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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2017年12月2日土曜日

【はむ!のばんえい競馬watch2017】重賞予想・第42回ばんえいオークス(12/3)

  2週続けてのばんえい重賞はいよいよ3歳牝馬の頂点、ばんえいオークスです。それでは筆者の予想です。(あくまで素人予想ですのでご留意ください。)

はむ!の今週のばんえい重賞予想
【出馬表及びはむ!の予想印】
第42回ばんえいオークス(BG1)
(2017年12月3日(日)19:05発走 帯広10R ダ200m 3歳牝馬オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
  メヂカラ 牝3 670 工藤篤 西邑春 鹿毛 追
父 トウリュウ
マツノビューティ 牝3 670 松田道 長部幸 鹿毛 先
父 ヤマノキャプテン
コウシュハサマー 牝3 670 西謙一 岡田定 栗毛 差
父 ウンカイ
  サクラニシキヒメ 牝3 670 阿部武 金山明 鹿毛 差
父 ニシキダイジン
ナカゼンガキタ 牝3 670 西将太 西康幸 鹿毛 逃
父 タケタカラニシキ
シンエイボブ 牝3 670 菊池一 久田守 鹿毛 差
父 ナリタボブサップ
▲  キタノサカエヒメ 牝3 670 鈴木恵 中島敏 芦毛 先
父 キタノイチオク
  ライデンメルテイ 牝3 670 島津新 岡田定 黒鹿毛 差
父 春錦
  フェアリースズ 牝3 670 長澤幸 岩本利 栗毛 先
父 ウンカイ
  10 サカノイサムヒメ 牝3 670 藤本匠 松井浩 鹿毛 差
父 カネサブラック
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  ばんえいオークスはばんえい唯一の牝馬G1。いわゆる3歳クラシックで全ての牝馬はここが最大の目標と言って良い。帯広単独開催となってからは毎年初冬のこの時期に行われ、「日本一遅いオークス」となっている。傾向だが、過去10年で1番人気は(3,2,0,5)と2分の1の確率で連対か大敗かとなっている。一方2番人気は(4,2,2,2)と比較的安定。但し3番人気は(0,1,0,9)と全く振るわない。下位人気では昨年ホクトノホシが9番人気で勝ったがそれより前は10年前のキキリンドウ(10番人気)まで遡る。2歳時の重賞黒ユリ賞との関係は勝利か大敗かと極端となっており、ナナノチカラのように相当強い馬で無い限り連動性は見られない。定量戦であり、やはり実績上位の馬が有利であることには違いないが、牝馬戦ということもあり、時にペースが乱れたり、障害のミスなどがあったりして思わぬ展開になり波乱を呼ぶこともある。
  今年は黒ユリ賞馬キタノキセキが既に登録抹消しており、現在は新興勢力が台頭している。その中でもばんえい菊花賞で牡馬を押さえて1,2着を占めたコウシュハサマー、ナカゼンガキタあたりが注目されるところ。しかし実績はないものの潜在的能力を秘めていそうな上がり馬も多く将来性も含めて注目したい。

各馬寸評:
 1 メヂカラ:3歳牝馬6位、黒ユリ賞で3着と善戦して以降久しぶりの重賞出走。この馬の成績は障害次第で、障害を越えられれば鋭い切れ味を見せるが、立ち止まってしまうと二の脚が出ないこともしばしば、ただ大崩れは少ないので、ペースがゆったりすれば展開でチャンスも出てくる。攻めて行きたいところ。
 2 マツノビューティ:3歳牝馬10位、前走までC1クラスだったがそこを勝ち上がって出走権を得てきた。重賞は初出走だが2歳時に北央産駒特別の出走経験がありそこそこ好走。基本的には先行馬で障害も得意そうだが、いきなりのBG1で相手は数段強化、どこまでついていけるか。馬格があって力はありそう。
 3 コウシュハサマー:3歳牝馬ランク1位。メンバーでは唯一重賞を勝っている。ばんえい菊花賞では最内から直線で捲り勝ち。牡馬勢を蹴散らすようなレース運び。今シーズンは他の重賞でも好走しており経験も十分。今回も最右翼になることは間違いないだろう。中団からの抜け出しを狙う。障害もまずまず。
 4 サクラニシキヒメ:3歳牝馬9位、重賞も特別戦もこれまで走っておらず初出走。2歳時はほとんどCクラスだったが、3歳になって勝ち星を重ねここに駒を進めてきた。やや控えて他馬を見ながらの競馬か。重量の経験がなく力は全くの未知数だがニシキダイジン産駒で今後年齢を重ねて力をつけていきそう。
 5 ナカゼンガキタ:3歳牝馬ランク2位。今シーズンは好調はキープしていたものの重賞出走はなかったため、力の度合いが不明だったが、菊花賞で終始先行力を生かした積極的なレースで2着に粘り込み。その後の自己条件でもライバルたちに圧勝、成長したところを見せた。先行逃げ切りを狙う。障害得意。
 6 シンエイボブ:3歳牝馬ランク3位、今シーズン好調で馬体も急成長。今年度だけで10勝を挙げている。菊花賞では出足でやや後れて5着だったが勝ち馬とは2秒台の差、むしろよく追い込んだと言って良いだろう。他馬を見ながらの競馬ながら切れ味は鋭い。障害は時折ミスがあるものの最近は減ってきた。
 7 キタノサカエヒメ:3歳牝馬ランク4位、重賞は3度目だが今年2月の黒ユリ賞2着という成績が光る。この時は各馬が障害で苦しむ中でひと腰で越え勝利目前までいった。障害はかつて苦手だったが最近はある程度対応できている。控えても競馬できるができれば前に行きたい。時計はかかった方がよさそう。
 8 ライデンメルテイ:3歳牝馬11位、休養馬がいたため最後の切符はこの馬がつかんだ。過去特別戦に2回出走しているが成績は上がっていない。4戦前にB4に上がってきたばかりでまたクラス慣れもしておらず、このメンバーに入ると力不足感は否めない。ただ出足は早いので軽馬場ならある程度走れそう。
 9 フェアリースズ:3歳牝馬ランク5位、重賞も特別戦も走ったことがなく、いきなりりの大舞台でどこまでやれるか。2歳時はBクラス止まりだったが3歳になって勝ちこんできた。前2走は大敗だが端枠。前に行ける馬で軽馬場なら速いタイムでで走れるが重量戦でどうか。ウンカイ産駒で潜在能力はありそう。
 10 サカノイサムヒメ:3歳牝馬7位、重賞出走は2歳時のヤングCS(6着)の実績。2歳時はこのほか特別戦で2着3回となかなかの成績を上げている。もともと先行力はあるが相手に合わせて自在な走りが可能。障害もまずまず。ただ今シーズンに入っても馬体重があまり増えてないことがスタミナ面で心配。

まとめ:
  BG1で定量戦。クラス上位と下位の馬ではやはり力も経験も大きな差があり、極端な下克上は見込めまい。ただ昨年のホクトノホシのように展開次第で眠っていた能力が開花することもあり得るので注意深く見守りたい。
  とはいうものの、コウシュハサマーの力はやはり一枚上とみる。決して有利な条件ではない中、鮮やかに抜け出して牡馬勢を押さえ勝ったばんえい菊花賞は着差以上の強さを見せた。1100kgを越える馬体は風格すらありオークス馬の戴冠が似合いそう。障害は得意ではなさそうだがそれでも大崩れは考えづらい。軸は堅いだろう。本命に。
  相手はこれも堅いところだが、菊花賞2着以降、さらに調子が上がってきたナカゼンガキタ。スピード感は抜群。近走はほとんど着を外していない。ただ勝負に出るなら逃げてコウシュハサマーの前で競馬していくしかないだろう。この2頭がやはり抜けていると見た。一方、3番手以下は過去データからも入れ替わりが起きており、ヒモ穴も含めて幅広に受けたいところ。実際は重賞好走経験があり切れ味も鋭いシンエイボブがレーティング的には上だろうが、これだと堅すぎて面白みに欠けるので、今回は3番手評価としてキタノサカエヒメを単穴マークで狙ってみたい。黒ユリ賞2着の実績で力は見劣りしない。先行力があってほとんど崩れることがない。粘り合いになれば力を発揮か。そしてシンエイボブはその次の評価としたい。穴狙いではウンカイ産駒で未知の魅力がありそうなフェアリースズ、さらに大穴狙いとして上がってきたばかりのマツノビューティが重い荷物で一変しないか。いずれにしても上位馬とは差があり3連系のヒモ穴として考えたい。その他ではメヂカラサカノイサムヒメらが実績があるが今シーズンは苦戦しており成長力も今一つに感じるので今回は良くて押さえまでか。

はむ!の馬券狙いどころ:
  守りに入っていると思われても仕方ない。安くてもいい。そろそろ勝たないとやばいのだ。今回は割と本命がしっかりしているのでそこを軸にしていきたい。コウシュハサマーからナカゼンガキタの菊花賞1,2着を中心に。もちろん競馬なので考えるとおりにはいかないのだが。

【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単
   フォーメーション 3→5,7,6→5,7,6,2,9 合計12通り 各100円
      〃     3=5→7,6,2,9,1 合計10通り 各100円
      〃     3→7,6→5,7,6,2 合計6通り 各100円
  馬複 3=5,7,6 各500円  5=7,6 各300円
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 7=3,5,6,9 9=3,5,6 合計7点 100円
  合計5,700円で勝負! (残高42,320円-5,700円=36,620円)

  今回の結果と回顧は、前回のドリームエイジカップ回顧と併せて、2,3日後までに報告したいと思います。

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