去10年で優勝馬2頭、2着に3頭入っており、善戦傾向。ハンデを生かして大駆けする場合が多い。
  今年は5歳勢は3冠のマルミゴウカイが実績では抜き出ている。一方、4歳勢は全ての重賞の勝ち馬が違うなど接戦。夏のはまなす賞では現4歳のミノルシャープが勝っており層の厚さがありそう。互いの力関係も含め興味深いレースになりそう。

各馬寸評:
 1 マルミゴウカイ:5歳。今シーズン3冠、3歳時も2冠で、同世代戦では圧倒的な力を見せる。厩舎に強い僚馬がいることもあり古馬戦はほとんど使わず、レースを絞っている。今回はむろんトップハンデの800kg。この重量は未経験で対応はどうか。障害など、割引材料は探せば出てくるが。
 2 ミノルシャープ:4歳馬。今シーズン(昨年年齢で)3,4歳混合の重賞はまなす賞では最内枠を上手く抜け出し快勝。しかしその後はハンデ差もあって勝ち星から遠ざかっている。ダービーでは大外枠に入り苦しいレースだった。今回は好枠。素軽く自在の立ち回りと鋭い切れ味がこの馬の持ち味。
 3 ブルーオーシャン:5歳馬で今シーズンのクインカップの勝ち馬。持ち前の素軽い動きで重賞2勝しているが、いずれも牝馬重賞。クインカップ後は元々苦手の障害が上がらず苦戦が続いている。切れ味は抜群で、馬場が軽くなればハンデ差を生かして大駈けの可能性はあるが、やはり力不足感は否めない。
 4 ナカゼンガキタ:4歳馬でオークス馬。古馬重賞にも登録していたが、こちらに絞ってきた。先行して力を発揮するタイプだが、オークスでは一旦かわされるも直線で差し返して勝つという粘りのあるところを見せている。障害は苦にしない。軽馬場で速いペースになればこの馬のスピードが生きる。
 5 フウジンライデン:5歳ランク4位。明け3歳時にイレネー記念を勝つなど元々力のある馬ながら長期のスランプに陥っていた。しかしここにきて調子を上げてきており、前走は古馬上位クラスも入るオープン特別で大外枠ながら終始先手を取り快勝。実戦経験を積んできたのも強み。障害力も持っている。
 6 タカラシップ:5歳ランク5位。4歳時に当時初重賞出走だったこのレースで果敢な逃げで見せ場を作っている。そして今年正月の天馬賞で粘って3着。前走の条件特別でも勝ってここの出走権を自力で確保した。先行力ならこの馬。しかも障害でも崩れず安定した成績を上げている。今回もハナを行くか。
 7 ホクショウディープ:5歳賞金ランク3位。スピード、スタミナ共に兼ね備えるがどうしてもライバルのマルミゴウカイの後塵を拝する。障害に自信がないのも勝ちきれない原因だろう。古馬との実戦経験を十分積んできており、接戦になればその強みを見せるか。高重量は嫌うがハンデは丁度良いか。
 8 カネサスペシャル:4歳馬。今シーズンはばんえい大賞典で8番人気ながら中団から抜け出して快勝。その後も、重賞で掲示板内に入り、世代特別戦でも勝利するなど実績を上げている。いずれも人気薄での好走。後方待機から、障害力と直線のしっかりした走りで攻めて行く。一発の魅力がある。
 9 コウシュハサマー:4歳牝馬で今シーズンのばんえい菊花賞馬。素軽い動きと切れ味で世代戦では牡馬を相手に好勝負。重賞ヒロインズカップでも好走した。障害力もあり流れに乗れれば相当走れる。近走は重い荷物で厳しいレースが続いくが、ウンカイ産駒で素質十分。これからの馬というイメージ。

まとめ:
  一昨年、昨年とセンゴクエースが圧倒的な力を見せたものの、本来はハンデ差もあって混戦模様になることの多いレース。4歳、5歳の両世代の重賞勝ち馬が顔をそろえたのだからそれほど力の差はないはず。今年はどうか。5歳の今年度3冠馬マルミゴウカイはやはり実力的には抜けているが、800kgという荷物と最大60kgのハンデを考えた時、センゴクエースのように他を寄せ付けない強さを出せるのか。もちろんスピード、スタミナ共に申し分なく強い馬であることは間違いないが、今年は他にも骨っぽい馬が多く、それらに逆転の余地はないのかという観点で見ていきたい。まず5歳勢はマルミゴウカイと数多く対決していく中で大きいハンデをもらっても勝ち切れていない場合が多い。今回、展開次第での逆転の余地はないわけではないが、やはり総合的にはマルミゴウカイが上か。一方、4歳勢はどうか。ダービー馬メジロゴーリキがハンデを嫌ってか回避したのは残念だが、重賞ごとに勝ち馬が違う群雄割拠の状態で、それぞれに個性がありおもしろい。あとは世代間の力関係だが、夏の世代対抗重賞はまなす賞では現4歳のミノルシャープが勝っていることを考えると、大きく差はないだろう。
  その中で当欄では、3頭並んだ岩本厩舎の5歳馬からフウジンライデンを本命に推してみたい。スランプを抜け出し近走は安定した成績を上げてきている。相変わらず軽くフワフワした雰囲気があるが、動きは自在で障害はしっかり越えてくる。ハンデ差は楽ではないが、今回のメンバーなら勝負強さを見せるチャンスありと見た。
  対抗にはミノルシャープがハンデ面でチャンスありと見て、思い切ってこの馬を持ってきた。シーズンの当初絶好調の時はどこからでも差してくる切れ味とスピードがあった。有力視されたダービーなどでは枠順に恵まれなかった面が大きい。近走障害などで苦しんでいるが軽馬場のハイペースに巻き込まれていることも原因か。本来の走りができれば。そしてマルミゴウカイは今回は単穴にした。この馬の強さは認めるところだが、今回は800kgで初の高重量とハンデ差は意外と厳しいとみる。1番枠も外詰めではあるがプラス材料ではない。ただしっかりペースを守って障害をうまくさばいてくればあっさり勝つ場面も。入着候補には、ハンデ面で有利なホクショウディープを挙げる。スピードスター賞で好走するなど新たな面を見せ、上位には入る力は十分。ただ善戦タイプで、今シーズン未だに勝ち星が挙げられていないのは何か一歩足りない部分があるのか。その他では天馬賞3着で昨年のこのレースで見せ場を作ったタカラシップも勢いがあり、うまく逃げられれば大駆けもあるだろう。ただ変に人気すると他馬にマークされる可能性も。ナカゼンガキタも前に行けば意外にしぶとそうだがやはり力は一枚不足か。カネサスペシャルも一発の魅力はあるが展開の助けが必要。

はむ!の馬券狙いどころ:
  昨年一昨年とこのレースは軸が堅かったので馬券的には絞り込みやすかったが、今年は混戦模様で、かつ当欄では穴っぽいところから狙っていくので手広く買っていきたいところ。フウジンライデン、ミノルシャープならどちらを頭にしてもそこそこつくだろう。三連単はその2頭で他が来たらあきらめて、馬複などを絡めていきたい。ワイドは全く別観点から4歳馬を狙ってみる。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   5,2→5,2,1,7,6→5,2,1,7,6 合計24通り 各100円
  三連複 5=2,1=1,7,6 合計5通り 各300円
  枠複 5=2,1,6 合計3通り 各200円
     2=1,6 合計2通り 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 8=2,1,6,4  4=2,1,6 合計7点 100円
  合計5,600円で勝負! (残高37,190円-5,600円=31,590円)

  今回の結果と回顧は、2,3日後までには当欄で報告したいと思います。

2018年3月5日月曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第49回イレネー記念(3/4)

ばんえい重賞レース回顧
第49回イレネー記念(BG1)-2018年3月4日-10R 200m直 曇 2.0%
  1着▲(4)カネサダイマオー(藤野俊)2分08秒3
  2着◎(6)キタノユウジロウ
  3着○(8)オレワチャンピオン
単勝 4 1,030円 馬単 4-6 2,970円 三連単 4-6-8 7,620円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい明け3歳チャンピオン決定戦、第49回イレネー記念は、4番人気のカネサダイマオーが障害6番手の後方から追い込みゴール手前で差し切り勝ちで重賞初制覇、父カネサブラックも種牡馬として初めての重賞制覇となった。藤野騎手は重賞は11月のクインカップ以来今年度4勝で通算51勝目。
  帯広は前々日に大雪が降ったものの、その後は晴れて気温も上がり、かなり時計のかかる重馬場となった。
  レースはスタートから各馬勢いよく飛び出し、第1障害はほぼ同時に越えたものの、そこからは各馬小刻みに止まりながら進むゆったりした展開に。一団から徐々に、前に行くと見られていた1番人気オレワチャンピオンが抜け出し、続いてブラックエース、アアモンドグンシンといったところが前を行く形。第2障害手前までにはキンツルモリウチやカネサダイマオーもこれらに近づいてくる。ここまで59秒。ほぼ全馬が揃ったところで、まずオレワチャンピオンが障害を仕掛け、その後数頭がほぼ一斉に障害に挑戦。オレワチャンピオンは力強く腰を入れていったが天板近くで一旦ストップ。それを見るように各馬障害を仕掛けるがそれぞれ苦労しひと腰で越える馬はいなかった。この時点でカネサダイマオーも遅れずに障害に挑戦するがやはり立ち止まる。結局オレワチャンピオンが最初に障害を抜け出し先頭へ、続いて降りたのが一歩遅れて障害に挑戦したキタノユウジロウ。膝を折りかけながらも勢いで越えて2番手に。大外のコウシュハレガシーもグイグイ強引に引っ張るように障害を越え3番手、その後は一歩下げて障害にチャレンジしていたジェイコマンダー、一歩ずつ力を入れて越えたキンツルモリウチと続き、そしてカネサダイマオーがようやく6番手で障害を越えた。その時点で先頭を行くオレワチャンピオンは残り30mの地点へ、半馬身差でキタノユウジロウがじわじわ近づき、コウシュハレガシーがこれを追う展開。しかし残り20mの地点でオレワチャンピオンが失速し立ち止まる。そこをキタノユウジロウがかわし先頭に出た。コウシュハレガシーも近づくが、オレワチャンピオンが再発進。この時点で後ろから一気にカネサダイマオーが近づいてきていた。残り10mで1馬身リードのキタノユウジロウも脚色が鈍くなるが、オレワチャンピオンも厳しくなり追いつけない。その間に内枠のカネサダイマオーがじわじわ追いついて、残り5mでオレワチャンピオンが再び止まったところを逆転、さらに前のキタノユウジロウに近づき、ゴール直前でかわしてそのままゴール。鮮やかな差し切り勝ちとなった。2番人気キタノユウジロウは止まらなかったものの最後の最後で逆転され2着、オレワチャンピオンは最後一杯になりながらも後続のコウシュハレガシーも同じように厳しくなったこともあり、かろうじて3着を確保した。

  カネサダイマオー(1着):見事な末脚を見せての差し切り勝ちだった。障害が課題だったが、今回は重馬場で全体のペースが遅くなったこともあり、慌てずに障害に取り組むことができ、崩れることもなかった。降りてからの脚はさすがで、スピードのみならず力強さもあった。勝ちっぷりからも今回運良く勝てたわけではなく、この馬の持ち味をしっかり出せれば常に勝つだけの力は持っていたといえる。次シーズンはもちろん3歳クラシック路線を狙っていくだろうが、一方、次シーズンでは古馬格付けでおそらくA2~B1あたりにランクされる。初めは厳しいだろうが、ファンとしては是非古馬にも挑戦して実戦で力を付けていってほしいところだ。それだけのセンスは持っている馬とみる。
  キタノユウジロウ(2着):レース運びは完璧であった。しっかり番手につけて障害を上手くさばいて前に取り付いていった。オレワチャンピオンをかわし先頭に立ったときはやったと思わせたが、勝ち馬の追い込みに足元をすくわれた形だ。前を追うレースをしていく以上致し方ない。しかしトップクラスの力は十分持っていることは証明された。今後のクラシック路線でも中心的存在になることは間違いない。まず次のターゲットは最終節の3歳戦若草特別かシーズン明けの3歳戦か。
  オレワチャンピオン(3着):先行して、この馬にはこれしかないというレース運び。ただ障害後後続をあまり引き離せなかったのが最後の接戦で一杯になってしまった一つの原因か。力はあるのだが直線で立ち止まってしまうなどスタミナ面での課題が残る。しっかり足腰の力がつけばさらに強くなれる余地は十分あるだろう。クラシック戦線で巻き返したいところだが、古馬戦に挑戦しても十分戦えそう。馬格があるので決して見劣りはしないだろう。
  コウシュハレガシー(4着):この馬らしく自然体の走りはできていた。障害も他馬よりスムーズで悪くなかったが、やはり大外枠の不利があったかペースをつかむのが難しかったようだ。重馬場というのも厳しく、切れ味を見せる場面もなかった。そんな中上位争いに加わって差の無い4着は立派な走りだったと言える。当面は3歳特別戦などが狙いだろう。兄メジロゴーリキと対照的に小柄なのでもう少し成長を待ちたい。
  バンリュウブラック(5着):8番人気で5着。本来なら先行していく馬ではあるが、その前走のように無理して前に付けると自滅する恐れもあったため、今回は控えて自分の走りに徹したようだ。それが結果として5番手争いで一歩前を行っていたキンツルモリウチを最後でかわして掲示板内に食い込んだ。ただ前とは大きく差があり勝ち馬には30秒以上遅れた形。まだまだこれからの成長に期待。
  その他ではキンツルモリウチ(6着)は先行を意識したが、全体的な流れに巻き込まれてしまい先手を取れなかった。ジェイコマンダー(7着)は課題の障害は上手く抜けたが、スタミナが続かず本来の切れ味も見られなかった。馬体重もさほど増えずまだ完調ではないのかもしれない。今後の巻き返しに期待。

はむ!の予想結果
  なかなか手に汗握るレースで、馬券を離れてもエキサイティングであった。予想の方も順番は入れ替わっても見立ては悪くなくて良かった。しかし馬券のほうだが、1,2番人気を2頭軸マルチというのはやっぱりハナから儲けるのを諦めているような買い方。本当に下手だ。余裕のなさがこうなってしまうのか。▲◎○で人気薄の方が頭に来たので、結果としては配当的にもうまくいった形だが、満足感は少ない。とはいうものの、マイナス、取りガミの連続だったのでようやくプラスというのは良しとしなければ。今シーズン残り2つの重賞を頑張っていこう。
  今回収支 +2,520 (配当)7,620 (投入)5,100
  今年度累計 -62,810 (今年度残高37,190) (3/4現在)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回、3週続きの重賞ラストは今週末3月11日(日)4歳・5歳の対抗重賞のポプラ賞(BG3)です。そしてその2週間後にはいよいよクライマックスのばんえい記念へとつながります。ポプラ賞はいつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

2018年3月3日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第49回イレネー記念(3/4)

  ばんえい今週の重賞は、いわゆる2歳(明け3歳)三冠の最終戦、イレネー記念です。ばんえいではダービー以上の格式高いレースで、BG1のカテゴリーに位置づけられています。各馬一生に一度のチャンスに挑戦です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第49回イレネー記念(BG1)
(2018年3月4日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 3歳オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  アアモンドグンシン セン3 680 阿部武 小林長 鹿毛 先
父アアモンドヤワラ
  バンリュウブラック 牡3 690 赤塚健 久田守 青毛 差
父ニシキダイジン
  ブラックエース 牡3 690 西謙一 平田義 青毛 逃
父フナノコーネル
カネサダイマオー 牡3 690 藤野俊 松井浩 青毛 追
父カネサブラック
  キンツルモリウチ 牡3 690 村上章 西康幸 芦毛 先
父フナノコーネル
キタノユウジロウ 牡3 690 松田道 村上慎 栗毛 差
父カネサテンリュウ
ジェイコマンダー 牡3 690 西将太 槻舘重 青毛 差
父カネサブラック
オレワチャンピオン 牡3 690 鈴木恵 中島敏 栗毛 逃
父ソウヤセンプー
  ハマノダイマオー 牡3 690 藤本匠 松井浩 鹿毛 先
父ハマナカキング
10 コウシュハレガシー 牡3 690 菊池一 平田義 栗毛 差
父ニシキダイジン
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  ばんえいの中でも特に伝統があり格調高い明け3歳のチャンピオン決定戦、イレネー記念。ただ過去の勝ち馬の名前を見ると、確かに名馬と呼ばれた馬が並んでいるが、意外にも後のばんえい記念に勝った馬は、ニューフロンテヤとキタノタイショウの2頭しかいない。どちらかと言うとスピードがあってその時点で最も完成度の高い馬が強いという印象だ。定量戦なのでその時点での実力どおりの結果になる確率が高い。過去10年で1番人気は(3,3,1,3)でまずまず。それ以上に2番人気が(6,1,2,1)と非常に好成績を挙げており、2番手の馬を探すのが妙味だ。それ以外もほぼ人気どおりの成績になる。唯一、一昨年フウジンライデンが8番人気で勝ったが、この時は実力伯仲だった。堅いレースではあるが、3着あたりに人気薄が飛び込むこともしばしばで馬券的には狙い所が多いか。重賞戦績はナナカマド賞優勝馬が過去10年で(4,1,2,3)、ヤングチャンピオンシップ(YC)優勝馬が(2,1,2,5)と、ナナカマド賞優勝馬の方が優勢。YCで着外だった馬も優勝している例もしばしば見られ、出走条件の特殊なYCの勝ち馬は一考が必要か。牝馬の優勝は18年前の1999年アーティガールまで遡り、さらにその9年前のダイヤコトブキを含め48回の歴史で過去に2頭しかいない。(今回も牝馬の出走はなし)騎手は現役では鈴木恵介騎手が3勝でトップ。
  今年は、牝馬ミスタカシマが、ナナカマド賞を勝ったあと黒ユリ賞に勝ち賞金ランキングトップとなって変則3冠となるか注目されていたが、今回は回避。そうなると、YCを勝ったオレワチャンピオンが中心的存在となる。ただ最近急成長してきた馬もおり、波乱の要素もありそうだ。

各馬寸評:
 1 アアモンドグンシン:3歳ランキングは12番目だったが出走回避が出たため、切符がまわってきた。アアモンドヤワラの初産駒でそのまま受け継いでいればスピードタイプ。YCは先行したが一杯になり10着。障害が苦手なので当初を控える競馬を見せていたが、阿部武臣Jが乗るようになって序盤から積極的に行く競馬を見せている。上手くペースを作ってどこまで粘れるか。
 2 バンリュウブラック:賞金的にギリギリのところだったが、なんとか出走権を得てきた。ナナカマド賞、YCいずれも出走したが8着。本来なら先行して粘り込むタイプだが、上位クラスに入ると同型の強力な相手が揃うため、先手争いで後手にまわってしまうことも。前走あたりは焦って得意なはずの障害でも引っかかった。最後の勝負根性はあるので、自分のペースに持ち込みたい。
 3 ブラックエース:3歳ランキングは11番目であったが、牝馬2頭の回避により出走権獲得。重賞はナナカマド賞9着、特別戦でも振るわなかったが、馬体の成長とともに上位争いできる力をつけてきた。大きい体格ながら素軽い動きができるのが持ち味で、最近はハナを切って行くようなレースもしばしば。障害に若干難があり大崩れもあるが、勢いに乗れば逃げ粘りの一発も。
 4 カネサダイマオー:重賞はナナカマド賞の5着の実績。その前哨戦の青雲賞で鋭い切れ味で快勝しておりその印象が残る。デビュー前能検3番時計が示すように相当のスピードの持ち主だが、障害が苦手。二の足が入らないことが多い。前半の立ち回りもややフワフワした感じ。ただ崩れてしまうことは少ない。障害を降りてくればじわじわ伸びるタイプで最後まで力強く走れる。
 5 キンツルモリウチ:芦毛馬。重賞はヤングチャンピオンシップ4着の実績。先行力と障害の上手さで勝負する。ただハナを切って逃げる方ではなく、じわじわ前に出て行くタイプ。切れる脚は持っていないだけに、早めに第2障害を抜け出して最後どこまで粘れるかといった展開に持ち込むことが必要。障害力があるのでコンスタントに上位には入れるがもう少し爆発力がほしい。
 6 キタノユウジロウ:現在9連対中でまさに絶好調の上がり馬。デビュー初期の頃は非力さもあって、重賞戦線には参加すらできなかったが、その後めきめき力をつけてきた。差し馬タイプで、飛んでいくような切れ味はないが、最後の直線でじわじわ伸びていく。接戦勝ちが多くその勝負強さがこの馬の特徴。重賞初挑戦でこのレースを勝つ例は少ないが、この馬がジンクスを破るか。
 7 ジェイコマンダー:シーズン序盤はランクトップを走るほど勢いがあった。その後は障害などで戸惑うなど調子を崩したが、ナナカマド賞3着、そしてYCは2着と決して悪い成績ではない。鋭い切れ味を持っている。近走は冴えないが、苦手な障害をクリアするため意識的に控えた競馬を進めている感があり、立て直しは可能とみる。ただここに来て馬体重減が続き体調面が心配か。
 8 オレワチャンピオン:デビュー以来常にこの世代リーダーシップを取ってきた。ナナカマド賞はミスタカシマに上手く逃げられたがヤングCSは終始力強い走りで勝利。馬格もあり風格は十分。先行力も障害力もある。ただここ3戦は大きなハンデと速いペースに巻き込まれゴール直前で失速。ただ、定量戦のここは持てる力どおりに走れば少なくとも上位を外すことは考えづらい。
 9 ハマノダイマオー:デビュー当初から上位争い、ナナカマド賞4着などの実績がありながら、なかなか勝ちきれずクラス落ちしていたが、最後のA-2組で接戦をものにして再度昇級して出走権を得てきた。堅実な走りで掲示板外は過去2度のみ、障害も巧者の部類。ただ切れ味のあるタイプではないので善戦どまりが多い。しかし重賞でじっくり構えていけそうなここは力が出せそう。
 10 コウシュハレガシー:ナナカマド賞6着、YC3着の実績。全兄のメジロゴーリキとは全く対照的に小柄な馬だが、親譲りの勝負強さで成績を出している。控えて良し前に行って良しの自在な立ち回りがこの馬の持ち味。馬場の重軽もほとんど影響はない。ただ、荷物が重くなると若干勢いがそがれる点も。まだ成長途上。近走は安定した成績を上げており障害などでも崩れは少ない、

まとめ:
  イレネー記念の行われる時期は明け3歳の3月と、晩成型の多いばんえいにあっては、かなり早い段階での勝負。中には古馬顔負けのどっしりした体で安定した走りを見せる馬もいるものの、多くは、まだ成長途上でフワフワした感じで安定せず、スピード中心の勝負になる。現時点での完成度の高さも勝敗を分けるポイントになりそうだ。
  今回メンバーを見渡すと前に行きたい馬が揃っており、先行争いが激しくなりそう。そんな中ではやはりこれについていけるだけの力を持っている馬が有利か。今回はナナカマド賞馬が牝馬ミスタカシマで、これが回避したため、唯一の重賞勝ち馬はYC勝ちのオレワチャンピオンだけとなった。もちろん実力のある馬だが、ここにきて破竹の勢いで上がって来たのがキタノユウジロウ。デビューがやや遅れて3回目の能検で合格、幼さも残る感じであったが、近走は馬体も成長し力をめきめき付けてきた。直線での勝負強さが印象に残る。今回はいきなり重量が増えるがそれは他馬も条件は同じ。力のない馬ではない。最後の追い比べに持ち込めば勝つチャンスは高いとみて、本欄ではこれを本命とした。序盤から先行争いに加わっておきたい。相手はやはりオレワチャンピオン。やはり力はこの馬が最も上であろう。先行力・障害力も抜群。近走はハンデがあったので最後で厳しくなるレースも増えたが今回は定量戦なので問題ないだろう。ただ、直線で甘くなり立ち止まることがあるのでそのリスクを考慮に入れると、キタノユウジロウの勢いに推される可能性があるとみてこちらを対抗にした。さらに、もう一頭怖い馬がカネサダイマオーだ。ナナカマド賞では差の無い5着。切れ味で勝負する馬で、前がごちゃついた時に中団からすっと抜け出してきそう。流れに乗れないときは厳しいときもあるが、一発の魅力は十分ありそうでこれを単穴とした。他には、全兄の力強さに対し強烈な差し脚を持つコウシュハレガシー。今回大外枠に入ったのは割引材料ではあるが、十勝産駒特別では人気薄ながら大外から強烈な追い込みを見せて2着に食い込んでおり力が出せない状況ではないだろう。あとはナナカマド賞3着、YC2着の実績を持つジェイコマンダー。障害が苦手で厳しいレースが続くが、じっくり走れる今回は立て直し可能。馬体重増なら狙えるか。またハマノダイマオーも上位の力を持っているが勝ちきるにはもう一歩何かがほしい。他にも先行力のある馬が多く展開次第では浮上してくる馬もいるだろう。

はむ!の馬券狙いどころ:
  もうここまで来てしまったら、トータルでの負けは確実なので無理に取り返しに行かず、今までのペースで淡々とやっていくつもりだ。馬券の買い方の見直しなどは次シーズンの課題とする。さて、今回はBG1のイレネー記念。明け3歳戦は前回YCで唯一プラスになっただけに、なんとか取りに行きたいところ。前回取らせてもらったオレワチャンピオンには敬意を表しつつも、予想では対抗にまわしてキタノユウジロウ頭で勝負。久々に流しマルチを使う。ワイドは一発ありそうなブラックエースを狙う。初めからこれぐらい余裕を持って臨めれば。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   軸2頭流しマルチ 6=8=4,10,7 合計18通り 各100円
   フォーメーション 6=8→4,10,7,9 合計8通り 各100円
      〃     6→8,4,10→8,4,10,7,9 合計12通り 各100円
      〃     8→4,10→6,4,10,7 合計6通り 各100円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 3=6,8,10,7 7=6,8,10 合計7点 100円
  合計5,100円で勝負! (残高34,670円-5,100円=29,570円)

  今回の結果と回顧は、2,3日後までには当欄で報告したいと思います。なお、次週も重賞がありますので頑張っていきましょう。

2018年2月27日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第39回チャンピオンカップ(2/25)

ばんえい重賞レース回顧
第39回チャンピオンカップ(BG2)-2018年2月25日-10R 200m直 晴 1.6%
  1着◎(5)オレノココロ(鈴木恵)1分59秒7
  2着▲(2)センゴクエース
  3着△(1)ニュータカラコマ
単勝 5 220円 馬単 5-2 410円 三連単 5-2-1 820円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  今年度のばんえい重賞優勝馬による一戦、第39回チャンピオンカップは、1番人気のオレノココロが障害2番手から差し切り勝ち。今シーズンは旭川記念・岩見沢記念に続く重賞3勝目、通算16勝目、鈴木恵介騎手はこのレース3度目の優勝。重賞通算66勝。
  この日の帯広は金曜日に少量の降雪があったものの、その後は晴れて乾燥。やや重めながら脚抜きは悪くない馬場となった。
  当初6頭立てのところナカゼンガキタが取消5頭立ての少頭数(外詰め)。レースは古馬重賞にしては序盤からやや早めの展開。第1障害までは横一線。まずはスピードに乗ってキサラキクが前に出て、1,2障害中間あたりから最内のニュータカラコマが先頭に出て各馬を引っ張るような展開。各馬刻みを入れ出たり入ったりしながらも、基本はニュータカラコマ、キサラキク、オレノココロという順番で進み、センゴクエースとコウシュハウンカイはこれらを見るようについていく。そしてそのまま第2障害へ、ここまで58秒。各馬揃ったところで、障害を先に仕掛けたのがニュータカラコマ。そして腰を入れしっかり越えて先頭へ。それを見届けるようにしてオレノココロが仕掛け、天板あたりで立ち止まりそうになりながらも障害クリア。この時点で前とは10m以上の差。オレノココロとほぼ同時に仕掛けたコウシュハウンカイは障害で軽く膝を折りストップ。その間にセンゴクエースとキサラキクが障害にチャレンジし、センゴクエースは坂の頂上手前で一歩止まりながらもふた腰目でクリア。キサラキクは坂の中腹で止まり手間取った。先頭争いはニュータカラコマをオレノココロ、センゴクエースが追うがはじめはなかなか差が縮まらない。しかし残り20mを切ったあたりからニュータカラコマの脚色が鈍り始め、そこにオレノココロが徐々に迫ってくる。そして残り10mを切ったあたりでオレノココロがニュータカラコマをかわし、そのままの勢いでゴールを駆け抜けた。結果的にはゴール通過時点では1馬身以上離す快勝となった。ニュータカラコマはさらに脚色が厳しくなり、そこを同じように追ってきた2番人気のセンゴクエースが残り5mあたりでかわして2着に入った。5番人気ニュータカラコマはゴール線上で立ち止まるほどだったが、後続とは差があり3着を確保。その後は障害最後方となったキサラキクがトップハンデで厳しくなったコウシュハウンカイをかわして4着に入った。

  オレノココロ(1着):やはりここでは負けられなかった。前半無理なく中団に付け、ニュータカラコマが先に行っても慌てることなく障害をひと腰で越えていった。障害をクリアすればこの馬の脚は確か。取消馬が出て左側が開いたのも障害を楽に越えられる要因だったのかもしれない。いずれにせよ完璧なレース運びだった。今回のレースで勝ち味をしっかり覚えたのはさらに強み。次はいよいよ1か月後の本番ばんえい記念。連覇に向けて視界は明るい。その前に特別戦があるが調整で使うかどうか。
  センゴクエース(2着):この馬としては上々の走りだったのではないか。強いていえばやや後ろの位置になったことか。初めての重量と障害のリスクを考えれば致し方ない。しかし障害も越え、最後の直線ではしっかりとした脚取りで前についていった。勝ったオレノココロとは同斤量で一日の長があったということであり、力負けではない。今後も経験を重ねていけば更に強くなるだろう。この後だが、ばんえい記念への挑戦は今後に見送り、新シーズンのオッズパーク杯あたりが目標となるか。
  ニュータカラコマ(3着):この馬のパフォーマンスは十分見せた。果敢に前に行き、得意の障害を越えてからは行けるところまで行くという戦術。最後一杯になってしまったが、もう少し馬場が軽ければ逃げ切れたのかもしれない。次の目標はやはりばんえい記念。序盤落ち着いたペースて走れるし、障害が上手なので、先手を取っていけばチャンスもあるだろう。意地を見せたいところ。
  キサラキク(4着):今回は前半から果敢に攻めていった。かといってそれほど無理はなかったように思われる。ただ障害で二の足が入らなかった。馬体重が増えた分体が重かったこともあったか。障害さえクリアできれば好走できるのだが。今後はどうするか。どこかでは勝てる重賞はあると思われる。年度明けのオッズパーク杯あたりか。力はある馬なのでばんえい記念に挑戦してみても面白いかもしれないが。
  コウシュハウンカイ(5着):今回は前半から脚取りが重くこの馬らしい走りができなかった。やはり厳しいハンデに尽きるだろう。ただ得意の障害で膝を折ったのは今までにあまり見られないことだったので癖にならなければ良いが。本番のばんえい記念に向けてしっかり立て直してほしいところ。
  それにしても、やはり5頭立てはさみしい。経験という意味でも若馬にも挑戦してほしいところだが、2週後にポプラ賞という4,5歳限定の重賞があり条件的にもそちらを重視するのだろう。あまり少頭数が続くようなら開催時期や条件の見直しなどを提案したい。(2010年までのようにポプラ賞を前に持ってくるとか、さらに基礎重量を下げるとか)

はむ!の予想結果
  5頭立てだとやはり余程絞り込まないとプラスは難しい。3連単も3桁配当では・・。特に今回は◎が1着だっただけにもう少し厚めにいけなかったものかと・・ま、絞り込んだとしてもその捨てた分が入ってしまいそうだから難しかった。筆者、馬券は平地も含めるともう数十年買っているけど買い方は全く成長しない。ま、来週も重賞あるし、悔やんでもしょうがないので、次いってみよう。
  今回収支 -2,540 (配当)2,460 (投入)5,000
  今年度累計 -65,330 (今年度残高34,670) (2/25現在)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  3週続けての重賞、次回の重賞は今週末3月4日(日)、いよいよ明け3歳の頂上決戦イレネー記念(BG1)です。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

2018年2月24日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第39回チャンピオンカップ(2/25)

  ばんえいの今年度の重賞戦線もクライマックスが近づいてきました。重賞はあと4つを残すのみ。そして今週から3週続けて重賞、一週おいてばんえい記念という流れになります。まず、今週の重賞は、今シーズンの重賞優勝馬の対決、チャンピオンカップです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第39回チャンピオンカップ(BG2)
(2018年2月25日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 4歳以上選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
ニュータカラコマ 牡10 830 藤野俊 尾瀬富 鹿毛 差
グランプリほか
センゴクエース 牡6 820 工藤篤 槻舘重 鹿毛 差
ドリームエイジC
キサラキク 牝7 800 阿部武 金田勇 芦毛 追
ヒロインズカップ
コウシュハウンカイ 牡8 850 藤本匠 松井浩 栗毛 先
帯広記念ほか
オレノココロ 牡8 820 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
岩見沢記念ほか
取消 ナカゼンガキタ 牝4 760 西将太 西康幸 鹿毛 先
ばんえいオークス
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  出走資格がその年の重賞勝ち馬という特殊な条件。重賞には古馬オープンの重賞、年齢別世代重賞、牝馬重賞があるが、基本的には古馬重賞の勝ち馬が中心となるため、結局はいつもとほぼ同じようなメンバーになる。頭数も揃わないことが多い。時折は4歳、5歳の重賞勝ち馬が挑戦してくることもあり、その場合はなかなかの活躍を見せている。この時期の重賞は、特に古馬戦の場合を中心に負担重賞が重いレースが多いことから、比較的手頃な荷物で走れるこのレースは、むしろここを狙ってきている馬も多い。
  過去10年で1番人気は(4,2,0,4)とそこそこの成績は上げているが、他の優勝馬の顔ぶれをみると6番人気以下の優勝も3度あり、結構高配当の出やすいレースだ。そして1番人気4勝のうち3勝は3連覇したカネサブラック。この馬は重賞勝利数の記録を持つが馬体は1000kg台前半と小柄で、むしろこのレースに適していたといえる。このことからも、相対的な力を見るより、適性や臨戦過程を注視したいところか。勝ってきたレースの傾向もはっきりはしないが、シーズン当初のオッズパーク杯あたりの勝ち馬が善戦していることを特筆したい。ハンデ差が大きいレースで700kg台の軽ハンデの馬は10年前のツジノコウフクが勝っている例があるが、やはり基本は実績馬が優勢か。
  今年は、昨年の覇者フジダイビクトリーが今年の重賞勝ちがないため出走権がない上、回避馬が多く6頭立てとややさみしい。しかし実力上位馬がそろい見応えがありそう。一昨年とその前の年に連覇しているオレノココロに僚馬で勢いのあるセンゴクエースあたりの争いとなるのか。
各馬寸評:
 1 ニュータカラコマ:今年度のグランプリ馬、チャンピオンカップは実に5回目の出走だが昨年の2着が最高。負担重量は手頃だが、本番のばんえい記念に向けた調整段階か。ただこの馬も爆発的な勢いは見られないもののきっちり掲示板には入っており、底力は十分だ。障害は確実に越えてくる安心感もある。
 2 センゴクエース:このレースは初めての出走。ドリームエイジから準重賞の十勝金杯というローテーションで今年はこのレースに最も照準を合わせてきていると見える。近走は高重量でも走れているし、唯一不安だった障害も安定している。一旦障害を降りれば切れ味と最後の粘りで強みを見せるか。
 3 キサラキク:。今年のヒロインズカップをようやく勝って牝馬のトップランナーの座を確固たるものにした。牡馬勢に劣らぬ馬格で力はある馬だが気まぐれな面があるのがこの馬らしさ。逆に勢いがつけば怖い存在。障害をしっかり越えて直線勝負になればこの馬の力を発揮できそう。高重量自体は苦にしない。
 4 コウシュハウンカイ:このレースは4度目の出走、過去2着2回3着1回とこの馬らしい成績を残す。2着が多くシルバーコレクターと言われてきたが、今年度はしっかり勝てるレース運びを見せている。今回は厳しいハンデがあるので、本番のばんえい記念に向けた調整か。しかし崩れることはないだろう。
 5 オレノココロ:実績は圧倒的にナンバー1。今年も重賞2勝しており1年以上掲示板を外していないがそれでもこの馬の華麗な実績からすると物足りないぐらい。本番は連覇を狙うばんえい記念の方だが、チャンピオンカップは過去2勝しておりもちろんここも狙ってきているだろう。馬体重には留意。
 6 ナカゼンガキタ同馬は取消となりました。4歳馬で今年度のばんえいオークス馬。元々力のある馬だが今シーズンは夏ごろからさらに急成長、先行力と粘り強さでG1勝ちを果たした。同世代戦ではトップクラスの力を持っているが、強い古馬オープン相手にどこまでついていけるか。ハンデ差を生かして食らいついて行ければ。

まとめ:
  大一番のばんえい記念など年度末に向けて各馬微妙な時期。回避馬も続出し6頭立て(ナカゼンガキタも取り消し5頭立て)。例年頭数が揃わないことが多く、開催時期の見直し等の必要ではないか。ただ少頭数は荒れるというジンクスもあり、実力どおり決まるか、それとも波乱はあるのか、展開一つで変わってきそう。ハンデ差や負担重量も微妙なところ。しかし案外ばんえい記念に勝つ実力馬が力を発揮していることが多い。調整過程の中でこのレースにも勝ちにきたという陣営も多いようだ。
  今回は、素直にいけば、やはり勢いのあるセンゴクエースということになるだろう、臨戦過程的にもここに照準を合わせてきていると思われる。しかしこういう状況こそ逆にプレッシャーになることも考えられる。障害なども一抹の不安もないわけではない。そこで当欄では、今回はセンゴクの同僚馬で、実績はno.1のオレノココロの方を本命にした。主戦が重なる鈴木恵介騎手がこちらを選択。本番はもちろんばんえい記念だろうが1か月先でもあるし、過去2回優勝しているこのレースもしっかり勝ちに行くとみる。帯広は最近馬場が重めの傾向があり、少頭数でもあるのでペースも落ち着きそうだ。相手には牝馬キサラキクを推してみたい。相変わらず気まぐれで障害に注文はつくが、力が劣る訳ではない。ヒロインズカップにようやく勝利、前走は軽量のスピードスター賞に出走して勢いを付けてきた。障害を早めに越えれてくれば。そして、センゴクエースは単穴扱いとした。流れに乗って障害をうまく越えれば圧勝も考えられるが、ここはトップ馬が並ぶ重賞。800kgを越える荷物もグランプリ以来だがまだ実績がなく不安点は残る。さらに今年のグランプリ馬ニュータカラコマも着実な走りがモットー、今回は適鞍で怖い存在。しかし追い比べになったときに最後の詰めが厳しいときがある。コウシュハウンカイは最も安定した力がありまず崩れることは考えにくいが、今回は大きなハンデでさすがに厳しいか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  今回は少頭数で頭数をいかに絞り込むかがポイント。しかし出走馬は実力馬揃いで甲乙付けがたく意外に難しい。本来ならこのあたりで負け分を少しでも取り戻したいところだがこのレースでは難しいだろう。コウシュハは逆にワイド狙いで。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 フォーメーション
   5,3,2→5,3,2→5,3,2,1 合計12通り 各300円
  応援馬券(単+複)3 各300円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 4=5,3,2,1 合計4点 各200円
  合計5,000円で勝負! (残高37,210円-5,000円=32,210円)

  今回の結果と回顧は、2,3日後までには当欄で報告したいと思います。

2018年2月13日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第43回黒ユリ賞(2/11)

ばんえい重賞レース回顧
第43回黒ユリ賞(BG2)-2018年2月11日-10R 200m直 晴 2.2%
  1着○(7)ミスタカシマ(鈴木恵)1分58秒9
  2着 (9)アフロディーテ
  3着▲(3)サンシルクラポピー
単勝 7 190円 馬単 7-9 4,610円 三連単 7-9-3 22,890円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい明け3馬牝馬の重賞、第43回黒ユリ賞は1番人気ミスタカシマが障害を先頭で越えてから他馬の追随を許さず快勝。ナナカマド賞に続く重賞2勝目。鈴木恵介騎手はこのレース4勝で重賞通算65勝。
  帯広は前日、当日と小雪が降ったものの気温がそこそこ高く、ロータリーハローでの整備もされて、全体的に時計のかかる馬場であった。
  レースは序盤ほぼ横一線で、各馬小刻みに息を入れながら進む。そこから意識的に前に行ったのが最内枠のジェイフラワー、先行すると思われたサトクィーンはやや押さえ気味。しかし少しずつ前へ。そして1番人気ミスタカシマも1,2障害中間あたりから前をうかがい、隣のクイーンドリーマーあたりがこれについて行った。そのままの態勢で第2障害手前へ、ここまで丁度60秒くらい。各馬じっくり溜めて全馬が一斉に横一線に揃ったところで、最も先に障害を仕掛けたのがジェイフラワー。一歩一歩踏みしめて障害を止まることなく越える。しかしすぐに続いて障害に挑んだミスタカシマがこれを軽々と越え、勢いに乗って先頭へ、ジェイフラワーも食らいつき2番手、続いて仕掛けたサトクィーンがなんとか障害をクリアし3番手で追う。同時に仕掛けたクイーンドリーマーは障害の天板で止まった。その間にサンシルクラポピー、プランセス、アフロディーテが障害を越えサトクィーンに迫っていく形となった。先頭はミスタカシマがどんどんリードを広げる。追っていたジェイフラワーも残り30mで一杯になって、代わって2番人気のプランセスが追うが伸びない。むしろ並んで追ってきたアフロディーテの脚色が良い。しかしミスタカシマはこれらを尻目に最後までほとんど緩むことなくゴールを駆け抜けていった。そしてしっかり前を追っていた9番人気のアフロディーテが5秒差で2着を確保。3着争いはジェイフラワー、プランセスと苦しくなって、その後ろから付いてきていた3番人気サンシルクラポピーが、直前で立ち止まって後方から一気に追ってきたウィナーサラに迫られながらもなんとか3着に粘った。2番人気プランセスは失速し6着に終わった。

  ミスタカシマ(1着):この馬の持てる最大の力を発揮して、結果的には強さを見せつける形になった。障害も軽やかに越えて完璧なレースであった。ペースが落ち着いたこともこの馬にとってじっくり構えられる態勢ができたということだろう。決して大きくない馬だがレースセンスの良さを感じる。この時点で重賞2勝は牡馬も含めて世代ランクトップに躍り出た。この後だが、常道ならイレネー記念で変則三冠を目指すことになるだろうが、ここは、鈴木恵介騎手がオレワチャンピオンという馬の主戦、槻舘調教師はジェイコマンダーなどの馬も管理しており、このあたりとの兼ね合いを見ながら出否を決めることになるだろう。他のレースはハンデ的に厳しいレースが多く、ぜひイレネーには出てほしいところだが。
  アフロディーテ(2着):ここにきて素質開花。前半は無理せず自分のペースで行ったところあまり力を使わずに障害手前まで取り付けたことが大きかったか。障害を上手く捌き直線でしっかり走りきった。これでもまだ成長途上、今後さらに力を付けてくればかなりのものになる予感だ。これでイレネー記念の出走権をほぼ手中にしたが、果敢にチャレンジしに行くかどうか。もつれる展開になれば見せ場も。
  サンシルクラポピー(3着):直線でじわじわ伸びてくるような走りと粘り、この馬の持てる力は十分出して馬券圏内に食い込んだが、勝ち馬にはやはり力負けのイメージは否めない。しかし重賞レベルでも勝ち負けに持ち込める力のあるところは見せた。この馬もこれからというイメージで伸びしろに期待。次の狙いは年度末の世代牝馬戦の福寿草特別か。
  ウィナーサラ(4着):最後の直線では相当離れたところからの強烈な追い込みで3着までわずかに迫った。それだけにレース全体としては脚を持て余してもったいない印象だ。やはり大外枠で走りにくかったか。ただ今回のような切れ味も見せられたことは収穫。力のいる馬場ならこの馬の出番だ。次はひとまず福寿草特別をめざすか。
  センリョウバコ(5着):前半から無理せず自分の走りに徹したことが最後の追い込みにつながった。崩れが少なくどんな相手でも対応できるのは強み。障害も上手かった。自己条件に戻って勝ち負けの経験を積んでいきたい。
  その他では、2番人気プランセス(6着)は案外であった。前半もあまり行き脚が良くなく、最後の直線も一杯になっていた。若干ソラを使いながら走っている様子もありこの馬の持てる力の半分も出せていない感じであった。実戦を積んで立て直していきたいところ。ジェイフラワー(7着)は序盤から積極的に攻めて行ったが、馬場がこの馬向きではなかったか。サトクィーン(8着)は逆に前に行ききれなかったのが力を出せなかった原因か。敗れたそれぞれの馬は課題を修正すれば立て直しは可能だろう。

はむ!の予想結果
  ミスタカシマかプランセスかというところで、当欄ではプランセスの方を取ったのでそれが来なければ負け、これは仕方ない。ワイドの方がアフロディーテ絡みを入れていたので、久しぶりのヒット。トータルとしては負けだが、ワイドを続けたかいがあったというもの。ただ印を打ってないだけに来ても恥ずかしい。したがって今回は外れ扱いとします。本線とワイドは分けて考えた方がいいのかも。
  今回収支 -2,280 (配当)3,020 (投入)5,300
  今年度累計 -62,790 (今年度残高37,210) (2/11現在)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回の重賞は2週間後、2月25日(日)、今シーズンの重賞勝ち馬による一戦、チャンピオンカップ(BG2)です。その後3週重賞が続きます。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

2018年2月10日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2018】第43回黒ユリ賞(2/11)

  今週は3週ぶりの重賞、黒ユリ賞です。明け3歳牝馬の一戦、毎年ここで「JRAで言えば桜花賞と阪神ジュベナイルフィリーズを足して2で割った位置づけ」と紹介しているレースです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第43回黒ユリ賞(BG2)
(2018年2月11日(日)18:10発走 帯広10R ダ200m 3歳牝馬オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  ジェイフラワー 牝3 640 西謙一 平田義 栗毛 差
父ミスタートカチ
  カイセリュウキ 牝3 640 長澤幸 西弘美 鹿毛 追
父ハマナカキング
サンシルクラポピー 牝3 640 村上章 鈴木邦 栗毛 差
父ハマナカキング
サトクィーン 牝3 640 阿部武 大友人 青毛 逃
父ニシキダイジン
  センリョウバコ 牝3 640 菊池一 大橋和 鹿毛 先
父ヤマノミント
  クイーンドリーマー 牝3 640 西将太 今井茂 栗毛 先
父キタノドリーマー
ミスタカシマ 牝3 640 鈴木恵 槻舘重 栗毛 差
父ウンカイ
プランセス 牝3 640 赤塚健 久田守 青毛 先
父キングファラオ
  アフロディーテ 牝3 640 藤本匠 大橋和 栗毛 差
父ニシキダイジン
10 ウィナーサラ 牝3 640 藤野俊 西康幸 栗毛 差
父トカチタカラ
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  ばんえい明け3歳牝馬の重賞・黒ユリ賞。数少ない牝馬重賞の一つ、BG2にランクされ、将来性を見据えた重要度の高い一戦。勝ち馬には、ハイトップレディ、サダエリコ、フクイズミそして現役のキサラキクなど蒼々たる馬が並んでおり、まさに名牝への登竜門といえる。この世代のこの時期はまだ各馬の力量差がはっきりしていないため混戦になることが多い。しかし定量戦なのでその時点での実力差がそのまま出るレースと言って良い。過去10年で1番人気は(4,2,2,2)とまずまず好成績で、3番人気以内が8勝している。つまり力上位の馬はそれなりの成績を上げている。一方、このレースはそれまでの出走権争いが熾烈で、そこを勝ち上がってきた馬が好走することも多い。昨年のキタノキセキのように9番人気からでも突っ込んだり、人気薄がしばしば上位に食い込んできて、ヒモ穴で意外に高配当になることがある。また、黒ユリ賞がこの時期に開催されるようになってからの7年で牝馬同士の特別戦「白菊賞」「いちい賞」の勝ち馬はこのレースに1頭も連対していないという不思議なデータもある。その時点で好調な馬を買うというのがセオリーだろう。
  今回はなんといっても、ナナカマド賞を牡馬勢を一蹴して優勝したミスタカシマに注目。一方、ミスタカシマとの対戦を極力避けつつ、最上位クラスで勝ち星を重ねるプランセスが、ガチンコ勝負に挑む。まさに雌雄を決するレース。しかし他にも全体的にこの世代は牝馬のレベルが高く、ランク下位の馬でもまだ潜在能力を秘めている馬が多くおり、今後に向けても注目のレースだ。

各馬寸評:
 1 ジェイフラワー:3歳牝馬ランク4位。早いうちから活躍し、重賞はナナカマド賞に出走(7着)、特別戦でも好走。切れ味の良さがこの馬の長所。特に軽馬場ならスピードに乗って駆け抜ける。但し障害はあまり得意ではない。勝ち負けがはっきりしている。接戦にもつれ込めば勝負強さを発揮。
 2 カイセリュウキ:3歳牝馬ランク8位。激しい出走権争いの中、ひと開催前Bクラスのレースで勝利し最後のチャンスをものにして駒を進めてきた。強い相手との対戦もなく重賞も特別戦も初出走。未知の魅力はある。どちらかというと前半控えて切れ味で勝負するタイプ。障害もまずまずこなせる。
 3 サンシルクラポピー:3歳牝馬ランク5位。デビュー時は華奢だったが、レースを使うたびに成長。特別戦は白菊賞、いちい賞共に出走しているが目立った戦績はない。走りの型が固まっていないのか前に行くときもあれば控える時もある。障害はまずまず。人気薄の時に突っ込んでくることがしばしば。
 4 サトクィーン:3歳牝馬ランク6位。いちい賞で粘りの2着、十勝産駒特別では強力な相手が揃う中、差のない4着に粘っている。この馬は出足が良くハナを切っていくことも多い。あとは最後の直線でどこまで粘れるかというところ。成績だけ見ると目立った印象はないが、必ず見せ場は作っている。
 5 センリョウバコ:3歳牝馬ランク9位。特に目立った成績はないが、4着に入った北央産駒特別ではいずれも実力上位の牡馬勢に互角の戦いを見せている。先行力と障害力で粘り込むタイプで崩れが少なく、掲示板内には入ってくることが多い。いきなりの重量加増でやや自重した前走は度外視できそう。
 6 クイーンドリーマー:3歳牝馬ランク3位。やや遅めのデビューだったが、持ち前のスピードと切れ味で勝ち星を重ねこの位置まで上がってきた。ただ1着か着外かというタイプで、障害でも膝折などのミスがしばしば見られる。若干荒削りで走りもフワフワした感じがあるが、勢いに乗れば。
 7 ミスタカシマ:3歳牝馬ランク1位。世代最初の重賞ナナカマド賞で20年ぶりの牝馬優勝を果たした。その後は十勝産駒特別で障害をミスしてYCへの出走権を取れず、また調子も崩し気味だったが、前走あたりでは馬体重も増え持ち直してきている。脚質は自在。障害も苦手ではない。
 8 プランセス:3歳牝馬ランク2位。ゆったりしたローテーションで大事に使われており、2つの重賞も出走権を持ちながら回避。メンバーとの対戦も少なく特にミスタカシマとは白菊賞の1戦のみ。その時はこの馬が差し切り勝ちしている。スピードは非凡だが弱点を含め未知の面も多い。
 9 アフロディーテ:3歳牝馬ランク10位。遅生まれということもあって、本格的に走れるようになったのは7月ごろになってから、したがって重賞も特別戦も未経験だが、力は急速につけてきている。勝負強さがあり勝った3勝はいずれも接戦をものにしている、障害はしっかり。未完の大器かも。
 10 ウィナーサラ:3歳牝馬ランク7位。能検タイム4位とメンバー中最速。ナナカマド賞10着。白菊賞、いちい賞共に3着と実績はまずまず。大型馬で力強い。その分ややズブい面もあり、力を持て余したままゴールということも多い。時計のかかる馬場でじっくり構えていければ勝機は見つかる。

まとめ:
  今年のこの世代の牝馬勢は強く、重賞ナナカマド賞ではミスタカシマが牡馬勢を一蹴して優勝するなど牡馬勢と互角に渡り合っており、今回出場する全ての馬がAクラスにランクされている。そしてその中でもミスタカシマとプランセスのランク上位2頭の力が抜けており、この2強の一騎打ちムード。この2頭の対決は昨年8月の白菊賞一度のみ。この時はプランセスが勝ったが5kg差のハンデとミスタカシマが再内枠というのがあった。今回は定量戦で重量上での差はなし。力と力の勝負になりそうだ。
  当欄でもやはり7枠に入ったこの2頭が中心となることは認めざるを得ない。そして両馬の比較だが検討材料が少なくかなり悩ましいところ。そして当欄では悩んだあげく、プランセスの方を本命にした。実績的には重賞を勝ったミスタカシマの方が上だが、とにかく対戦が少なくまだ勝負づけはすんでいない。時折出走して破ってきた相手は強く、前走は6着に沈んだもののAクラスの牡馬相手にそれほど離されたわけではなく、展開で敗れた形。非常に大事に使われているローテーション、ここに目標を絞って仕上げてきているのだろう。ただ、定量640kgの重量となり直線勝負になるとスタミナ面でどうか。第2障害の時点で前に位置したいところ。若手の赤塚騎手の思い切った騎乗に期待。
  そして全く差がなくミスタカシマ。実績的にも臨戦過程的も申し分ない。そして鞍上はトップの座に君臨し、今年も激しいリーディング争いをしている鈴木恵介騎手。このレースの過去の優勝騎手の面々を見ると、若手の名は少なく百戦錬磨の騎手が並ぶ。重賞優勝後はハンデ差もあって一息ついた感はあるが、それでも前走あたりは強い牡馬勢相手に好勝負。馬体もしっかり成長してきた。どこからでも勝負できる脚を持っており崩れは考えにくい。ただ馬券的な妙味まで加味して、この馬の方には一歩譲ってもらって対抗に持ってきた。
  さて、この2頭に割って入る馬はいるかということになると、これはかなり困難。全体的にレベルは高いもののやはり差はありそう。但し、競馬なので2頭のいずれかが障害などで大きなミスが出れば当然浮上してくる馬はいるだろう。白菊賞、いちい賞の勝ち馬がここ8年1頭も連対していないというデータもあるし、昨年のキタノキセキのように下位の馬でも潜在能力を発揮する馬もいるかもしれない。2頭に食らいつくか3着を確実に狙うかでも展開は変わってくるだろう。その中で単穴候補としてサンシルクラポピーというのが面白そうだ。鋭い切れ味のある上がり馬。人気薄でも突っ込んでくることがある。障害は若干難があるが、うまく嵌まれば。先行馬でニシキダイジンの産駒サトクィーンの出足にも注目。うまく自分のペースに持ち込めばあとは最後の粘りで前残りも。あとは重馬場のときは大型馬でしっかりした走りができるウィナーサラ、軽馬場なら一発の切れ味あるジェイフラワーあたりが気になるところ。さらに上がり馬勢からはアフロディーテの将来性にも注目したいが、現時点では少なくとも上位2頭を脅かすような存在とは考えにくく、良くて3着づけ狙いまでか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  自分的には、取りガミながらも的中の回数が少しずつ回復しつつあるので、少し心の余裕ができたところ。今回は2強ということもあって、絞って当てに行くか、それともどちらかがコケることを狙うか。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 フォーメーション
   8→7→3,4 合計2通り 各700円
   8→7→10,1 合計2通り 各300円
   7→8→3,4 合計2通り 各500円
   7→8→10,1 合計2通り 各200円
  三連複 7=8=3,4 合計2通り 各200円
   8,7→3,4→8,7,3,4 合計8通り 各100円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 9=8,7,3,4 4=8,7,3 合計7点 各100円
  合計5,300円で勝負! (残高39,490円-5,300円=34,190円)

  今回の結果と回顧は、2,3日後までには当欄で報告したいと思います。

2018年1月23日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】回顧・第28回ヒロインズカップ(1/20)

ばんえい重賞レース回顧
第28回ヒロインズカップ(BG2)-2018年1月21日-10R 200m直 晴 1.4%
  1着◎(6)キサラキク(阿部武)2分16秒9
  2着▲(1)アアモンドセブン
  3着○(8)セイコークイン
単勝 6 160円 馬単 6-1 560円 三連単 6-1-8 1,630円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい古馬牝馬の女王決定戦、第28回ヒロインズカップは1番人気キサラキクが障害トップ抜けから他馬を引き離して圧勝。名実とともに現役最強牝馬となった。重賞は昨年度のドリームエイジカップ以来5勝。阿部武臣騎手は重賞通算15勝目。
  帯広は前日小雪があったものの基本的には乾燥した冬晴れが続き、ロータリーハローもかけられて馬場はかなり力のいる状態であった。
  レースは、スタート直後にメムロコマチが出遅れて後方から、その他の馬もややばらつき気味。第1障害を越えたあたりから先行馬のファイトガールが、そして有力馬のキサラキク、アアモンドセブン、セイコークインといったところが前に行く展開、各馬小刻みに息を入れながらゆったりしたペースで進む。第2障害手前に先に到着したのはセイコークイン、そしてキサラキク、ファイトガール、アアモンドセブンと続く。ここまで70秒の遅めのペース。各馬じっくり溜めてから、第2障害に最初に仕掛けたのがセイコークイン。しかし2,3歩行って山の中腹でストップ。続いてキサラキクが障害に挑戦。力強く踏み込みひと腰で越え先頭へ。次に内からフェアリードール、アアモンドセブンとキサラキクを重賞で下したことのある2頭が続き障害を越えて前を追うが、今回はキサラキクの勢いが違う。ぐんぐん引き離して差は広がる一方。2番手以降の馬たちの方が厳しくなり後に障害を降りてきたヒカルナナヒメ、コウシュハサマーらと団子状態。キサラキクはトップハンデもなんのその、最後まで勢いが衰えずそのままゴール板を駆け抜けた。圧勝だった。2番手争いは各馬苦しむところ止まらずに歩ききったアアモンドセブンが抜け出し2着入線。連覇は逃したが2番人気に応えた。そして後方で障害に苦しんでいたセイコークインが追い込んで3着に入った。

  キサラキク(1着):序盤から先行して主導権を握り、障害は勢いよくひと腰で越えしかもトップ抜け、最後までスピードが緩まずと、全く非の打ち所がない圧勝。トップハンデも問題なく、力の差を見せつけた。懸念された気難しい部分も全く見られなかった。こんな強い勝ち方ができるのだから、牡馬相手でも十分戦えるはずなのだが・・・。次の狙いは、今回勝って出走権を得たチャンピオンカップあたりか。ファンとしては牡馬勢に一泡吹かせて、そして名牝への道を進んでもらいたいところ。それだけの力はある馬だ。
  アアモンドセブン(2着):この馬のレースはしっかりできていた。序盤出遅れることもなかった。今回は勝った馬に完璧なレースをされたということで、仕方ない。2着争いの接戦もしっかり抜け出して走りきり、むしろこれだけのレースができるということで、今後も特別戦などで力を発揮していけるのではないか。
  セイコークイン(3着):なんとか悲願の重賞制覇をということで積極的に攻めて行ったが、やはり障害で手間取ってしまった。最後に見せた強烈な末脚で3着に食い込んだところを見るともったいない感もある。次の狙いは準重賞のスピードスター賞でスピード王を目指す。
  メムロコマチ(4着):スタートが遅いのはいつものことだが、今回は特にゲートの出が悪かった。それでも後方でじっくり自分のペースで前を追い、障害もひと腰、最後は4着まで食い込んだ。この馬はこれで引退とのこと。個性的でファンの多い馬だった。
  コウシュハサマー(5着):4歳馬で厳しい条件だったが、障害をしっかり越えて見せ場を作ることはできた。重賞を勝ってきただけの力は十分見せられたのではないか。今後さらに力を付けていければ面白い存在になりそう。次の狙いは3月のポプラ賞か。
  その他ではフェアリードール(6着)も実力馬の一頭としてしっかりついて行ったがキレが地味なので伸びきれなかった。ヒカルナナヒメ(7着)も同様なことが言えるがこちらは将来の伸びしろに期待。ファイトガール(8着)は序盤からこの馬らしい積極さが見られなかった。

はむ!の予想結果
  キサラキク見事な勝利だったし、予想的にも◎▲○で見事なクリーンヒットと思いきや配当が安くやっぱり取りガミ。追い込んできたメムロコマチでも3着に入ってくれればワイドも含めてもう少しついたんだけど。きまぐれキサラキクだけに絞り込むのは難しいところだけどやはり強い馬だしもう少し厚めに買っておきたかった。ま、ゼロよりかはまし。しかしもう少しマイナス取り返したいんだけど。
  今回収支 -740 (配当)4,860 (投入)5,600
  今年度累計 -60,510 (今年度残高39,490) (1/21現在)

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回の重賞は3週間後になります。2月11日(日)明け3歳牝馬の戦い、黒ユリ賞(BG2)です。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

2018年1月20日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2018】第28回ヒロインズカップ(1/21)

  今週の重賞は、古馬牝馬のチャンピオン決定戦、ヒロインズカップです。JRAの競馬で言えばエリザベス女王杯にあたるレースです。ばんえいの今年の最強牝馬はいかに?

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第28回ヒロインズカップ(BG2)
(2018年1月21日(日)18:05発走 帯広10R ダ200m 4歳以上牝馬オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
アアモンドセブン 牝7 780 藤本匠 小林長 青毛 差
ファイトガール 牝8 770 渡来心 坂本東 鹿毛 逃
  フェアリードール 牝7 770 長澤幸 岩本利 栗毛 先
  コウシュハサマー 牝4 760 西謙一 岡田定 栗毛 差
  ヒカルナナヒメ 牝5 750 工藤篤 谷あゆ 鹿毛 先
◎  キサラキク 牝7 790 阿部武 金田勇 芦毛 先
メムロコマチ 牝6 760 菊池一 西弘美 栗毛 追
セイコークイン 牝8 780 西将太 岡田定 鹿毛 差
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  年に一度の古馬牝馬の重賞。やはり女王決定戦ともなると華やかな雰囲気に包まれる。過去の勝ち馬を見ると、ハイトップレディ、トカチプリティー、エンジュオウカン、フクイズミと複数回優勝する例が多いが最近5年は毎年顔ぶれが変わっている。名牝と言われる馬の中でもサダエリコやアンローズといった名前はなく、このあたりは微妙なハンデ差が影響しているか。過去10年で1番人気は(3,1,1,5)とやや微妙。但し勝ち馬は全て3番人気以内の馬が入っており、人気上位から狙っていくことが基本だが全面信頼は禁物・・といったところだ。トップハンデの馬は過去10年2勝とこれも若干苦しい。優勝馬の年齢は5歳、6歳が多いが、8歳以上の高齢馬が強い時期もあった。さらに8歳以上または最年長馬が連に絡むことがほとんどで、年の功は無視できない。なお、4歳馬は出走自体がほとんどなく過去10年で2010年のワタシハスゴイ1頭のみ(2着)。なお実績面からはここに出てくる馬はいずれもかなりの成績を積んできており、オークス馬が必ずしも強いなどということはない。また前哨戦のレディースカップの勝ち馬は過去10年わずか1勝と苦戦しており、勢いというのも信用しがたい。
  今年のメンバーの中では、実績では第一人者のキサラキクが抜けているもののハンデ的にどうか。ディフェンディングチャンピオンはアアモンドセブンだが。その他新興勢力も力を付けてきており新たなシンデレラが誕生する可能性もある。

各馬寸評:
 1 アアモンドセブン:昨年このレースで軽馬場を生かした見事な走りで勝利、連覇を目指す。それ以降は、相手がA1クラスの強い相手ということもあり苦戦続き。しかし前哨戦のレディースカップではキサラキクとの熱戦を演じた。障害力はあるがハナが遅く序盤から大きく置かれることも多い。
 2 ファイトガール:昨年のこのレースが当時7歳にして重賞初出走。逃げ粘って3着に残ったレースは印象的であった。普段は自己条件のAクラスで着順は上がらないものの、常に上位馬と差のないレースをしている。8歳になる遅咲きの大輪は今年も健在だ。ハナを奪ってこそ持ち味発揮。
 3 フェアリードール:7歳牝馬ではランク3位の馬で目立たない存在だが、特別戦の常連だしクインカップ優勝やオークス2着の実績がある。昨年のこのレースは5着。先行力と障害力で勝負する馬だが流れに乗れないと全く走らない時もある。しかし接戦に持ち込めば勝負強さが生きる。
 4 コウシュハサマー:8年ぶりの4歳馬の挑戦。今年度のばんえい菊花賞馬。若馬にしては馬格がしっかりしている。差しタイプで好位から抜け出すのがこの馬の形。障害も悪くないがやや反応が鈍い面がある。高重量もまだ慣れていない様子がみられ、相手関係的にどうか。軽馬場なら。
 5 ヒカルナナヒメ:古馬重賞は初挑戦。重賞はオークス、クインカップでいずれも2着。この馬はどっしりした安定感が売りで障害も上手。決め手に欠ける面はある。軽量戦の疾風賞に出たが追走一杯でスピードタイプではなかった。相手強化でも前にしっかり付いて行ければ勝負になりそう。
 6 キサラキク:現役の牝馬ランキングのトップに君臨。前哨戦のレディースカップもトップハンデで勝利。馬体も充実。ただ牡馬のトップクラス相手だと厳しく名牝の領域まではまだ行っていない印象。まずここを勝って牝馬最強の座を不動にしたい。障害で気まぐれな面がでなければ良いが。
 7 メムロコマチ:同世代の重賞では常連だったが同世代以外の重賞は初出走。かなり馬格があり尻尾を振りながら独特の走りをみせる。出足が遅く前半置かれることが多いがじわじわ前に付けてくるのが特徴。障害は苦手な部類だが、前が止まればこの馬のしっかりした末脚が生きてくる。
 8 セイコークイン:この馬も8歳になりすっかりお姉さん。しかし今年は相手が厳しいというのもあり不調続き。障害も上がれていない。最近で唯一勝ったのが軽量戦の疾風賞。ここで0分47秒の驚異的なスピードを出せるほどなので決して衰えはない。流れをつかめれば好走可能。

まとめ:
  このレースは、もちろんばんえい最強牝馬決定戦という意味合いもあるが、出走馬の決定方法が獲得賞金順ということで、実績を積み上げてきた古馬と世代重賞を勝ち上がってきた若馬との力関係を図るレースという要素が強い。実績馬はハンデも背負うのでそのあたりが勝負のあやになるか。重量を背負うのでその適性も必要だが、馬場状態によっても大きく展開が左右される。
  さて、現在の牝馬賞金ランキング1位はキサラキク。天馬賞などのBG1勝ちもあり大きくリードしている。今回も勝って、女王の座を名実とものものにしたいところ。実力的にも当然黙って本命に推したいところだが、そこは競馬。何が起きるかわからない。特にキサラキクは古馬トップクラス相手とは言え、近走障害で大きく手間取ることが多く、もし今回もそれが出れば思わぬ苦戦を強いられる可能性も多いにある。前走も1番人気で大敗した。当欄ではそこも含めて熟考したが、やはりこのメンバー相手なら、多少のリスクがあったとしても本命に置く以外にはないだろう。崩れてしまわなければリカバリーは十分可能だ。軸は外せない。ただ障害の上手な馬に逃げられるか強烈な末脚の馬に差されたりして、逆転の目はないではない。
  そしてその相手にはやっぱり百戦錬磨のセイコークイン。常にあと一歩のところで重賞を逃してきた無冠の女王、8歳となりナナノチカラらライバルが皆引退してもまだ頑張っている。悲願の重賞制覇をかけて臨む。近走衰えも指摘されるところだが、疾風賞での47秒の爆走を見ると全くそんなことはない。大外に入ったが内詰めで外が空くので楽に走れる。馬券的にも無視はできないだろう。単穴は昨年このレースを逃げ切って優勝、連覇を狙うアアモンドセブン。昨年よりズブくなっていて出足が遅くなっているのが若干気になるところだが、重賞のペースになればしっかりついて行けるだろう。最内は若干気になるが力は上。逆転まで見込んだ単穴で。さらに狙ってみたいのが8歳馬ファイトガール。昨年7歳で初めて重賞に出走したほどの遅咲きだが、この馬の先行力と障害力は驚異だ。若手の渡来騎手には思い切ったレースをしてもらいたい。
  6歳以下の馬ではメムロコマチの末脚の鋭さも怖い存在。人気もそこそこ出そうだが、出足が遅い馬なので速いペースになれば置かれることも。思い切って狙うなら、ハンデに恵まれた5歳馬ヒカルナナヒメはどうか。障害が上手なので流れに乗れば上位食い込みも。

はむ!の馬券狙いどころ:
  天馬賞で元取りしてようやくシーズン最後まで遊べる目処がついたので、今度は少しでもマイナスを減らすべくしっかり取っていきたい。キサラキク外しで一発狙いに行くという方法もあるが、キサラキクはやはり当欄で追い続けている馬でもあるので、この馬の力を信じて買っていきたい。相手を少し幅広に受けたいところ。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 フォーメーション
   6→8,1,2,7→8,1,2,7 合計12通り 各100円
   6→8,1,2→8,1,2,7 合計9通り 各100円
   8,1→6,8,1,2→6,8,1,2,7 合計18通り 各100円
  単勝 6 1,000円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 7=6,8,1,5 5=6,8,1 合計7点 各100円
  合計5,600円で勝負! (残高40,230円-5,600円=34,630円)

  今回の結果と回顧は、2,3日後までには当欄で報告したいと思います。

2018年1月6日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017-8】回顧・第19回ヤングチャンピオンシップ(12/29)・第40回帯広記念(1/2)・第11回天馬賞(1/3)

  遅くなりましたが年末年始の重賞3本の回顧を一度に行います。日付の新しいものを上にしております。

ばんえい重賞レース回顧
第11回天馬賞(BG1)-2018年1月3日-10R 200m直 曇 2.7%
  1着◎(9)マルミゴウカイ(藤本匠)1分50秒6
  2着▲(5)ホクショウディープ
  3着△(4)タカラシップ
単勝 9 140円 馬単9-5 460円 三連単 9-5-4 1,640円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  正月恒例、ばんえい明け5歳のチャンピオン決定戦の第11回天馬賞は、マルミゴウカイが障害中団から力強く抜け出し1番人気に応えて快勝。史上3頭目の4歳(明け5歳)三冠を達成した。同馬は通算5度目の重賞制覇。藤本騎手はこのレース3度目の制覇、今季は帯広記念に続き重賞5勝通算62勝目となった。
  帯広は正月1日から雪が降ったりやんだりで3日の朝も多少降ったが、気温が比較的高いこともあって、馬場水分で表されるほど軽い状況ではなかった。レースはゆったりしたスタートで1,2障害中間手前まではほぼ横一戦。その後各馬刻みを入れる中、2番人気に推されていたタカラシップが果敢に前に出て行った。他馬はこれに付いていかず、集団からフウジンライデン、ホクショウディープらがやや前を行く程度、この時点でマルミゴウカイらは中団から後ろ。タカラシップが先頭で第2障害手前に到達。ここまで53秒。続いてフウジンライデンらが追うところをツルイテンリュウが詰めて2番手で障害手前に到達。後方から詰めてきたマルミゴウカイを始め各馬が障害に到達する間もなく、タカラシップは先に障害に挑戦。一歩一歩力強く踏みしめて仕掛け障害を越えた。続いてフウジンライデン、ツルイテンリュウ、ホクショウディープが障害に挑戦し、このうちツルイテンリュウは立ち止まり、他の馬は懸命に腰を入れて障害をなんとか越える。そうしているうちに外のマルミゴウカイも障害をしっかり越えた。降りてからの脚色はマルミゴウカイとホクショウディープが鋭い。しかし2頭ではマルミゴウカイが上回っていた。前でタカラシップが必死に逃げていたところ残り30mでかわし先頭へ、ホクショウディープも続いて残り20mのところで2番手に上がり懸命に追うが、前は離れる一方。そしてマルミゴウカイが勢いよくゴールを駆け抜けた。ホクショウディープも最後疲れたが2着を確保、タカラシップが粘って3着に入った。3番人気フウジンライデンは障害を降りてからの勢いがなく、最後は後ろからきたプレザントウェーにもかわされ5着だった。

  マルミゴウカイ(1着):結果としては力の差を見せつけた形になったが、まだこれでもこの馬の8分ぐらいの力しか出していない印象。ブルーオーシャンが出走取消になって端枠になったこともあり、ソラを使わぬよう左イタイタを付けて走っていたが、前半は決して反応が良くなくどうかと思わせた。しかし障害を越えてからはやはり力が違った。今後の成長が楽しみだし、ファンとしては古馬勢にもどんどん挑戦してほしいところ。それがさらに気性の成長にもつながるだろう。ただ槻館厩舎にはオレノココロ、センゴクエースといったトップ馬がおり、それらとの兼ね合いが注目。次の狙いは2月のチャンピオンカップや3月のポプラ賞が考えられるが、ハンデ差もあるのでどのように対応してくるか。
  ホクショウディープ(2着):またしてもマルミゴウカイの後塵を拝した。それでも今回は臨戦過程からか4番人気に甘んじていたものの、重賞になるときっちり仕上げてきた。苦手な障害もしっかり越えたし、いつものゴール前での緩みもなかった。立派な2着と言える。次の狙いはポプラ賞か、しかし馬体重も減っているように少し使い詰めのような感じもするので、一息入れて立て直すのも良いのではないか。
  タカラシップ(3着):積極的な逃げは初めて重賞に出走した昨年度のポプラ賞と同様。しかし前回よりも数段力を付けてきた印象だ。障害を力強く越え、直線での粘りも立派であった。2番人気にまで押し上がっていたのもうなづける。今後も重賞でこの走りを見たいところだが出走にはさらに勝ち星を重ねる必要がある。まずは自己条件(A2クラス)で古馬の実力馬相手に魅せるレースを期待したいところ。
  プレザントウェー(4着):この馬なりに積極的に前に行って、障害もしっかり越えていたのだが、先行馬の勢いに隠れあまり目立たない状況であった。最後は落ちて来たフウジンライデンをかわして4着に入るのが精一杯だった。やはり善戦タイプで安定性はあるのだが、勝負に持ち込むにはさらに何かがほしいところ。自己条件(A2クラス)でしっかり勝ち味を覚えたい。
  フウジンライデン(5着):馬体はしっかり作ってきた印象で体重もプラス10kg、そこそこやれるかと思われたが案外だった。2番手につけ障害も上手く越えてはいたが、勢いがなかったことと、若干よそ見をする仕草もみられまだ十分力を発揮できていなかったように思われる。賞金的にはポプラ賞の出走は可能なので、そのあたりを狙って稽古を重ねていきたいところ。
  その他では、タフガイ(6着)は自分の走りに徹していた。最後の脚色はかなり良かったので、積極的に行ってもおもしろかったかも。ツルイテンリュウ(7着)は今回は障害が上がらなかった。前半で一気に前に詰めるなどやや脚を使いすぎた感もある。牝馬勢はやはりこの世代は牡馬との力の差が大きかった。

はむ!の予想結果
  一応は◎▲△で当たったんだけど、大本命のマルミゴウカイ頭だからねぇ。三連単1,640円はやはり安い。そして三連単3本と枠複を含め計算したところ残念ながら100円のマイナス。ま、負け続けの自分的には外れるよりかはよっぽどまし。さて、今年度の重賞は残り6つ。従って、いつもの投入ペースでいけば最後のばんえい記念まで資金が持ちそうだ。ホッとしているけどやはり少しでもマイナスは減らさなきゃ。
  今回収支 -100 (配当)5,600 (投入)5,700
  今年度累計 -64,330 (今年度残高35,670) (1/3現在)


第40回帯広記念(BG1)-2018年1月2日-9R 200m直 曇 2.7%
  1着△(9)コウシュハウンカイ(藤本匠)2分15秒9
  2着注(10)サクラリュウ
  3着◎(7)フジダイビクトリー
単勝 9 610円 馬単 9-10 3,580円 三連単 9-10-7 19,800円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい正月恒例の古馬重賞・帯広記念は3番人気のコウシュハウンカイが障害2番手から抜け出しトップハンデをもろともせず快勝。重賞は今期3勝で通算7勝目となった。藤本匠騎手は帯広記念は2000年以来18年ぶり2度目の優勝。
  帯広は元旦から雪で、2日も小雪が降ったりやんだり。ただ気温も0度を少し下回る程度で当地としては暖かく馬場も軽めではあるが適当に粘り気があり時計もそれなりにかかっていた。レースは揃ったスタートで第1障害を越えてもほぼ横一線。ペースはゆったりしているものの高重量戦としては比較的スムーズな流れ、各馬早めに刻みを入れる中で、先行馬のトレジャーハンターがハナに立ち、それをフジダイビクトリーと先行馬のサクラリュウが追う形、フジダイ以外のBIG4勢ではニュータカラコマも早めに前に取り付き、オレノココロ、コウシュハウンカイも一馬身ほどの差で続く。ほぼ同じ隊列で第2障害手前へ、ここまで70秒強とこのレースとしてはいつもの年より早め。障害を先に仕掛けたのは逃げたトレジャーハンターだが坂の中腹でストップ。続いて大外のサクラリュウが駆け上がりこちらはスムーズに障害を越えて先頭へ。差が無くフジダイビクトリーが行くが膝が入り立ち止まる。その間にニュータカラコマそしてコウシュハウンカイが続きこちらはひと腰でクリアし前を追う。後は少し遅れて立て直したフジダイとトレジャーが続き、1番人気オレノココロは障害でよれて苦戦しながら大きく遅れて6番手でようやく降りた。その間先頭争いは既にのこり30mサクラリュウをコウシュハウンカイがあっという間にかわして先頭へ、ニュータカラコマも追うがあまりスピードが上がらず、フジダイビクトリーが逆にこれに迫る形。コウシュハウンカイは力強く前進し、サクラリュウもしぶとく粘るが、これを振り切ってゴールを駆け抜けた。2馬身ほどの差でサクラリュウが2着、3着争いはフジダイビクトリーがさらに脚色の鈍ったニュータカラコマをかわし3着。ニュータカラコマは最後は急追してきたオレノココロにもかわされ、オレノココロが4着、ニュータカラコマが5着だった。

  コウシュハウンカイ(1着):この馬はこれまで帯広記念は成績が上がっていなかったこと、トップハンデであったこと、前哨戦でも伸びきれない4着が続いていたことなどから、若干不利ではないかと思われたが、今年は全く違って強みを見せつけた。イメージ的には北見記念とほぼ同様の展開で、他馬の動きに全く動じず自分の走りに徹した。軽馬場も味方したものの、力強く安定した走りというこの馬の持ち味が存分に発揮された。北見記念以降月イチのローテーションでしっかり調整した上でここに臨んだのが馬体重の11kg増にも現れている。次は当然年度末の大一番ばんえい記念を目指すが、どのような課程で調整してくるか。力は問題ない。
  サクラリュウ(2着):もう善戦というより実力どおりの走りと言って良いだろう。完全に強い8歳世代の一角に入った。前半は自然に前に付け、障害もひと腰で越えて、あとはどれだけ粘るかという展開。最後の直線も勝ち馬に食らいつく粘りを見せた。高重量は本当に得意なのだろう。当然次の目標は大一番ばんえい記念だが、まずは特別戦か平場戦ででも勝つ味を覚えたいところ。
  フジダイビクトリー(3着):条件は悪くなかった。軽馬場も本来は歓迎すべきところ。ただ時々この馬にはあることだが、障害で腰が入ってしまい一歩立ち後れてしまったことが悔やまれる。臨戦過程からの期待と8歳馬勢に先着されたことからやや完敗感が残るが、1,2着馬には今回うまく走られたということであり決して力負けではない。ばんえい記念でのタイトル奪還に向け再起を図る。
  オレノココロ(4着):今回は障害でのミスが全て。いつもならすぐに立て直して追えるのだが今回は馬体重が37kg増の1225kgでかなり重かった。一旦崩れると巨体を立て直すのが大変に見える。さらに、他の先行馬勢が楽に行ったのでやや焦りが出たか。前半少し無理に前に詰めていたようにも見えた。3連覇はならなかったが次にも目標があるのでしっかり立て直してほしい。
  ニュータカラコマ(5着):特に不調な様子はなかったが、最後でかなり脚色が鈍ってしまった。高重量でトップハンデ、それでいてペースが速くなり、この馬にはいかにも不向きな条件だったか。決して力が落ちた訳ではないだろう。最大目標はばんえい記念だが、まずはオープン特別でこの馬のカンを取り戻したいところ。この馬が出走権を持つ2月のチャンピオンカップあたりもおもしろい。
  その他では当欄で単穴に推したカンシャノココロ(6着)は無理に勝負に行かず終始自分の走りに徹していた。このメンバーで6着は悪くない。良い経験ができたというところか。シンザンボーイ(7着)も同様だが、馬体重減は厳しかった。トレジャーハンター(8着)も前半先行して見せ場までは作った。障害もう少し腰が入れていれば。

はむ!の予想結果
  引っかかったのはサクラリュウ絡みのワイドだけ。いつも焼け石に水状態。それにしてもコウシュハはいつも結構信じて買っていたのに、北見記念と今回の帯広記念、買わない時に限って来る。結果を見ればなぜ軽視しちゃったのか?という感じなのだが・・。あと他のレースでもそうなのだが、△を付けた馬がよく来てそれを頭で買ってないというパターンが多いような気がする。点数を広げてもボックスにするとか、馬複を手広くとかもっと工夫が必要かもしれない。あとオレノココロも買った時は来ないの法則が。
  今回収支 -4,460 (配当)1,440 (投入)5,900
  今年度累計 -64,230 (今年度残高35,770) (1/2現在)


第19回ヤングチャンピオンシップ(BG2)-2017年12月29日-10R 200m直 晴 1.5%
  1着◎(8)オレワチャンピオン(鈴木恵)1分39秒7
  2着▲(7)ジェイコマンダー
  3着△(2)コウシュハレガシー
単勝 8 140円 馬単8-7 990円 三連単 8-7-2 5,110円
 ※その他の配当、結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印)

  ばんえい2歳馬の産地選抜重賞第19回ヤングチャンピオンシップは、1番人気のオレワチャンピオンが後続を振り切って逃げ切り勝ち。むろん重賞初制覇。北央地区産駒の勝利は2006年のカネサリュウ以来11年ぶり3度目(当該レース名になってからは初)、鈴木恵介騎手はこのレース4連覇で重賞通算64勝目となった。
  晴天が続く帯広らしい天気で、コースは乾き気味でかなり時計のかかる重馬場。序盤はこのレースとしてはゆったりしたスタート。大外のコウシュハギョイは若干出遅れたがそれ以外はほぼ横一戦。第1障害を越えたあたりから最内のアアモンドグンシンが果敢に先頭に立った。続いてバンリュウブラック、そしてオレワチャンピオンと先行馬が前を伺う。あとはキンツルモリウチ、コウシュハレガシーと行ったところが追っていって、第2障害手前へここまで49秒。そして障害を先に仕掛けたのはオレワチャンピオン、両脚で力強くグイグイ引っ張るように障害を越えて先頭へ。これにすぐ続いたのが隣のジェイコマンダー。こちらはスムーズに障害を越え前を追う。少し遅れて、アアモンドグンシン、キンツルモリウチが障害をひと腰で越え、コウシュハレガシーが続いた。あとの馬は障害で手間取った。先頭争いは逃げるオレワチャンピオンにジェイコマンダーが並びかけ一騎打ちの激しい叩き合い。しかしオレワチャンピオンが終始クビ差のリードを保ったまま緩むことなくそのままゴールを駆け抜けて優勝した。ジェイコマンダーはピッタリ追ったが前をかわすことはできずそのまま2着。3着争いはやや前に出たアアモンドグンシンと追ってきたコウシュハレガシーのこれも叩き合いとなったが、アアモンドグンシンがスピードが緩むところをコウシュハレガシーが走りきり3着。アアモンドグンシンは残り10mで力尽きて前脚から崩れ、そこを外から続いていたキンツルモリウチがかわし4着に入った。2番人気になっていたバンリュウブラックは障害であと一歩のところで止まり8着、3番人気のアアモンドグンシンはその後立て直したが最下位の10着となった。

  オレワチャンピオン(1着):粘りの勝利であった。最後の直線の叩き合いになったとき、いつもならゴール手前で緩むことも多かったが、今回は最後までしっかり走りきり追いすがるジェイコマンダーを振り切った。並びかけられて根性が復活したか。あるいは前半に力をセーブできていてその分、最後まで力を温存できていたのかもしれない。いずれにせよ終わってみればこの馬の力強さを見せるレースだった。この後は当然3月のイレネー記念を目指していくことになるが、それまでの平場戦を使えば賞金加増は+30kgとなる。ぶっつけで行くことも含めどのような臨戦過程を取るか。
  ジェイコマンダー(2着):近走障害で苦しみ4番人気まで下げていたが、今回はしっかり立て直してきた。マイナス10kgの馬体重も稽古をしっかりしてきた成果だろう。障害の捌きは勝ったオレワチャンピオン以上のものがあった。勝ち馬をかわすところまでは至らなかったがこの馬の持ち味は出せたと思われる。さらに磨きをかけてイレネー記念で雪辱を期する。
  コウシュハレガシー(3着):900kgそこそこの小柄な馬が今回プラス26kgと体重を増やしてきた。体調は良かったのだと思われる。ただ周りに合わせて仕掛けるタイプなので、どうしても一歩出遅れてしまう。荷物が重くなり切れ味の鋭さも若干そがれたように見えた。賞金加増はなかったので自己条件できっちり勝ってイレネー記念の出走権を確実なものとしたい。
  キンツルモリウチ(4着):隣の馬の影響か若干スタートダッシュがきかなかったように見えた。その分第2障害時点でも一歩遅れたか。キレのある馬ではないだけにさらに上位に入るためにはもう少し前に行きたかったところ。ただこのクラスでも十分やれるところは見せたのではないか。イレネー記念出走を確実にするためにはもう1勝くらいは積み上げたいところ。
  フレイムゴールド(5着):今回は終始後方から行っておりあまり無理には詰めなかったか。降りてからの切れ味の鋭いところは見せた。能検6位の素質馬がようやく本来の力を出せるところまで来たというところ。今後さらに稽古を重ねて力をつけていけばそこそこやれそう。
  その他では紅一点のセンショウブルー(6着)は自分のペースを貫き通した。激しいレースで戦った経験は今後に生きそうだ。バンリュウブラック(8着)は予選での走りなどから2番人気にまで押されていたが、障害を天板まで上げておきながらもう一歩が出なかった。アアモンドグンシン(10着)は果敢な逃げで見せ場は作ったが、オーバーペースがたたったか直線で崩れてしまった。

はむ!の予想結果
  本当に珍しいプラス配当。本命をしっかり抑えていたのが結果として良かったが、しかし「本命1着でプラス終始」というが今シーズン初というのがいかにも情けない。まだ大きなマイナスは続くので、今後も少しずつ借金を返していきたい。
  今回収支 +6,530 (配当)11,430 (投入)4,900
  今年度累計 -59,770 (今年度残高40,230)・・12/29終了時

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2017データ・馬券成績表)

  次回の重賞は2週間と少しあいて。1月21日(日)、牝馬チャンピオン決定戦・ヒロインズカップ(BG2)です。薄暮開催なので発走時刻はいつものナイターに戻って18:05の予定。いつもどおり前日までには予想を書きたいと思います。

2018年1月2日火曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第11回天馬賞(1/3)

  正月シリーズのばんえいは2日連続の重賞。3日は明け5歳の世代最強決定戦。天馬賞です。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第11回天馬賞(BG1)
(2018年1月3日(水)16:40発走 帯広10R ダ200m 5歳オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  ホクトノホシ 牝5 740 村上章 村上慎 鹿毛 差
フウジンライデン 牡5 760 島津新 岩本利 栗毛 先
  プレザントウェー 牡5 760 赤塚健 久田守 鹿毛 差
タカラシップ 牡5 760 西将太 岩本利 鹿毛 逃
ホクショウディープ 牡5 760 鈴木恵 松井浩 青毛 逃
ツルイテンリュウ 牡5 760 長澤幸 山田勇 鹿毛 追
  タフガイ 牡5 760 西謙一 服部義 鹿毛 追
  ヒカルナナヒメ 牝5 740 工藤篤 谷あゆ 鹿毛 先
マルミゴウカイ 牡5 760 藤本匠 槻舘重 鹿毛 差
取消 10 ブルーオーシャン 牝5 740 藤野俊 松井浩 青毛 差
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  正月恒例の重賞2本立ての第2弾は明け5歳のチャンピオン決定戦、天馬賞。歴史は浅いものの正月の風物詩的レースとしてすっかり定着した。定量戦で、このころになると力関係がはっきりしてくるためか人気どおり決まることがほとんど。過去10年では1番人気は(7,1,2,0)と極めて安定。2番人気も(1,4,0,5)と半数が連対している。現在年間25ある重賞のうち、最も本命サイドで決まるレースと言って良い。一方、3番人気は連対が一度もないなど苦戦しており、馬券で言えば軸は信頼できるが、連勝式、3連系を狙うなら相手は幅広く受けたいところ。ちなみに前年度のダービー馬は5勝と強く、ハンデ差のある当該年度の銀河賞勝ち馬は4勝、柏林賞馬は2勝。騎手では鈴木恵介騎手が5勝とこのレースを得意としている。牝馬の優勝は一昨年のキサラキクの一頭のみ。
  今年はダービー馬で今年の柏林賞、銀河賞も連覇しているマルミゴウカイが実績では圧倒的ナンバー1。これにホクショウディープ、ツルイテンリュウ、フウジンライデンといった重賞勝ち経験のある馬たちを始め各馬がどう挑むのか。
各馬寸評:
 1 ホクトノホシ:一昨年のばんえいオークスでの人気薄での勝利が今も強烈に記憶に残る。今年度に入ってからは一息入れたことやハンデ差での不利もあり結果は出ていないものの、近走は馬体も成長し、差の無いレースができている。今回はオークスで勝った村上章騎手とのコンビで再度見せ場を作ることができるか。前に詰めて行ければ。
 2 フウジンライデン:明け3歳時のイレネー記念勝ちなど元々力のある馬、今シーズンは一時期のスランプを抜け出し安定して上位に食い込んでいる。特に前走はA1クラスの強豪を相手に大外から力強く逃げ切っての勝利で、相当力を付けたところを見せた。馬体重もここにきて増加し充実。控える競馬も可能だが出来れば前にいきたいところ。
 3 プレザントウェー:同世代戦では必ず顔を出し重賞の常連。しかし柏林賞で離されての3着がある程度で善戦止まりとなっている。障害は巧者の部類で崩れることは少ない。自己条件のクラスなら主導権を握って粘りきるようなレースも見せている。重賞では前半で置かれるようなこともあるので、積極的に前に行けば見せ場もありそう。
 4 タカラシップ:重賞は昨年度いきなりの繰り上げで出走したポプラ賞以来。この時は6着だったが年上の馬たちを相手に思い切った先行策で見せ場を作った。今回は自己条件クラスを連勝し自力で出走権を獲得。先行力と障害力がモットー。ウンカイの産駒で大きいレースの方が力を出せそう。使い詰めできているのはやや疲れが心配な面もある。
 5 ホクショウディープ:昨年度のダービー以来世代戦では常にライバルのマルミゴウカイの壁に阻まれ2着続き。スピードはあるが障害で手間取る分だけ遅れをとってしまう。しかし古馬オープンでの強い相手が揃うレースにも果敢に挑戦し結果を出している。前走は軽量戦の地吹雪賞を使いスピード感覚を磨いて、タイトル奪還をめざす。
 6 ツルイテンリュウ:重賞は一昨年のばんえい菊花賞勝ちがある。普段は序盤から置いて行かれて障害でも苦しむことも多いが、重賞になると不思議と力を発揮して人気薄でも上位に食い込んでくる。ペースが落ち着けばじっくり行けて直線で鋭い切れ味を発揮できるようだ。今年度引退した大河原騎手の手綱捌きを長澤騎手がいかに引き継ぐか。
 7 タフガイ:明け5歳では11番目のランクだったが、コウシュハローヤルの回避により出走権を獲得した。重賞は柏林賞以来2度目の挑戦。柏林賞は5着だったがかなり差を付けられている。一方同世代の特別戦すずらん賞で鮮やかな差し切りを決めて勝利したこともあり、一旦嵌まれば切れ味で一発も。テン乗りの西謙一騎手にも期待。
 8 ヒカルナナヒメ:ばんえいオークス、クインカップと牝馬重賞でいずれも惜しい2着。牡馬との混合重賞の出走は2歳時のナナカマド賞以来となる。先行力、障害力ともに持ち合わせており成績は安定性している。ただこの世代は牡馬と牝馬の力の差があると言われ、その中でどこまで粘れるかがカギ。爆発力はないが粘り強さは持っている。
 9 マルミゴウカイ:真打ち登場。世代重賞はダービー、柏林賞、銀河賞といずれも横綱相撲で快勝。特に銀河賞は最大60kgのハンデ差をもろともせず次元の違う走りであった。その後3か月休養した後、前走はオープン最上級の馬に挑戦。無理に行かずにレース勘を養うことに徹した。叩き2走目で万全の態勢。軽馬場で障害を焦らなければ。
 10 ブルーオーシャン(同馬は取消となりました。)明け3歳時に黒ユリ賞を優勝したがその後大スランプ障害が全く上がらない時期が続いた。しかし一息入れて今年度に入ってからぐんぐん力を付け快進撃。クインカップでは障害をスムーズにクリアして快勝した。しかしその後はクラスが上がって壁に当たりつつある。鋭い切れ味はあるので嵌まれば見せ場はありそう。

まとめ:
  明け5歳にもなると大体勢力図は固まってきており、定量戦のこのレースでは実績馬に極めて有利だ。本命絶対のデータからするとここはマルミゴウカイで鉄板だろう。4歳(明け5歳)三冠の可能性は極めて大きい。ただ競馬なので何が起こるかわからない。そこであえて弱点を探してみた。一つは臨戦過程、3か月休養した後の復帰戦は古馬オープン相手とは言え全く勝負になっておらず、叩き2走で勝負勘を取り戻せるか。それと最近はほとんど出ていないが障害で若干引っかかることがあり、雪の影響で軽馬場になってペースが速くなった時にどうかというところ。あとは両脇が牝馬でそれらを気にすることがないか。(昨年度9月に同様のケースがあり1番人気の7着に沈んでいる)しかしそれらを多く割り引いてもなおこの馬の力は数枚上だ。素直に相手探しをした方が良い。
  2番手にはフウジンライデンの復活に注目したい。2歳時の重賞2勝の力がここに来てよみがえってきた。最近は馬体も充実し体調も良さそうだ。マルミゴウカイは強いがしっかり自分のペースを作って接戦に持ち込めれば勝機はゼロではないとみる。重賞2着続きのホクショウディープも当然巻き返しを図る。障害は決して得意でないが、それでも諦めずに進む姿勢はいつか功を奏するだろう。古馬戦や軽量戦を積極的に使い勝負勘を養っている。上手く障害を越えればスピードで押していくことも考えられ、これを単穴とした。あとの馬は若干力の差がありそう。その次となるとやはり菊花賞馬で鋭い追い込みで馬券圏内に食い込んでくるツルイテンリュウが妥当なところだろうが、あえてヒモ穴を狙うなら連勝でフナノクンやサクラダイチなどを抑えて出走権をつかんできたタカラシップはどうだろう。障害力・先行力とも兼ね備えており実績のあるウンカイ産駒、大きく力の差はないのではないか。あとは地力と経験のあるプレザントウェーあたりが接戦になれば台頭か。牝馬勢は勢いのある馬も多いがやはりこの世代はやや力の差がありそうで無印とした。

はむ!の馬券狙いどころ:
  昨年のこのレースの馬券を振り返ると、センゴクエースという絶対的王者がいてそこから狙ったにもかかわらず2着に無印のコウリキが入り配当ゼロだった。あるいはこの世代の銀河賞でもツルイテンリュウにやられている。2連、3連を狙うとそのようなことが多い。今回もマルミゴウカイが頭としてはかなり信頼できるが2,3着でなんとか取りこぼしのないようにいきたい。といいつつマルミがこければ大穴馬券も狙えるのではという誘惑が迫ってくる。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   9→2,5→2,5 合計2通り 各200円
   9→2,5→2,5,4,6 合計6通り 各200円
   9→2,5,4,6→2,5,4,6,3,7 合計20通り 各100円
   2,5→9→2,5,4,6 合計6通り 各100円
  枠複 8=2,5,4 2=5 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 6=9,2,5,3 3=9,2,5 合計7点 100円
  合計5,700円で勝負! (残高34,330円-5,700円=28,630円)
            ※残高には帯広記念の当たり分(わずか)は入っておりません。

  今回の結果と回顧は、ヤングチャンピオンシップや帯広記念の結果と併せて年明け第1週までには報告したいと思います。

2018年1月1日月曜日

【はむ!と一緒にばんえい競馬2018】1/2帯広記念Dayの全レース予想(狙い目)

  1月2日の帯広記念dayは全国発売。そして大井(ふるさとコーナー)や川崎、園田、高知の各競馬場と場外などでこの日の全レースが発売されます。
  今年はやらない(やっても載せない)と思ってたけど、折角予想したので、簡単に本命と買い目だけ載せときます。
  (9Rの帯広記念はこちらで予想しています。)

2018年1月2日(火)帯広ば

1R 11;10
◎ホクショウミラクル
6→4,3,10→1

2R 11:45
◎フナノダイヤモンド
10→7,4,3→5

3R 12:20
◎ブラックショウ
8→3,5,4→7

4R 12:55
◎フレイムゴールド
6→8,5,10→1

5R 13:30
◎ジンタロー
2→8,4,3

6R 14:05
◎キンオーザ
6→7,1,8→(5)

7R 14:40
◎チヨノシアトル
7→8,1,6→3

8R 15:20
◎センショウニシキ
4→2,5,8

9R 帯広記念 16:10 (詳細は別掲)
◎フジダイビクトリー
7→5,1,9→10

10R オッズパーク杯 16:45
◎アースパワー
8→3,5,1→2

11R 17:15
◎フェアリードール
5→7,8,4→2

この部分の結果報告は特段しない予定です。
それでは帯広記念dayを楽しんで参りましょう。

【はむ!のばんえい競馬watch2018】重賞予想・第40回帯広記念(1/2)

  2018年。今年は(も)良い年でありますように。さてばんえいは正月1日から開催されています。そして2日は古馬のBG1、例年正月恒例の帯広記念。このレースは全国の地方競馬施設で発売される「全国発売」レースとなっています。普段ばんえい競馬をやらない人もぜひこれを機会にばんえいの馬券にも挑戦していただきたいものです。

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第40回帯広記念(BG1) 全国発売
(2018年1月2日(火)16:10発走 帯広9R ダ200m 4歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
カンシャノココロ 牡7 890 西謙一 坂本東 鹿毛 先
  トレジャーハンター 牡11 900 阿部武 金田勇 鹿毛 逃
  ソウクンボーイ 牡8 890 工藤篤 西邑春 鹿毛 差
  ニュータカラコマ 牡10 920 藤野俊 尾瀬富 鹿毛 差
オレノココロ 牡8 910 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
  フクドリ セン12 890 松田道 平田義 鹿毛 追
フジダイビクトリー 牡10 900 西将太 中島敏 栗毛 先
  シンザンボーイ 牡7 900 竹ケ茉 坂本東 栗毛 差
コウシュハウンカイ 牡8 920 藤本匠 松井浩 栗毛 先
10 サクラリュウ 牡8 900 菊池一 金山明 鹿毛 逃
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  ばんえい古馬のいわゆる4大記念大会最高峰のレース。3月のばんえい記念に次ぐ格調高いレースで農林水産大臣賞典はばんえい記念と帯広記念のみである。基礎重量が890kgで賞金加算の馬が多く相当な高重量戦である。
  傾向だが、過去10年1番人気が(1,0,5,4)で9連敗中と大苦戦。高配当は必至だ。しかし逆にいうと3着は5回あり、全く外してしまうのも考えものか。4番人気以内が8勝している。年齢別ではやはり高齢馬が強い傾向は出ているものの6歳馬の勝利もある。牝馬は8~9年前に連覇したフクイズミの名前が光るがそれより前になると1994年キクコトブキまで遡る。(今回は牝馬は不出走)。時折連覇が見られこのレースを得意とする馬がいる。やはり高重量適性を重視か。タイムは最近は2分40秒前後の決着が多い。
  最近の古馬戦線はすっかりBIG4(オレノココロ、コウシュハウンカイ、ニュータカラコマ、フジダイビクトリー)と呼ばれ、今年もこれらを中心に展開しそうだ。その中でもこのレース初の3連覇がかかるオレノココロ、高重量なら絶対の自信を持っている。しかし荒れる帯広記念。新興勢力の台頭にも目を配っておきたいところ。

各馬寸評:
 1 カンシャノココロ:重賞は2年前の天馬賞以来の挑戦で、古馬重賞は初出走。オープン馬の中堅どころが金杯の方に回ったので、この馬に出走機会が巡ってきた。重賞勝ちはないが、4歳時は銀河賞2着など馬券圏内に入っている。先行力が身上だが同型が多く厳しい戦い。しかし最後の粘りもしぶといものを持っており、主導権を取れれば。
 2 トレジャーハンター:重賞は一昨年のばんえい記念以来久々の出走。帯広記念は4度目の挑戦になるが過去はいずれも9着以下の大きな着順で成績は上がっていない。前走は5日前に500kgの軽量戦の地吹雪賞に出走して激走(優勝)したばかり。スピードはあるがスタミナには課題あり、いきなりの900kgの重い荷物はどうか。
 3 ソウクンボーイ:重賞は今年度4月のオッズパーク杯以来。そこでは人気薄ながら思い切った先行策に出て粘って4着に入った。若馬時代は素軽い走りで重賞勝ちの経験もあるが、近走は平場戦でも後れを取り厳しいレースが続いている。重い荷物も決して向いているとは思えないが、自在に立ち回れるタイプなので、重賞戦になって一変も。
 4 ニュータカラコマ:帯広記念は5度目の出走。但し、3着2回が最高の成績と厳しい。今シーズンは特に前半に活躍し北斗賞の後ばんえいグランプリを快勝し絶好調だったが、後半はハンデ差が大きく厳しいレースが続いている。今回もトップハンデで920kgもの高重量。鍛えた上での障害の力強い捌きはこの馬の一番の持ち味だが。
 5 オレノココロ:昨年は帯広記念、ばんえい記念とそれぞれ優勝と実績ではNO.1。今年度も旭川記念と岩見沢記念をきっちり勝っている。鈴木恵介騎手が他の有力馬と騎乗が重なった場合でもこの馬を最優先にするほど信頼度は高い。3連覇の視野。障害を溜めて上げて最後の直線にかける。雪でも降ってスピード競馬になれば展開は変わるが。
 6 フクドリ:帯広記念は4度目の出走。3年前のこのレースでは6番人気ながら差し切って優勝している。重賞は昨年度のばんえい記念以来。もう12歳になるがまだまだ元気いっぱいで、前々走は平場戦ながらAクラスの馬を相手に好位抜け出して完勝。前走は5日前に軽量戦地吹雪賞に出走し勢いを保っている。この馬にとってはプラスに働くか。
 7 フジダイビクトリー:帯広記念は4度目の挑戦。実力馬ではあるがこのレースについては3着1回あるのみで結果は出ていない。ただ今回はハンデをもらっている方なので気楽に走れそう。この馬は晴雨兼用で軽い馬場でもそれなりに結果が出せるところも強み。先行力があり崩れることは少ない。あとは切れ味のある馬に差されないよう粘りたい。
 8 シンザンボーイ:帯広記念は初出走。重賞出走は10月の北見記念以来。結果は出ていなくても果敢に挑戦して経験と力をつけている。今までの走りからして高重量は決して得意とは思えないが、障害は上手く粘りの走りはできそう。今回は竹ヶ原騎手を擁して思い切った先行策に出ることも考えられる。ここにきて馬体が増えてきたのも好材料だ。
 9 コウシュハウンカイ:言わずと知れた実力馬。今年はオッズパーク杯と北見記念の重賞2勝と、安定性に加え課題だった詰めの甘さも克服しつつある。しかし帯広記念は過去2回の出走でこの馬にしては珍しく大敗しており、どうも相性の悪いレースになっている。今回はハンデ差も大きくなっているので、どこまでこの馬の走りが出来るのかが注目。
 10 サクラリュウ:昨年のこのレースで積極的な先行策で障害をトップ抜けして見せ場を演出して以降、今年度はすっかり重賞の常連になってきた。岩見沢記念では惜しい2着まで粘っている。とにかく先行してこそ力の出る馬。今回は先行馬が揃っておりハナにこだわらず自分のペースに持ち込みたい。大外は決して好材料ではないが影響は少ないか。

まとめ:
  先に述べたように、人気どおり決まった試しがないこのレース。全国発売で初めてばんえいを買う人もいると思われるが、初心者にはかなり難しい。だからといって初めから穴狙いに行くのは問題だろう。むしろ900kg前後の重量戦で、下位の馬でも重量適性で挑戦してくる馬もおり留意したいところ。なお、雪の影響による馬場状態も十分考慮しておくべき。
  そんな中、当欄では今回は馬場状態、ハンデ、勢いを考慮してフジダイビクトリーを本命に持ってきた。これまで帯広記念では結果は出ていないが、いずれも端枠であったりトップハンデであったりと不利な条件であった。今回は中枠でハンデ的にも有利。馬場適性もオールマイティで、この馬自身が崩れることは考えにくい。軸にするには十分であろう。
  相手にはやはりオレノココロ。今年度は昨年度ほどの勢いがないように感じるが、重賞も2勝しているし、臨戦過程での成績はむしろ昨年度以上。高重量戦になれば必ず巻き返してくる。ただ今回は先行したい馬も多いので展開が乱れた時に一歩出遅れる可能性があるのではと見た。ただ障害を降りれば多少遅れていても巻き返せる。本命と対抗はほとんど差が無いとみる。あと3番手、4番手もBIG4が占めればあまりにも堅すぎるし、荒れる帯広記念には似合わない。そこで単穴候補として古馬重賞に果敢に挑戦してきたカンシャノココロの未知の魅力に注目してみたい。先行力がある上に、障害で一歩一歩踏みしめながら確実に登っており高重量でその力強さが生きるのではないか。隣に先行馬がいるのもアシストになりそうだ。穴で一考。そして抜群の安定力を持つコウシュハウンカイはやはり外すわけにはいかない。障害は間違いなく越えてくる。ただ今回はトップハンデで切れ味がそがれないか。あとは昨年の帯広記念で一瞬沸かせたサクラリュウが経験を積んでさらに上位を狙いに来るか。その他ではBIG4のうちニュータカラコマの評価を下げた。確かに障害は確実な馬だが、高重量でトップハンデはやはり割り引きたい。極端な軽馬場になれば12歳馬フクドリトレジャーハンターのスピードも面白いところではあるが、広げ過ぎるので天候を見て決めたい。

はむ!の馬券狙いどころ:
  ヤングチャンピオンシップでわずかに取り戻したので、資金的にはようやく少し生き延びた。そして帯広記念。全国発売なのででしっかり取りたいと思う一方、やはり荒れるレースということで一発狙いたい部分もある。一応本命フジダイ、対抗オレノココロを軸にしてあとは手広くいきたい。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 
   7=5=1,9,10 マルチ 合計18通り 各100円
   7=5→1,9,10(追加) 合計6通り 各100円
   7=5→1,9,10,4,6,2 合計12通り 各100円
   7→1,9,10→5,1,9,10,4 合計12通り 各100円
  枠複 7=5,8 合計2通り 各200円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 2=7,5,9,10 10=7,5,9 合計7点 各100円
  合計5,900円で勝負! (残高40,230円-5,900円=34,330円)

  今回の結果と回顧は、ヤングチャンピオンシップや天馬賞の結果と併せて年明け第1週までには報告したいと思います。