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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年3月21日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2015】第47回ばんえい記念(3/22)

  22日はいよいよ待ちに待ったばんえい記念です。ばんえい最重量の1トンの荷物を引っ張る文字どおりの最強馬決定戦。ばん馬の関係者なら誰もがその栄光を浴びたい最高峰のレースでもあります。競馬場が最も盛り上がる日でもあり、筆者はばんえい記念の日には行ったことがありませんが、一度はこの日に訪れその雰囲気を味わいたいものです。

はむ!のばんえい重賞予想
2015年3月22日-10R 第47回ばんえい記念(BG1)(17:10発走)
【出馬表及びはむ!の予想印】
第47回農林水産大臣賞典 ばんえい記念(BG1)
(2015年3月22日(日)17:10発走 帯広10R ダ200m 4歳以上選抜定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
インフィニティー 牡9 1000 鈴木恵 金田勇 鹿毛 逃
  ホッカイヒカル 牡11 1000 阿部武 坂本東 鹿毛 差
アオノレクサス 牡9 1000 西謙一 平田義 芦毛 先
ファーストスター 牡8 1000 西将太 長部幸 鹿毛 差
フクドリ せん10 1000 安部憲 皆川公 鹿毛 先
  ニュータカラコマ 牡7 1000 藤野俊 村上慎 鹿毛 追
  トレジャーハンター 牡8 1000 浅田達 金田勇 鹿毛 先
  キタノタイショウ 牡9 1000 大河和 服部義 栗毛 差
  ホリセンショウ 牡10 1000 藤本匠 岩本利 栗毛 逃
10 フジダイビクトリー 牡7 1000 松田道 皆川公 栗毛 先
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
 三連単(2頭軸マルチ) 1=10=5,4,6 合計18通り
 三連単(追加)1→10,5,4→10,5,4,6,8,9 合計15通り
 三連単(追加2) 10→1,5→1,5,4,6 合計6通り
 応援馬券(単勝+複勝) 3,2
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  ついにばんえい記念の時期がやってきた。1000kgにもなるとごまかしのきかない力と力の勝負、まずはここに歩を進めてきた10頭すべてを最後のゴールまで応援したい。
  このレースの特徴として、一度勝った馬は連覇または複数回優勝する場合が極めて多い。スーパーペガサスは2003年から4連覇しているし、2007年から3連覇したトモエパワーなどは1年間に勝ったレースがばんえい記念のみという極端な例もある。それほどレース適性がものをいうレースだ。従って予想の際は、近走の成績や調子は参考程度で、重量適性があるかどうかの見極めが第一ファクターとなってくる。
  最内枠からでも(サカノタイソン、カネサブラックなど)大外枠からでも(スーパーペガサス2回)優勝馬が出ており、枠順の有利不利もほとんどない。雪などで馬場が極端に軽くなった場合にのみ傾向が変わることもあるが、今年は降水も少なく力のいる馬場となりそうでこれまでのデータは信頼できる。
  これらを踏まえると今年の出走馬では昨年の覇者インフィニティーただ1頭がデータ的に有利ということになるが、果たしてどのようになるか。今回はまず各馬全頭の分析から。
  1 インフィニティー:昨年に引き続き2回目の登場。ディフェンディングチャンピオン。過去の傾向のデータが後押しして、今回はおそらく1番人気になるだろう。この馬の身上は先行力と障害力、ラストの二の足も使える。最内とは言え隣が差し馬のホッカイヒカルということもあり、楽に前に行けそうか。成績も上り調子で連覇を意識して十分調整されてきている様子。最有力であることは間違いないが、もしこの馬よりも先に障害を切ってくるような馬がいれば切れ味勝負でもつれる要素もある。
  2 ホッカイヒカル:4回目の出場。いつも最後方からという特徴ある脚質の馬でおなじみの馬だが、ばんえい記念では他馬も遅いため第2障害手前までには前の馬に追いつけている。その結果過去4着2回と善戦している。今年度の前半は成績が大崩れしていたが、近走は立て直して連勝を含む好成績を上げている。ただ、中盤で脚を使うので高重量になると障害が厳しくなる可能性がある。現役ラストランとなるので悔いのないレースがしたいところ。
  3 アオノレクサス:9歳でばんえい記念初出場。白く輝く芦毛の馬体はばんえい記念に彩りを添える。先行馬ながらいつも最後にバテる展開が多いことから、1000kgはさすがに厳しいのではという見方が強いが、先行力が抜群で、障害を持ち前の柔軟な脚捌きで早めにクリアできれば、最後の直線はきつくなったとしても、他馬も苦しくなり脚色が同じになって、その分逃げ粘るといったような場面も考えられる。
  4 ファーストスター:2回目の出場。昨年のばんえい記念で7着以来、今シーズンはここまで未勝利と調子が上がっていない。それでも果敢にここに挑戦してきたということは、この馬の一発に期待しているからであろう。昨年のレースでも見せ場は作っているし、近走は意識して後ろから行くレース展開でベストポジションを探っているようにも感じる。ばんえい記念初挑戦の西将太ジョッキーの思い切った騎乗にも期待。
  5 フクドリ:3回目の出場、元々は軽馬場のスピードレースを得意にしていたが、昨年のこのレースで2着に入ってからは、重量適性を見せ、今年度は北見記念、帯広記念と高重量の重賞を勝利。しかしそれ以外のレースは着外が多く極端な成績となっている。じっくり構えてから抜群の障害力を生かし粘り込むという展開が型にはまってきており、近走の成績が悪くても調子を崩しているわけではない。今回は中枠でかつ両隣もガツガツ行くタイプではないので好ポジションがとれそうだ。
  6 ニュータカラコマ:2回目の出場。重賞常連のこの馬も7歳になった。昨年は2番人気に推されながら4着という結果だった。これまで切れ味一辺倒のイメージがあったが、このあたりから、障害に力を入れて取り組んだようで、苦手な障害を克服し、先行して粘り込むというレースも時折見せている。今回はどのように障害にチャレンジしていくかが見ものだが、そこで力を使いすぎるとスタミナ切れする心配もある。
  7 トレジャーハンター:初出場。この馬が初めてのばんえい記念というのも不思議な感じがする。基本はスピードタイプで、2回出場した帯広記念が10着、9着となるなど高重量戦ではあまり好成績を上げていない。過去データからすれば静観が妥当だが、先行力があり障害も上手なので、昨年のフクドリのように最重量戦で逆に大化けするような可能性もないわけではない。昨年の覇者浅田騎手が今回はこの馬で騎手としての連覇を目指す。
  8 キタノタイショウ:3回目の出場。ばんえいの大将と期待されてきた馬ももう9歳。このあたりで勝って大物ぶりを見せたいところだが、どうしても障害が苦手で伸び悩んでいる。一旦障害を越えれれば降りてからのスピードは抜群だが、そこは1000kgのばんえい記念。やはり勝つためには障害への一工夫が必須である。イレネー記念馬はばんえい記念馬になれないというジンクスに挑戦。
  9 ホリセンショウ:2回目の出場。昨年度は帯広記念優勝のあと、ばんえい記念でも3着と好走している。その後は今年度1勝のみで、大敗はしないものの勝ちきれずにいる。元々スピードが身上の馬で、先行力は他の馬にも全く引けを取らない。切れる脚がないので、競りかけられると下がっていくように見えるが、最後までしっかり走りきる力は持っている。スンナリ前に行ければ逃げ粘りもあり得るか。
  10 フジダイビクトリー:初出場。実は当欄では当初この馬を本命に考えていた。昨年度はグランプリ勝ちなどで好成績を上げた後は、ハンデ差に苦しんだが、重量戦の帯広記念ではトップハンデ920kgで3着に入るなど調子は上々で重量への対応も問題なさそうだ。今回ばんえい記念初挑戦であるがその分未知の魅力もある。大外に入ったのが唯一不安点か。先行タイプではあるが無理してガツガツ行かず、後半力を残しておくような展開でいくか。

  まとめ:一頭ずつ挙げるとどの馬にもチャンスがあるように見える。やはり重量適性とあとは展開か。先行したい馬が多く、第2障害以降のサバイバル戦になりそうだ。このように整理するとやはりインフィニティーの連覇が最も有力で、馬券的には安いが◎としたい。相手は逆の端枠に入ったフジダイビクトリーが軸か。そして昨年2着のフクドリも重量戦に自信を付けており、押さえておきたい。ただ、昨今の古馬戦線は常に大荒れということを勘案して、穴狙いとしてファーストスターの突っ込みに注目したい。ニュータカラコマキタノタイショウのイレネー記念馬2頭はそのジンクスを信じて3着付けまで。それなら芦毛のアオノレクサスとラストランのホッカイヒカルの応援馬券でも買ってゆっくり観戦したいところだろう。
  はむ!の馬券買い目は上表のとおり。一応インフィニティー、フジダイビクトリーから。但し、お祭りだし負けてもレース自体を楽しめる買い方をしたい。資金は当日の他のレースに振り分けようと考えている。

  今回の結果回顧は終了後数日以内にアップしたいと思います。また,後ほどばんえい記念当日の他のレース予想をアップします。

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