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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年7月15日水曜日

【はむ!のばんえい重賞回顧】第23回北斗賞(2015/7/12)

  7月に入り、この夏はやや涼しいのかな?と思いきや、台風が近づいてから一気に熱風を運んできました。
  もちろん本州各地も猛暑日に近い気温になってきましたが、北斗賞が行われた12日はばんえい競馬の行われている帯広では北海道でも36度を超える猛暑となったようで、こうなると人馬ともにバテてくるかもしれません。しかし、夏はまだこれから。なんとか乗り越えていきたいものです。それでは7月12日の北斗賞の回顧をどうぞ

ばんえい重賞レース回顧
第23回北斗賞(BG3)-2015年7月12日-10R 200m直 晴 0.4%
  1着▲(7)フジダイビクトリー 2分12秒0
  2着 (6)オレノココロ
  3着 (4)インフィニティー
単勝 7 340円 三連単 7-6-4 30,780円
 ※結果は主催者のものを参照ください。 (◎○▲△等の印は、はむ!の当初予想印です。)

  旭川記念に続く古馬重賞戦線の北斗賞は、混戦ながら単勝1番人気になったフジダイビクトリーが、他馬が障害に苦しむ中、スムーズに抜け出しそのまま押し切って快勝。重賞は昨年のばんえいグランプリ以来5勝目となった。2着はオレノココロ、3着はインフィニティーだった。
  先月の旭川記念と全く同じメンバー。この日の帯広は猛暑日で馬場水分は0.4%とカラカラに乾いた馬場。ただコースは旭川記念時より若干脚抜きが良くなっていたようには思える。レースは旭川記念と似たような展開で、やはり序盤から中盤まで各馬牽制しあいほぼ横一線の展開。障害の中間地点からはいつものように先行馬のインフィニティーや障害を意識するキタノタイショウらがやや前に行く一方、旭川記念の覇者コウシュハウンカイはやや遅れ気味。しかしほとんど差はなく第2障害ではまたまた一斉スタートの様相。先に仕掛けたのは、インフィニティーとオレノココロ。しかし両者とも膝を折る。その他2,3頭が障害を仕掛けるがストップ。その間にフジダイビクトリーが障害を躓きかけながらも粘りで越えこれが先頭。膝折しかけたインフィニティーとオレノココロはすぐに立て直し、これを追う。次に最内のニュータカラコマがふた腰かかりながらようやく越える。あとの馬たちは障害で大苦戦。前との差は大きく開いた。乾きすぎた馬場で脚を滑らせている馬が多かった。そうしている間にフジダイビクトリーはマイペースでゴール地点へ、そして後続の影を踏ませることもなく快勝。2番手は障害を先に越えた3頭で追ったが、オレノココロがしっかり歩き2番手へ。前との差は開いたが2着を確保。3着争いは接戦ながらまずニュータカラコマが立ち止まり、インフィニティーが逃げ粘りを目指すがゴール直前でストップ、しかし追うニュータカラコマも脚色がなくそのままインフィニティーが3着でゴール。ニュータカラコマは最後一気に追ってきたキタノタイショウにも迫られるがなんとか4着をキープした。なお、注目されたオイドンは7着。2番人気のコウシュハウンカイは8着に終わった。

次走へのひとことメモ
  フジダイビクトリー(1着):他馬が障害でもたついていた中、ひと腰で障害を越え、あとは楽にリードを保つという、完璧なレース運びで惜敗続きを克服した。馬場状態等にかかわらず自在に動けるのが強みだ。照準は8月のBG1ばんえいグランプリだと思われるが、調子の良さで前哨戦を制した。体調も安定しており暑さも問題ないようだ。次は特別戦を挟んでそしてグランプリ連覇を目指す。この調子を維持すれば勝つ可能性はかなり高い。
  オレノココロ(2着):癖になっている障害での膝折が出て懸念されたが、他馬がもたついたこともあり、今回は早く立て直すことができた。これも積極策が功を奏したのであろう。降りてからの脚は確実なものがあり、さすがに勝った馬には届かなかったが、ハンデも背負っていたことを考えると好走だったと言える。次走は特殊条件のビッグウェイトカップを使った後、選ばれれば初のグランプリに向かうか。
  インフィニティー(3着):先行馬で、もともと障害も上手なはずだか、近走時々障害で引っかかる場面が見られる。前半はハナに出ることを意識して積極策に出ているが、その分少し障害が甘くなっているのかもしれない。それでも3着に粘るあたりは立派だ。この馬もやはりグランプリを目指したいところで、投票するファンにもアピールできているだろう。
  ニュータカラコマ(4着):当欄ではこの馬から狙ったが、今回は全体的に切れがなかった感じだ。うまくいっていた障害もふた腰以上かかって、降りてからの脚色も今ひとつだった。やはり端枠がこたえたか。ただ大崩れはしていないので、グランプリではもう一度狙えそう。できればその前の特別戦あたりで勝ち癖をつけたい。
  キタノタイショウ(5着):今回は特に苦手の障害を意識して、障害のかなり手前に止めて勢いで上がる作戦に出たが、乾いた馬場でその勢いがそがれ、また遅れてしまった。旭川記念に続く大外というのも決して有利ではなかった。ただ障害を降りてからの脚は相当なものがあり、条件さえ整えば一気に飛んでくることが考えられる。
  他では、復活が期待されたオイドン(7着)はやはり重量慣れしておらず前半から後手に回ってしまった感じだ。また、旭川記念を制したコウシュハウンカイ(8着)も今回は前半から遅れをとり、障害も苦戦とこの馬らしくない崩れ方だった。重量が軽めの特別戦で立て直しを図りたいところ。

はむ!の予想結果(>д<;)
  旭川記念の再来を狙ったが、フジダイ以外は大崩れ。そのフジダイも当欄で一押ししたときは2着以下になり、他の馬を推した時に限り1着になる。今回はいつもよりも馬券を絞ったつもりなので、目減りは少なかったが、もう少し工夫できなかったかといつも反省しきりである。次の重賞は軸がはっきりしている(予定)のでしっかり狙いを定めていきたい。

今回の結果を含む今年度の成績は次のリンク先のとおりです。
   ・はむ!のばんえい競馬ファイル(2015データ・馬券成績表)

  さて、次回ばんえいの重賞は、2週後の7月26日ばんえい大賞典(BG3)です。次回重賞の前日までにまた重賞予想を書きます。この間もできる限り何らかの記事が書けたらと思います。引き続きご愛顧ください。

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