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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2015年3月7日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2015】第46回イレネー記念(3/8)

  春が近づいてきて、中央競馬も今週は弥生賞やチューリップ賞(ブチコが話題)などクラシックの足音が聞こえてくる時期になってきましたが、ばんえいの方も徐々に盛り上がってきました。今週は大一番・イレネー記念(BG1)があります。明け3歳の最強馬決定戦として毎年注目されていますが、今年はずば抜けて強い馬が一頭おり、各方面からの注目が集まりそうです。果たしてどのような展開になるのでしょう。

はむ!のばんえい重賞予想
2015年3月8日-10R 第46回イレネー記念(BG1)(18:10発走)

【出馬表及びはむ!の予想印】
第46回イレネー記念(BG1)
(2015年3月8日(日)18:10発走 帯広10R ダ200m 3歳オープン定量)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
  サカノメイホウ 牝3 670 工藤篤 村上慎 栗毛 差 
父ウンカイ
母 ソウヤミサキ
センゴクエース 牡3 690 鈴木恵 槻舘重 鹿毛 逃 
父ウンカイ
母サダエリコ
  ホクセイボス 牡3 690 阿部武 皆川公 芦毛 差 
父カツテンリュウ
母 金勝
ホクショウキズナ 牡3 690 松田道 槻舘重 鹿毛 逃 
父ハイパービート
母ラッキヒメ
  キンメダル 牡3 690 安部憲 小北栄 鹿毛 先 
父タワイサミ
母エビスメガミ
コウシュハスパーク 牡3 690 藤本匠 皆川公 栗毛 差 
父タカラボーイ
母 福姫
タキニシサンデー 牝3 670 西将太 西康幸 芦毛 先 
父グレートサンデー
母 敬姫
メムロコマチ 牝3 670 西謙一 西弘美 栗毛 追 
父ニシキロード
母ダイヤコウヒメ
  テンカトウイツ 牡3 690 長澤幸 服部義 芦毛 先 
父バンゼン
母ミラクルシュート
  10 エーチャン 牡3 690 大河和 谷あゆ 鹿毛 差 
父サカノリキマル
母 光栄
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
 馬複 BOX 2,4,6 3通り
 三連単 2→4,6→4,6,7,8,5 8通り(厚め)
 三連単(追加) 4→2→6,7,8,5 4通り
 三連複 4=6,7=6,7,8 4通り
 単勝 4
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
イレネー像(帯広競馬場)
  ばんえいで唯一過去の顕著馬の名を冠した重賞競走。ばんえいの礎ともなった大種牡馬イレネーを記念して創設されたレースだ。明け3歳の最強馬決定戦で、位置づけとしてはクラシック級。ばんえいの競走馬としてデビューした馬はまずこのレースを目指す。
  このレースにまつわるエピソードとして特筆すべきは、イレネー記念を勝った馬は古馬最大レースであるばんえい記念を勝てないというジンクスであろう。長い歴史の中で両方を制したのは1985年のニューフロンテヤただ1頭となっており、(それも馬場水分7%という超軽馬場のものであり、例外の範疇)他のどんな名馬でも両方を制した馬はいない。ばんえいの七不思議?の一つとなっている。
  これは、ばんえい記念が1トンを引っ張れるような馬の体力や能力が問われるのに対し、イレネー記念は成長度合いやスピード、障害力、勝負根性など競走馬としてのセンスが長けた馬が勝つということであろうか。実際の根拠は不明だ。
  いずれにせよ各馬初めての重量。定量戦なので堅めではあるが小波乱もあるというのがこのレースの特色であろう。(現在2番人気の馬が4連覇中、過去7年で6回が2番人気の馬という不思議な現象が起きている。)
  そんな中、これまで重賞2勝を含む8戦8勝のセンゴクエース、昨年暮れのヤングチャンピオンシップ優勝以来、完全休養で3か月ぶりの登場というJRAのサラブレッド並みのローテーションで満を持して登場してきた。。ぶっつけということにはなるが、もちろんここを照準に稽古を積んできていることであろう。仕上がり具合は当日の馬体重やパドックの様子にも注目したい。展開は逃げの脚質という訳ではないが、相対的な力が違うため押し出されるように前に行くのではないか。抜けた存在であることには間違いがないが、あえて死角を探すとすれば第2障害だろう。前々走では障害で引っかかり最後は後ろの馬に詰められたという展開もあり、ここをどう見るか。
  絶対的なセンゴクエースの力は認めざるを得ない。なんとかこれに土を付けるような馬を探したいというのが人情であるが、力で逆転するような状況は難しい。しかし競馬は絶対ではないので、先に述べた2番人気にも期待したい。
  2番人気候補のno.1はやはり1着7回2着10回のホクショウキズナということになるだろう。先行力がありスタミナも十分、前走の粘りの走りをみると調子も上がってきており、センゴクエース以外の馬相手なら最有力は間違いない。しかしセンゴクエースとの対決になったとき、これを負かしに行こうとして自滅してしまうことがある。また、軽馬場になると先行力が相殺され他馬に逃げられてしまうような展開が見られる。今回は重量もあるので、センゴクエースを深追いせずじっくり自分のペースで走れれば、勝機が転がってくることもあるかも知れない。
  ゆったりしたペースになった時狙ってみたいのがコウシュハスパークだ。重賞はナナカマド賞の5着のみ、一般戦でも大負けすることもあり当てにできない部分はあるが、切れ味はメンバー中1,2を争う。障害をうまくまとめた上で、最後もつれるような展開になると追い込みが決まるかもしれない。
  イレネー記念の牝馬優勝は15年前の1999年のアーティーガールまでさかのぼるが、昨年はキサラキクが勝利寸前までいくなど大きな力の差がない。本命の相手方にはなり得るだろう。その中でタキニシサンデーは黒ユリ賞1番人気ながら、この時は消耗戦になってしまい3着に終わったがこの時の重量経験は生きるであろう。先行力は持っているので意外に粘れるのではないか。
  もう一頭牝馬で黒ユリ賞2着のメムロコマチもおもしろい。当欄ではこの馬に印を打つことが多いように一発の期待がある。初重量もむしろこの馬の切れ味を見せるチャンスかも知れない。3着付け狙いには。
  キンメダルもこれまで既に8勝し、ホクショウキズナと互角の争いをするなど実力のある馬ではあるが、前走の競り合いで敗れたようにこの馬はもう少し軽いレースで力を出せるタイプか。
  その他ではナナカマド賞2着で先行力のあるテンカトウイツ、前走A-2の熾烈な出走権争いを勝ったエーチャン、粘りのある足取りを見せる牝馬サカノメイホウ、シリウスの回避で最後の一枚の切符が転がり込んだホクセイボスらがおり、それぞれ個性派で虎視眈々と上位を伺っているが、馬券的には手を回しづらく好みに応じて3着付けの押さえくらいまでか。
  はむ!の馬券買い目は上表のとおり。大本命センゴクエースを頭にする限り馬券点数は絞らざるを得ない。相手はやはりホクショウキズナか。ヒモ穴狙いの人々が多ければ他に手を回してオッズが上がるといいのだが。
  それぜもなんらかのアクシデントが?ということを期待してしまうのが穴党の宿命。そしてさらに痛い目にあうのも定番。しかしやっぱり少しだけは遊びたい。ということでホクショウキズナの頭をちょっとだけヨ。

  イレネー記念の結果・馬券成績は、2014成績表にアップするとともに、当欄でも回顧したいと思います。

  さて、次回ばんえい重賞は3月重賞第3弾は3月15日、ポプラ賞(BG3)です。予想のブログは重賞の前日までには更新する予定です。またその間できる限りコラムなども挟んでいきたいと思います。

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