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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年10月24日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2015】第36回北見記念(10/25)

はむ!のばんえい重賞予想
  前回のコラムの続きです。ばんえいの毎日の売上金額は公式ホームページなどで公表されており、筆者もここ数年の推移を注目しています。2011年ごろは最も厳しく、通常の日で1日売上が概ね5千万円前後でした。それが現在は8千万円前後に伸び、特に今年度2015年は1億円を越える日が続出しています。
  もう少しいろいろ分析してみたいと思いますが、いずれにしても売上が大きく回復したことは確か。一時は廃止寸前まで追い込まれたばんえいが紆余曲折を経てここまで持ち直したのも、関係者のさまざまな努力(寒い時期でもナイター実施したり、その他いろいろ)だと思います。ファンとして敬意を表します。
  ところで、土日月開催のばんえいで、売上が多いのは土日ではなく月曜日です。これは近年の傾向で、JRAの開催が月曜日に行われる日にはばんえいの売上が伸びていないことからみて、普段JRAの馬券を買っている人がばんえいに流れてきていると推測されます。つまり全国の競馬ファンがネットを通じて買っているのです。
  ばんえいファンを増やすには、もちろん幅広くばんえいをアピールすることも大事ですが、運営の基礎となる馬券売上を伸ばすためには、普段JRAや公営競技のレースに投資している人々にばんえいの馬券を買ってもらうことも必要だと考えます。そのためにもその一つとして、これまでの繰り返しですが、IPATでの発売されるよう働きかけを希望します。
  この話はさらに別の機会でも述べていきたいと思います。
  さて、JRAでは秋のGIシーズン。地方競馬ではJBCもあり、佳境に入ってきましたが、ばんえいの方も今週から3週連続で重賞です。競馬の秋を楽しんで参りましょう。それでは1本目の重賞・北見記念の予想からいきます。

【出馬表及びはむ!の予想印】
第36回北見記念(BG2)
(2015年10月25日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3歳以上オープン別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
  フジダイビクトリー 牡7 880 松田道 皆川公 栗毛 先
インフィニティー 牡9 850 尾瀬馨 金田勇 鹿毛 逃
キタノタイショウ 牡9 850 大河和 服部義 栗毛 先
  フクドリ せん9 850 阿部武 皆川公 鹿毛 追
  オイドン 牡7 870 安部憲 鈴木邦 栗毛 差
ホクショウユウキ 牡6 850 西謙一 岡田定 鹿毛 先
オレノココロ 牡5 860 鈴木恵 槻舘重 青毛 差
  ニュータカラコマ 牡7 860 藤野俊 村上慎 鹿毛 差
コウシュハウンカイ 牡5 870 藤本匠 大友人 栗毛 差
  10 ホリセンショウ 牡10 850 島津新 岩本利 栗毛 逃
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 7→3,9→3,9,6,2,1,(5,8) 合計12通り
  三連単 7,3,9→7,3,9→7,3,9,6,2 合計18通り
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 3=6,2,1 6=3,2,1,7,9 合計8点
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
みどころ:
  ばんえいの古馬重賞・四大記念競走(旭川、岩見沢、北見、帯広)の第3弾、北見記念。過去の傾向を見ると、他の古馬重賞に比しても特に伏兵の台頭が多い。最近ではギンガリュウセイの3連覇、昨年もフクドリが人気薄のところを優勝するなど、条件は特段変わらないのに勝ち馬はアラカルトに富んでいる。
  その理由ははっきりしないが、岩見沢記念の際にも述べたように、各陣営によってこの時期のレースへの臨み方に若干の違いがあるからでは?と想像する。古馬重賞戦線の中でも北見記念は中間的な時期に行われており、また季節の変わり目で馬場状態が読みづらいこともあるだろう。今年度は岩見沢記念の開催が早めにずれ、北見記念まで古馬重賞が少し間があいたことがどう影響するかも注目だ。いずれにしても負担重量も850kgを超え、これまで以上にパワーが要求されるレースになるだろう。

各馬寸評:
  1 フジダイビクトリー:現在、最も強い馬と言えばこの馬だろう。夏のグランプリ勝利以降はハンデ差もあるので、様子を見ながら使っているがそれでも強さを見せている。このレースにどの程度まで照準を合わせているかだが、力で押し切る場面も。
  2 インフィニティー:力は十分に持っていて、先行力も抜群であるが、どうしても最後の追い比べで引けを取ってしまい。3,4着あたりの着順が多い。しかし掲示板を外すことも少なく安定している。重量が増してチャンスは来る。
  3 キタノタイショウ:ファンはやはりこの馬の復活を最も期待しているところだろう。しかし、どうしても障害で苦しみ、若馬が台頭する中遅れをとっている。力は十分あるはずなので、きっかけさえつかめれば。軽馬場ならチャンスは広がる。
  4 フクドリ:昨年の覇者。その年度の帯広記念も勝ち堂々G1ホースの一員であるが、その後は極端に成績を落としている。昨年は大敗続きからの復活Vとなったが、今年は更に状況は厳しい。さすがに見送りが妥当だろう。
  5 オイドン:長いスランプを乗り越え、前回重賞岩見沢記念で待ちに待った古馬重賞初制覇。その後も好走しいよいよ本領発揮を思わせた。ただ、今回はもともと苦手な高重量。障害を越えられれば勝負になるだろうがここは正念場。
  6 ホクショウユウキ:古馬戦線に入ってから、かなり長期間スランプが続いたが、前走の狩勝賞では勢いのある準オープン馬相手に快勝。久々に勝ち味を覚えたか。先行力はあるので調子さえ取り戻せれば怖い存在になる。
  7 オレノココロ:強い5歳馬の一角。馬体も充実して、力そのものは年上の馬に全く引けを取らない。時々障害などでもたつくリスクはあるが、展開が落ち着きそうな今回はそれほど影響ないだろう。あとはライバルとの力関係か。
  8 ニュータカラコマ:夏の間は休養にあてていたが、復帰後最初の特別戦で快勝し、地力のあるところを見せた。その間、障害も更に上手になっていた。今回は高重量戦となり最後まで緩まず走りきれるかがポイント。
  9 コウシュハウンカイ:障害力と安定性がこの馬の売りであったが、さすがにハンデ差などに苦しんだ。それでも大崩れはしておらず、確実に人気以上に走ってくる。この馬にとって未知の高重量ではあるが、無視はできないだろう。
  10 ホリセンショウ:出走権を持っていたナナノチカラの回避で出走枠が回ってきた。とはいっても重賞は常連。年齢的な上積みは少ないが、近走も持ち前の先行力で粘り強いレースは見せている。前走の軽量戦を叩いて一変あるか。
はむ!の予想まとめ:
  最近の古馬戦線は全くの混戦状態でどこからでも狙えそうな状況。しかも先にも述べたように北見記念は結構荒れることが多く難解となっている。そんな時こそオーソドックスにいきたい。今回は勢いとハンデ面から5歳馬オレノココロが有力とみている。時々障害などでの崩れがあるのは気になるところではあるが、前走馬体をやや緩めに仕上げて、ここに照準を合わせて臨んできていると思われる。この馬を本命にすれば対抗は当然コウシュハウンカイといきたいところだが、少しジリ脚っぽいところがあり、今回は牽制しあうことが考えられる。ハンデも微妙にある。そうなると、そろそろキタノタイショウの出番はないものか。確かに障害は上がっていないけれど、そのことを意識して前半速いペースで行くことを余儀なくされている。今回はじっくり走れる850kg。落ち着いて行ければなんとかなるのでは。これを対抗に持ってきた。そしてコウシュハを3番手評価、さらに、いつかはということで前走きっかけをつかんだ昨年の2着馬ホクショウユウキを織り交ぜたい。あとはやはり前残りを狙うインフィニティーと実力馬フジダイビクトリーを3着付けくらいで押さえたい。
はむ!の馬券狙いどころ:詳細は上表
  今回はオレノココロの1着固定という強気の部分と、いつもの3頭流しという弱気の部分を同居させながら買うこととした。後は状況を見て馬複、馬単あたりを買い足すかも知れない。ワイドの方は、そろそろ来て欲しいキタノタイショウとホクショウユウキから数点。点数は多いがどれか引っかかってくれれば。

  今回の結果と回顧はレース数日以内にアップします。

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