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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年8月29日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2015】第27回はまなす賞(8/30)

はむ!のばんえい重賞予想
  今年も本当に暑い夏でした。しかし秋は北から確実にやってきていて、本州にいるとまだまだ暑いのですが、ばんえいの行われている帯広あたりでは、朝は10℃前後とかなり冷え込む日も出てきているようです。秋になればまた競馬シーズンがやってきます。(筆者の場合は1年中競馬シーズンだけど・・)JRAもまた中央場所に戻るころですが、地方競馬も秋の大レースに向け始動開始といったところです。当欄でも、なお一層ばんえいを含む地方競馬を中心に応援していきたいと思います。
  ところで、先週月曜日の帯広競馬場で恒例のJRAジョッキーDayが開かれ、今年もJRAの人気騎手らがやってきてばんえいのエキシビションレースが行われました。(詳細については公式ページなどを参照)もう第9回にもなるんですね。開催の影響でどうしても平日になってしまうのが残念ですが、ばんえいにとっても盛り上がるし、JRA騎手も楽しみにしてもらっているようだし、こういうイベントはどんどんやってもらいたいと同時に、我々本州にいる者(ナイチャー)で現場へ行けない人のために、スカパーやネットなどの中継も(インタビューなどを含め)できる限りお願いしたいものです。
  それでは、ばんえい重賞の予想です。今週は3,4歳の交流重賞はまなす賞です。


【出馬表及びはむ!の予想印】
第27回はまなす賞(BG3)
(2015年8月30日(日)20:10発走 帯広10R ダ200m 3・4歳オープン別定 )
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
テンカトウイツ 牡3 670 長澤幸 服部義 芦毛 逃
キサラキク 牝4 700 鈴木恵 金田勇 芦毛 差
  ホクショウマサル 牡4 720 阿部武 坂本東 鹿毛 差
カゲホウトウ 牡4 700 大河和 服部義 鹿毛 差
(取消) イノリノチカラ 牡3 670 工藤篤 小北栄 青毛 差
コウリキ 牡3 670 西謙一 久田守 鹿毛 追
  キンメダル 牡3 680 安部憲 小北栄 鹿毛 先
  タキニシサンデー 牝3 650 藤野俊 大橋和 芦毛 差
カイシンゲキ 牡4 700 浅田達 槻舘重 鹿毛 先
  10 アアモンドセブン 牝4 680 島津新 小林長 青毛 逃
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
  三連単 9→2,4,6→2,4,6,1,8,10 計18通り
  三連単(追加)9,2→9,2,4,6→9,2,4,6 合計12通り
  (はむ!のワイドで勝負!) ワイド 2=4,9,6,1,8,10,3 合計7点
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。
イノリノチカラ号は出走取消になりました。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
みどころ:
  ばんえいの名物重賞、はまなす賞。この時期の3,4歳世代対決戦ということで、いつもこのレースの位置づけを考察するのであるが、やはりよくわからない。今回例年より1か月開催が遅くなり、それぞれの世代重賞を1戦消化してからのレースということで、条件は揃った感はあるが、それぞれの路線がある中で各陣営がこのレースに臨んでいくのかは微妙なところがある。今回も出走権のある中では、3歳のセンゴクエース、シリウス、ホクショウキズナが回避、4歳のハクタイホウも休養中というところで、また、出走予定馬の中でも、ハンデ差などもあって無理に勝負にいかない馬もいるのではという感じがする。もっとも、そういう部分を含めて予想するのが、競馬の奥深さというものだ。楽しんで予想したい。
  過去の傾向はやはり4歳勢が強く、現在5連勝中。一方、その前の3歳馬の優勝馬を見ると後に名馬と言われるような馬の名前が並ぶ。つまり、総合的には実績のある4歳馬有利だが、強い3歳がいれば割り込む可能性は十分あるといったところか。

各馬寸評:
  1 テンカトウイツ:同世代戦では滅法強く大賞典2着に入ったが、古馬との対戦になると苦戦している。基本的には逃げ脚質だが、ペースが速すぎるとついていけないようだ。しかし障害が上手で、重量もこなせるので他馬が苦戦するようだと食い込んできそう。
  2 キサラキク:まだこのレースに出られるのかと思えるぐらいの実績馬。古馬上位との対戦でも互角に戦っており、2走前には勝利した。体格も大きく風格も出てきた。重量も得意で、ハンデ差も問題ないだろう。ただペースが速くなると慌てて障害ミスなどが時々ある。
  3 ホクショウマサル:昨年末のダービー制覇以降はハンデ差などに苦しんで結果は出せていないが、やや重量の軽い一般レースでは勝利もしており、馬体重もほぼ一定で調子そのものは悪くないようだ。あとは展開の助けが必要。後ろからの競馬になりがち。
  4 カゲホウトウ:なんといっても柏林賞の勝利は鮮やかだった。ひ弱なイメージがあったが、デビュー以来ほとんど休まず出走し、コンスタントに勝ち星を挙げている。ここ何走かは大敗が続いているが、これは急激にクラスが上がってのもの。この条件なら。
  5 イノリノチカラ(出走取消):相次ぐ回避馬が出たため繰り上がりで出走権を得た。重賞どころか特別戦も未経験。馬格があるだけに、いきなり重量を背負ってもそこそこ走れそうなイメージがあり、未知の魅力はある。しかしもう少し様子は見たい。
  6 コウリキ:一時期調子を落としていた時期もあったが、大賞典3着後は3連勝でランクもアップ。他馬の様子を見ながらついて行き、最後の切れ味で勝負する馬だ。小回りがきき、スピードで押し切る。ただ小柄なので馬体変動には注意。
  7 キンメダル:今回出場の3歳馬では賞金ランク最上位。他馬に影響されず、しっかり走りきる力は持っている。ただ、自己条件での古馬との対戦では苦戦しており、今回4歳勢の強いどころがいる中でもついていけるかどうか。先行できればチャンスも。
  8 タキニシサンデー:3歳牝馬では今回出ていないシリウスにやや差を付けられた感はあるが、安定感ではやはりこの馬だ。今回トップハンデ馬と70kg差の650kgで出られるのは華奢なこの馬にとって大きい。今回厩舎・騎手も代わり心機一転だ。
  9 カイシンゲキ:目下絶好調。柏林賞以降は7連対中だ。騎手との相性も良いようだ。この馬の数少ない弱点は障害だが、近走はしっかり対応できてきている。障害を降りれば切れ味は鋭い。相手関係的にも恵まれた。中心視か。
  10 アアモンドセブン:逃げて力を発揮する馬。柏林賞で最下位人気で2着に入ったように、うまく前に行ければかなりしぶとい。しかし出遅れるとジリ脚になる。大外枠に入り決して楽ではないが、自分のペースで行って前残りを狙う。軽馬場ならさらに良さそう。


はむ!の予想まとめ:
  一頭ずつ見てみると、重賞に出るだけあってそれぞれ力もあるし個性もある。ただ、やはりビッグネームが揃った4歳馬が実力では上か。あとはハンデ差や展開をどう見るかが予想のカギだ。
  その中で、やはりカイシンゲキは一歩抜けている。あら探しをすれば障害など気になる点もないわけではないが、近走は安定しており、若干のミスがあってもリカバリー可能だ。絶好調でAクラスの古馬勢とも勝ち負けに持ち込んでおり、今回はメンバー的にも恵まれている。思わぬ伏兵が来る可能性はあるが、軸は堅いだろう。
  逆に対抗にはいろいろ考え方がありどれを取るか難しいが、やはり4歳の実力馬からいきたい。当欄で追いかけているキサラキクは、実績は十分だ。あとはハンデ差が課題だが、700kgの重量では問題ないだろう。10着に沈んだ柏林賞は本来のこの馬の動きでなく度外視して良いだろう。あとはカゲホウトウの巻き返しもこのメンバーならあり得る。3歳勢はどれも若干力不足感はあるが、勢いが出てきたコウリキがうまく前半をさばければ食い込みも。あとは上手く逃げられればテンカトウイツの粘り込みも。

はむ!の馬券狙いどころ:詳細は上表
  カイシンゲキを頭にした場合、ある程度絞らないと配当は付かない。しかしやはりもしものことも考えて、別パターンも買いたい。そこでやっぱりキサラキク。ここでどこまで本気出すのかという気持ちはあるが、一応注目しているので、ワイドも含めて狙っていく。あとは状況を見て直前に何点か買い増すかもしれない。(但しそういうときはたいてい外すのだが)

  今回の結果回顧はレース数日以内にアップします。

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