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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2016年12月30日金曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第18回ヤングチャンピオンシップ(2016/12/29)

ばんえい重賞レース回顧
第18回ヤングチャンピオンシップ(BG2)-2016年12月29日-10R 200m直 晴 3.0%
  1着◎(10)ホクショウムゲン(鈴木恵)1分16秒0
  2着 (4)カネサスペシャル
  3着○(7)ジェイワン
単勝 10 340円 馬単10-4 11,280円 三連単 10-4-7 24,120円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  ばんえい2歳馬の馬産地対抗重賞第18回ヤングチャンピオンシップは、2番人気となっていたホクショウムゲンが障害をつまずきながらも立て直し鋭い伸び脚で快勝。重賞初制覇となった。十勝産駒の優勝は4年ぶり。
  この日は午前中に雪が降り、走路整備は入っていたものの基本的には軽馬場。レースはスタートからダッシュ合戦。第1障害を駆け抜け第2障害まで止まらないスピードレースとなった。序盤接戦からハナを奪ったのは最内枠のミノルシャープ、さらに大外のホクショウムゲン、ゴールデンフウジンあたりがこれを追う。ジェイワンも中間気合いを入れて前方に。第2障害まで30秒のハイペースで、障害手前では各馬一歩止まるも次の態勢へ。まずはミノルシャープが仕掛け、ジェイワンがこれに続き、いずれも障害を難なくクリア。そしてホクショウムゲンが障害に挑戦し天板で一瞬膝を折りかけたが、すぐ立て直し前の2頭を追いかける。後続はやや控えていたカネサスペシャルとセンショウニシキが一歩遅れて障害を越えた。その他の馬は障害に手間取ったため、勝負は前を行った5頭に絞られた。最後の直線で先頭を行ったミノルシャープだが、3番手で障害を越えたホクショウムゲンの脚色がよく残り30mでかわし先頭へ、そしてそのまま勢いに乗って他馬を突き放して快勝。2着争いはミノルシャープをジェイワンがじわじわ追いつき2番手に出たところ、後ろから7番人気のカネサスペシャルが一気に追い込んで逆転、2着に入った。1番人気になっていたジェイワンは3着。ミノルシャープはゴール前で止まり、センショウニシキにもかわされ5着だった。

次走へのひとことメモ
  ホクショウムゲン(1着):能検時から一番時計、デビュー後7連勝の力は伊達ではなかった。特に障害を降りてからの駆け抜けるような走りは本物。軽馬場でスピードレースになったこともこの馬の能力を最大に発揮できた要因か。ただ、不安視された障害については今回は勢いで立て直すことができたものの、今後荷物が重くなるとやはり心配がある。苦手にならないように稽古を積んでいきたいところ。次の目標は当然3月のイレネー記念だが、それまでのレースにどれだけ使ってくるか。重量の賞金加増は25kg程度なので課題克服のためにもファンとしては出走してほしい。
  カネサスペシャル(2着):これはしてやったりのレース運び。ハナを争い合っているところを後ろから軽馬場で無理なくついていき、障害でも十分にためてから落ちていく馬を拾って行くレースに徹したのが2着まで割って入る結果になった。第4回の能検で合格し遅咲きのイメージだったが、ここにきて馬体も成長してきている。レースセンスが良いので今後も台風の目になるか。
  ジェイワン(3着):この馬としては精一杯の走りだったが、馬場が軽すぎたか。序盤から速いペースに遅れを取るまいと気合いを入れて前に行ったが、その分最後で厳しくなってしまった。さすがに切れ味では勝ち馬らに一歩譲るところがあるが、これは荷物が重くなればこの馬向きのレースになることもあるだろう。次の目標イレネー記念では当然巻き返して無冠を返上したいところ。
  センショウニシキ(4着):近走の成績から穴人気していたがペースが厳しかった。この馬ももう少しじっくり落ち着いて走りたいタイプだが、隣に早い馬がいてついて行かざるを得なかった。障害はおっつけて登るスタイルで安定している。力は十分にあるが、更に上を目指すにはもう少し馬体が欲しいところか。
  ミノルシャープ(5着):最内枠を生かして思い切って前に行く作戦に出て、見せ場は十分に作ることができたが、オーバーペースで最後は息が上がってしまった。しかし今後体力を付けていけば強くなる余地は十分ありそう。このあたりのクラスだとイレネー記念出走は確実ではないので自己条件で賞金を加算したい。
  その他では、サカノイサムヒメ(6着)が牝馬最先着。今回はペースが速すぎてついて行けなかったが、最後切れ味は見せており条件により好走可能。ナナカマド賞馬ゴールデンフウジン(7着)は課題の障害で止まってしまった。やはり苦手意識が出てしまったか。

はむ!の予想結果
  取りガミながらなんとか食いつないで?いたが、ここでドボン。3着以内に◎と○が入っていながら、2着に全く押さえていない無印が来てしまい、万事休す。むろん馬券の買い方が下手というのもあるけれど、◎が勝っても嬉しくないというのはやはり問題があるなあ。さあ正月でどこまで取り返せるか、それともマイナスが膨らむのか。

  今回収支 -5,500 (配当)0 (投入)5,500
  (今年度累計)-41,790

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2016データ・馬券成績表)

  次回重賞は年明け一発目、1月2日(月)。全国発売の帯広記念(BG1)です。重賞予想アップは1日になります。その前に31日に特別記事を掲載する予定です。お楽しみに。

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