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 こんにちは!Hamu's Sidewalk Cafeのマスター・はむ!です。
 この第2ブログでは、ばんえい競馬を中心に地方競馬などスポーツ一般中心について語ります。

2014年12月27日土曜日

【はむ!のばんえい競馬重賞予想2014】第16回ヤングチャンピオンシップ(12/28)

  一般の競馬では、JRAは有馬記念、地方競馬では東京大賞典などがあっていよいよクライマックスですが、ばんえいの方は年末から年始にかけての重賞シリーズです。この期間はコラムなどをやってる暇はないけれど、予想は頑張りますので、お楽しみに。まずは12月28日に行われる2歳重賞ヤングチャンピオンシップの予想から。

はむ!のばんえい重賞予想
2014年12月28日-10R 第16回ヤングチャンピオンシップ(BG2)(17:20発走)
【出馬表及びはむ!の予想印】
第16回ヤングチャンピオンシップ(BG2)
(2014年12月28日(日)17:20発走 帯広10R ダ200m 2歳産駒特別選抜別定)
はむ
予想

  馬     名 性齢 負担
重量
騎手 調教師 備 考
(展開目安)
▲  コウリキ 牡2 600 澁谷益 長部幸 鹿毛 差 釧路1着
  シリウス 牝2 570 浅田達 長部幸 鹿毛 先 北見2着
  ワタシハサクランボ 牝2 580 大口泰 皆川公 青毛 差 十勝2着
センゴクエース 牡2 610 鈴木恵 槻舘重 鹿毛 先 北見1着
  イワキテンショウリ 牡2 590 島津新 小林勝 鹿毛 差 北央2着
  サカノメイホウ 牝2 570 工藤篤 村上慎 栗毛 差 北央1着
キンメダル 牡2 600 安部憲 小北栄 鹿毛 先 南北1着
ホクショウキズナ 牡2 600 松田道 槻舘重 鹿毛 先 南北2着
  テンカトウイツ 牡2 600 長澤幸 服部義 芦毛 逃 釧路2着
10 メムロコマチ 牝2 570 西謙一 西弘美 栗毛 追 十勝1着
【はむ!の買い目】(=は裏表、→は一方のみ)
 三連複 4=8,1,7=8,1,7,10 6点
 三連単 4→8,1→8,1,7,10,9,6,3 合計12点
 馬複(BOX) 8,1,7,10 合計6点
 ※出走馬等の正確なデータは主催者のものを参照ください。

【はむ!の見解】(個人的見解です。)
  このレースの説明は毎年繰り返しになるが(馬の生産地を5地区(十勝、北見、釧路、北央、南北海道)に分けてそれぞれの出身ごとに予選を行い、各レースの2着までに入った馬が出走できる。いわゆる「ばんえい甲子園」と言われる。)、ばんえいならではの特殊条件のレースである。各地区の代表だから結果的には上位の馬が出ることが多いが、時々予選で番狂わせがあって出走権を取る馬がいたり、トップ馬でも出走権を逃す場合がある。ただ今回は10月の2歳受賞第一弾ナナカマド賞の1~4着は出場しており、真の実力勝負になりそうだ。ただ勝ち込んでいる馬にはハンデがあり、暮れの時期の軽い馬場状態も相まって混戦になることが多い。
  過去の傾向では牡馬が10連覇中。そして特筆すべきはサウスポーの大口騎手がこのレースに強く、過去5勝しており、最近でも昨年(ブラックニセイ)、一昨年(ソウクンボーイ)と人気薄の馬で2連覇中だ。今回大口騎手は牝馬のワタシハサクランボに騎乗するので、前者と後者は矛盾するがどうか。
  今年の場合は、1頭力の抜けている馬がいる。ここまで7戦無敗のセンゴクエース(北見産駒)だ。馬体重も前走時で1050kg台と完成されており、絶対的なパワーが他馬と違う。これだけ勝ち込んでいると出走するレースを絞って調整できるのも強みだ。近走は他馬に差を詰められているように見えるが、余裕を持って走っており、他馬とは着差以上の力の差がある。4.8秒差まで詰められた前走は最内で走りにくい上にトップハンデと悪条件が重なった。それでも勝ちきるあたりこの馬の強さが見られる。重量加増はむしろ歓迎ではないか。唯一心配があるとすれば障害でややふらつく場面が見られるので、焦るような展開になれば波乱もあり得るかもしれない。重量加増については落ち着いて走れるという意味ではむしろ歓迎ではないか。いずれにせよこの馬が中心であることは不動。
  軸は堅いが、2着以降は逆に難解である。本欄では、ここにきて復調傾向にあるホクショウキズナを対抗に推したい。ナナカマド賞のころは一時期崩れかけていたが、ペース配分などが修正されたのか近走は安定した走りを見せている。やや詰めが甘いのは気になるが障害は上手なので、斤量が加増しても問題はないだろう。他馬との比較という意味でもこの馬の力は上位であることは違いない。ただセンゴクエースまではまだ少し差があるか。
  一発という意味ではコウリキもおもしろい存在だ。釧路産駒特別では接戦を制し、その後のA-1レースではセンゴクエースに迫った。脚質的には自在といってもよく、レース展開にあわせた走りができる。前走は完全に障害で引っかかってしまい大崩れしたが、立て直してこれるだろう。今回、前走と同じ最内枠に入り、この枠では過去に大敗しているというデータは気になるが、1枠で勝ったこともあり、展開の落ち着く今回はある程度戦えるだろう。
  南北海道産駒特別でホクショウキズナを差しきって勝ったキンメダルも怖い存在だ。A-1クラスで3連勝しているほか、特別戦(青雲賞)でも2着に食い込んでいる。賞金ランクの関係でナナカマド賞に出場できなかったことが、逆に未知の魅力を生んでいるとも言える。ただ、ここ2走の調子が落ちているのが割り引き材料で評価を落とした。
  データ的に不利な牝馬勢だが、なかなかの粒ぞろいである。人気はナナカマド賞3着のワタシハサクランボだろうが、当欄では十勝産駒特別でこれを直線一気で差しきったメムロコマチの一発に注目したい。大外枠は決して条件が良いとは言いがたく、障害も苦手なのでほとんどアテにはできないが、逆に嵌れば番狂わせを起こす魅力を秘めている。地元で元々は強い十勝産駒。今年は例年より成績が芳しくないが、このあたりで巻き返しの期待もある。
  印がまわらなかったが、もう一頭注目するならナナカマド賞2着のテンカトウイツだろう。気持ちよく前に行ければ、意外に終いの脚もしっかりしているので、粘り込みがあるか。崩れは少ないが、勝負にもつれ込むと足りない部分が出るかも。
  牝馬ワタシハサクランボも印が回らなかった一頭だ。前述の大口騎手が騎乗。この馬自身も上位で安定した走りができており見捨てるわけにはいかないが、少し決め手に欠ける部分がある。牝馬の中では10kg重くなり一気の重量加増も気になるところ。それなら、同じ牝馬で北央産駒特別を勝ったサカノメイホウの方が、抜け出してから意外に粘るかもしれない。4勝で着外3回という極端な成績も一発の魅力があるということだろう。また、北見産駒でセンゴクエースに続く成績を上げているシリウスも切れ味があり、これらも3着付けくらいなら十分あり得るだろう。
  あとは、イワキテンショウリが北央産駒特別2着で切符をつかんだが、クラス的にもタイム的にも若干見劣りするのは仕方のないところ。ついて行くのが精一杯だろう。

  はむ!の馬券買い目は上表のとおり。今回もセンゴクエース軸で絞っていいだろう。一本かぶりしている場合は三連単より三連複の方が効果的だ。しかし本命サイドだと馬券的にはおもしろくないのでもしもの時の馬複を混ぜてみた。そろそろ当てたいところ。(前回馬番を間違えたりしたので気をつけなければ。)

  今回の結果回顧はレース後速やかに(2,3日以内を目標)にアップしたいと思います。

  さて、次回はいよいよ年明け1月2日の帯広記念(BG1)。待ちに待った全国発売の日です。前後2~3レースも全国で買えそうなので、それらを含めて当欄で予想できたらと思っています。1月1日の早めにアップできればと思っています。

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